暑気払いに日本酒ドリンク+甘酒ブラマンジェ [日本酒]

いよいよ宮城も梅雨入り宣言[雨] 同時に食中毒に気を付ける季節となった。

過日、高知に住む筆者の親戚から青梅が大量に送られた。 普通なら、ここは「梅酒」を考えるがホワイトリカーで作るあの梅酒がちと苦手な我が家、梅を煮詰めたシロップを作って希釈して飲んでいる。 ノンアルなので、いろんな飲物と割って飲むこともできる。 もちろん、日本酒も…[決定]

ここは暑気祓いに炭酸水で割りたい。 甘いだけのドリンクよりお酒は本醸造のようなピリッと感があっても楽しい。 さ~どうやって頂こうか。 まずは冷蔵庫にあった硬度1400のドイツ産炭酸水:梅シロップ:日輪田を2:1:1で割ってみた。―苦~い![ふらふら] 水の硬度は中に含まれるミネラル分で決まるので、マグネシウム(苦味)が多い炭酸水では無理があったか。 ここは炭酸水でも、クラブソーダや、軟水のミネラルウォーターを買う必要がある。 ついでに本醸造も。

近くの酒のや〇やで入手のフランス産炭酸水「オジュ」。 硬度は167。 よしよし・・ お酒は一ノ蔵の無鑑査にしたかったが、小さい瓶で試すのにいまが旬の生酒「ひゃっこい」を購入。 本醸なのに、コメの旨味が活きて深いのは一ノ蔵の特徴。 これを1:1:2で割った。 「薄いなっ!」 お酒を2ぐらいにしてもよい・・・と自分好みの黄金律を探すのがまた楽しいひと時である[るんるん] 結局梅シロ:酒:水で1:2:2で落ち着いた。 お酒とシロップの種類を変えてもいけるね。 生姜を使ったら、まさに「ジンジャーエール」だよ!

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今回は末に梅シロップと甘酒で作ったブラマンジェのレシピを載せる。 Blanc Manger 白い食べ物―そのまんまじゃ~! もともとはアーモンドを砕いたものからアーモンドミルクを抽出して牛乳や砂糖を加えて固める冷菓だが、粒々の入った甘酒でいつかブラマンジェを作りたかった。 冷蔵庫には生クリームが待機。 あとは一ノ蔵のあま酒をGet~といきたいとこだが、なじみの酒屋にはおいていない。

1件目、「なづになっと、みんなのまねっちゃわ? んだがら売ってないんだ~(訳:夏になるとみんな飲まなくなるので売っていないよ)」そんな~!! 他においているところもないだろう、と言われたが2件目の酒屋に寄ってみた。 やはりない。[もうやだ~(悲しい顔)] 代わりに勧められたのが天賞のあまさけ。 天賞は前は仙台の酒蔵だったが、現在のオーナーは加美町の「天上夢幻」のお酒で知られる中勇酒造さん。 一ノ蔵と違って瓶入り。 どろっと濃いので振って分離したのを撹拌した。 粒も大き目である。 値段も高いので期待して購入。

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さっそく、ブラマンジェ作りに取り掛かる…といってもものすごく簡単なのであっという間にできるのさ~[るんるん]

固まるのを待って明日が楽しみ~。

ここで、梅シロップのレシピ~
①青梅は洗ってへたを串で取り、串で穴を数か所開ける。
②冷凍庫で1晩凍らす。(皮を柔らかくするため)
③冷凍庫から取り出した梅1キロに対し上白糖(できればグラニュー糖)700gをなべに入れ梅と砂糖が溶けたら火にかける。
④煮立ってきたらあくを取り、一煮立ちしたところで火を止める。
⑤煮沸消毒した瓶に梅とシロップを入れて熱が取れたらふたをして保管する。

こちら東北は寒いので砂糖は控えめにしても持つ。 心配な向きは砂糖を1キロにして作るのをおススメする。

お次、甘酒ブラマンジェ
①粉ゼラチン5gを25ccの水に入れてふやかす。
②甘酒150ccに砂糖を30~40g加減して加え、火にかけて溶かす。 焦がさぬこと!
  注:のちの試食で甘酒でかなり甘かったのでこの工程は甘酒を温めるだけでもよい。
③火を止めてふやかしたゼラチンを入れて溶かす。
④粗熱が取れたら、生クリーム200ccを入れて混ぜる。
⑤型に流し込み、冷蔵庫で冷やし固める。   これだけ。 まぁ~簡単!

利き猪口に流し込み酒好きをアピールしてみた[わーい(嬉しい顔)] 
ちょっとシロップが欲しいので、明日日本酒のシロップを作ろう…

さて、翌日。 ブラマンジェはうまく固まった。 萩の鶴の利き猪口に流したのとは別に普通のタッパーに流し込んだもので味を見る。 ミルキーでウマ~[黒ハート]
天賞のあまさけは粒が大きいので下に沈んでまるでライスプリンのようである。 舌ですっと溶けるので邪魔にならない。 欲を出して日本酒シロップを作ったが、あとで日本酒党の筆者にはガムシロの甘さがきつい。 酒をそのままかけてもイケそうである。 アルコール分を飛ばしたくなくてガムシロに日本酒を混ぜただけにした。 アクセントでここは本醸造のひゃっこいを選ぶ。 発泡清酒や酸味の強い酒でもおいしいだろう。 もちろん、アルコールが苦手な向きはフルーツソースや、果物をトッピングしてもおしゃれな一品となる。
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なんておいし~のかしらん[ハートたち(複数ハート)]、と自画自賛して利き猪口の菓子を完食してしまった!
ひとつの蔵で揃えたかったが、写真でご覧のように萩の鶴、一ノ蔵とばらばら。 おまけに材料は天賞の甘酒。(^_^;)

最後に、以前にも紹介したと思うが一ノ蔵生酒ひゃっこい本醸造のプロフ:精米歩合65% 日本酒度+4~+6 涼やかタイプ、とあるが他の本醸造生酒よりしっかりしたコメの旨味が活きている。 ちなみに特別純米酒バージョンもあり。 こちらは日本酒度が+1~+3で辛みがややマイルド。

甘酒を販売している「天上夢幻」の中勇酒造さんのサイトはコチラをクリック

これから暑くなる時期、みなさんも甘酒でお体お大事にされたし!

文責:shimainko



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こんなお酒を飲んだ~「日輪田 純米原酒 超速火入」+七ヶ浜夏グルメいろいろの巻 [日本酒]

梅雨の時期に入り、なんとなくうっとおしい今日この頃。[霧] 「何を話題にしようか」と日々を過ごすうち、前月の宮寒梅の鶯咲ははい終わり! お酒を飲まない日が続いた。[右斜め下] 

お金のないときは輸入白ワインに走る私だが、ここは散財をしてはならない。 きっとあっと驚く酒が私を待っているであろう。[soon]

土曜の出番の仕事帰りの気楽さもあり、足はなじみの酒屋に向かう[ダッシュ(走り出すさま)] 

実は夏酒のラインナップが各社お揃い~の情報を得て気になって飲みたいお酒が3~4本。 冷蔵ケースをのぞくと夏の花がそこにあった。

「向日葵」 冷蔵ケースの中に咲き誇っているよ。[かわいい]  その正体は萩野酒造さんの「日輪田 純米原酒 超速火入」 隣には去年「日本酒セミナー」で飲んだ「純米吟醸 別仕込み」のねこが自堕落そうにねっころがっている。(しゃれではない)[猫]

さて、この向日葵、純米吟醸よりも値段高いよ。 この「花」のお酒は去年は違う花だった。呑みたいと思っていたが入手できなかったので、今回はデザインの大胆さとキレイさでこれにきまり[exclamation]

♪ひ・ま・わ・り・みた~いな~さ~ざえさん!♪ メロディーが頭の中を駆け巡り、むんずと瓶をつかんで会計に向かった。

このお酒、名前に聞き覚えがあると思ったら、去年東京の酒友への土産に同じ名前のお酒を買っていた。 味が気になっていたがラベルのデザインも違うし、忘れていた。 

家に帰り、本物の向日葵と写真を撮ろうと庭に行ったが、まだ向日葵の時期ではない。 かわりに畑のサニーレタスで演出。 暗くて夜っぽい・・・
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次の夏酒を買うまでしばらくはこのお酒とお付き合い。 連日どんな食材が合うか楽しみながら飲んでいる[るんるん] おりしも、七ヶ浜は夏の魚がおいしい季節。 身がぷっくりと膨れたあさりを始め、ヒラメやカレイの季節である。 ある日刺し網に引っかかったという1mほどのヒラメをもらい、卸して一日目はあら汁、2日目は刺身とムニエルで舌鼓。 魚はあまり活きが良すぎると刺身が「ごきごき」と固いのだそうだ。 一日置いてから料理する、というのが元漁師の父流の考え。
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早速、超速火入と合わせる。 魚はどれもきりっと辛い。 あさりはアミノ酸を豊富に含むせいか、辛さの中に旨味がのこり、忘れられない味。 逆に、生筍の炒め物はほんのり甘くなった。 やっぱり、山の酒だから? 私は甘いのが好み。 思わず箸が進んだ。[黒ハート]

さてこのお酒、「発酵中に生じた炭酸ガスを含めたまま搾ってすぐに瓶詰め・瓶火入れをしたお酒です。そのため炭酸ガスが抜けずに含有しややオリが絡んでいます…」(ラベル説明より抜粋)  ん~確かにピリピリきておいしい ちょっと甘めのお酒が食材によって味が変わるのは面白~い。

次は何で飲もうか、思案中である。

最後にお酒のプロフィール。 
日輪田 純米原酒 超速火入 山田錦100%使用 精米歩合60% アル:17% 日本酒度:-1

今度は何を飲もうかなぁ~[るんるん]

文責:shimainko
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通な酒屋さんの巻 [日本酒]

前回のネタから前後するが、愛好会「観桜会」の前に仙台にお出かけ。[車(セダン)] 会が始まる前に気になる店に寄ってみた。

「酒のかわしま」 去年の秋に「仙台日本酒フェスト2012」を主催した酒屋さんである。 あの時はあまりにも多すぎる種類の日本酒を飲みきれなかった(以前の記事を参照されたし) (;O;) 
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お店の場所は東仙台。 普段は来るのことないエリア。 車の中には、仕事先の方から頂いた7年寝かせた白ワイン。 しかし、いろいろ変わった日本酒が置いてあるだろうと、愛好会の面々と楽しく飲みたい気持ちがあった。 (お酒は「楽しく」だよ

どうせ今日の帰りは代行だ。 この酒屋も最寄駅(東仙台駅)からは遠い。 車の利用が必須である。[車(セダン)]

店内に入ると、おぉっ!! それぞれの蔵元の前掛けが冷蔵庫の上にディスプレイされている。 おいているお酒も去年のイベントで登場した蔵の酒を中心に通の中の通というラインナップである。
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さ~ ど・れ・に・し・よ・う・か・な!? しばらく店内をぐるぐる回った末、「竹雀」を手に取った。(詳細プロフは前回の記事で) ここは思いっきり自分の趣味に走ってしまったが、会では最後に開けた瓶だが一滴も残ってないぞ! 

「かわしま」さんの店員の方に「写真を撮ってもよいか」と聞いたら快く応じてくれた。 「ワインセラーもどうぞ」[バー]といわれたが、当方すでに日本酒のことで頭がいっぱいなので見てこなかった。(欲しくなっちゃうしね)

帰りに礼を言って「観桜会」の会場、多賀城へ一路向かった。[soon] 帰りがけ、入り口近くにおちょこがインテリアっぽくディスプレイされていた。 あ~これも写真に撮ればよかったね。

「酒のかわしま」さん詳細については、こちらを参照されたし

文責:shimainko
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「2013年観桜会」(総会)~今年も花より団子 [日本酒]

未だ天気は安定しないが、宮城の遅い桜がやっと咲いた。[かわいい] この時期は愛好会の総会が行われる。 題して「観桜会」 花がたとえあろうと目の前の「団子」がより魅力的な我らにとって桜があろうがなかろうが一向に差し障りがない!

場所は多賀城駅徒歩5分のところにある、「鳥善」。 以前、「日本のお酒講座」最終回打ち上げで会場になったところ。 あの時はまだ震災前で店の目印は大きな水車であった。

被災したもののリニューアルしてパワーアップとなった。

今回は事務局長のK氏が世嬉の一の純米を一升瓶で用意、また顧問の浅沼先生がお酒を見繕い、会員も差し入れに持ち寄り、豪華なラインナップとなった。
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日本酒の会だからと言ってもただの飲み会ではない。 ちゃんと会の方針確認、活動報告、会計報告などもするのだよ。 今年度は、ますますパワーアップして初冬の蔵めぐりツアーには一般参加も受け付けることになったので、詳細がわかり次第お伝えしたい。 こうご期待。

鳥善の料理は三陸の海の幸。 会員一同目の前の酒の試飲で刺身の写真しかとってないわ…(^_^;)
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利き酒シートも用意され本格的。
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さて、お酒のラインナップ紹介。
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出羽桜 吟醸無濾過生原酒 (アル:17-18% 日本酒度+4 酸度1.4 原料米:出羽燦々 精米歩合:50%)
多賀城市とは縁のある蔵。 多賀城市のササニシキを使って「多賀城桜」という酒が造られている。

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蒼天伝(本醸造) (宮城県産蔵の華100%使用 アル:15% 精米歩合60% 日本酒度+4 酸度1.5)
きりっとした口当たり。 ここの杜氏さんは一ノ蔵とも縁があるみたいだ。

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3.11 一ノ蔵未来へつなぐバトン(純米生原酒) (JAS有機認定米ササニシキ100% 精米歩合60% アル:17%)
去年から20歳までの子どもたちを支援する「ハタチ基金」に売り上げの全額を寄付するという、この「バトン」は一ノ蔵の新しい看板酒か。

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獺祭(純米大吟醸50) 山田錦50% お酒の雑誌などで何かと有名な「獺祭」。 値段を見てびっくり!四合瓶で1490円!!

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萩の鶴(純米吟醸) 美山錦100% 精米歩合50% アル15%  昨年お邪魔した萩野酒造さんのお酒。 独特の酸味が特徴だが、この純吟はすっきりした味。

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河津桜酵母仕込亮(純米) アル:16-17% 精米歩合55% 河津桜の花びらからとった酵母で醸したお酒。 今回登場酒は昨年のひやおろしを浅沼先生が冷凍保存しておいたという、贅沢な一品。 ひやおろし自体は450本限定とかでこちらも貴重。

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会津の八重(吟醸) アル:14% 日本酒度:+2.0 酸度:0.9
ドラマの名前のあやかり商品? さらっとした口当たりは「初心者さん向けだね」と会員の評。

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世嬉の一 純米酒搾りたて原酒 精米歩合:60% アル18.5% 日本酒度:-1.5
事務局長から早い段階で知らされた登場酒。 濃いしっかりした味に、ついついおかわり。 飲みすぎに注意!

次は会員提供の酒:
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竹雀 木槽袋搾り 山廃純米無濾過生原酒 山田錦30% 五百万石70%使用 精米歩合60% アル:17-18% 日本酒度+3 酸度2.2
山廃の生に味を占めた会員が仙台の地酒専門店、「酒のかわしま」さんでピンときた酒。 木槽袋搾り―昨年の蔵めぐりで月の輪さんのお酒で木製の船の中にいくつもの袋入りの醪。 これを思い出した。 さぞかしうまかろう。 日輪田の山廃純生とはまた違った趣でさらっとしているが、残り香でふわっと山廃の香り。 やっぱりハズレなしだわ。

他に写真を撮ろうとしたときはすでに飲んで遅かった、会津の八重と同じ酒蔵で作った「笹の川黒蔵だしにごり酒」 アル16% 竹炭入り!(酒の集合写真の左側の酒)
フランスの7年寝かせた白ワイン、ジョルジュ・デュブッフ マコン・ヴィラージュ2006、(保管していた酒屋が津波にあい、波の中に浮かんでいたのを拾い上げたというワイン。 ラベルはなく、色はもはやブランデーの色! 会員の知り合いからの提供)

以上のようにどれも個性派ぞろいの品々に酔いしれて会が終わるまで一滴残らず空けてしまった! 浅沼先生いわく、「恐るべき」面々となった。 14名参加したので1人当たり約4合瓶の量を飲んだ計算になる(世嬉の一は1升瓶) ちゃんとやわらぎ水を飲んだので肝臓のケアは大丈夫?である。 

今年度も「飲んで」宮城のおいしいものを紹介していくのでこうご期待![グッド(上向き矢印)] 

最後に各蔵元と会場のリンクを貼ったので詳細は名前をクリック。
鳥善  
出羽桜  
蒼天伝
一ノ蔵  
獺祭  
萩の鶴
  
会津の八重  
世嬉の一  
竹雀  
ジョルジュ・デュブッフ マコンヴィラージュ (輸入代理店のサントリーのサイト)

文責:shimainko
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こんなお酒を飲んだ~日輪田 山廃純米生原酒の巻 [日本酒]

このブログ、何度か書きかけでそのたびに別なキーを押してしまい、「あ~れ~!」[がく~(落胆した顔)]と消えてしまったブログである。今度は大丈夫か? 何書いたか忘れちゃったい!

何かと忙しかった今月初め、心身ともに疲れ切っていた私は本当においしい日本酒が飲みたくて、日曜日の仕事帰り近くの塩竈、門脇酒店さんにふらふら・・・[モバQ]

もう、「金龍」も飲みきっちゃったしね。 店内に、萩野酒造さんの日輪田 山廃が置いてあった。 ここは思いっきり趣味に走りたいもんだ。[わーい(嬉しい顔)]

萩野さんの山廃は2年前愛好会のS嬢と蔵を訪問した際、あまりにも「らしくない」おいしさに驚愕したものだった。 
帰宅後、利き猪口に開けてみたら「ん?白い。」 にごり? なんと澱が入っている。 よく見ると「生酒」のラベルが・・ 山廃の生酒ってあるの? 

一口味見。 うまい、うまい、うまい!! 

おーいーし~!!!  かすかなガス気。 米の甘み。 山廃らしいひねたような残り香がさらり。
すごいのつくったね、佐藤専務。[ぴかぴか(新しい)]

だって、裏ラベルのプロフも凝ってるんだもん。 蔵の華70%山田錦30%使用 精米歩合:蔵の華60% 山田錦65% アル:17% 日本酒度:+3 酸度2.1(日本酒度と酸度は門脇さんの店に書いてあった) 使ってるお米の割合までふつう書いてあるかしら?

山廃ってなぁに? という方、いかにも日本酒的なお酒で味的には好き嫌いがわかれるだろう。 味が濃ゆ~い。 ふつう常温化燗酒で飲むと良いとされているが、これ生酒だもん。 冷蔵庫に直行だよ。

山廃とは造りの一種で100年以上も昔は米・水・麹の混合物を櫂で米をすりつぶすとても根気のいる作業が、明治時代、麹の力だけで米が溶けるということがわかり「山卸廃止もと」のお酒が作られるようになった…以前日本酒講座でそう教わったのだが、今現在出回っているお酒とどう違うのか味以外ピンとくるものがない。 (教えた甲斐がない?先生ごめんなさい!) 詳しくはウィキペディアの山廃仕込みを説明したページを参照されたし。

開けた当日の夕飯の写真をおいしさの余り忘れたので、次の日の夕飯メニューの写真。
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なめたがれいの煮つけ、新筍の煮物、七ヶ浜産ひじきの煮物(生で頂いたのを軽く干したもの)、自家製ブロッコリーのサラダ、亘理産いちご、そのいちごで作ったジャムとカスピ海ヨーグルト・・・相変わらず居酒屋的なメニューの我が家の夕食。 この山廃どの食材にも負けてないよ! しっかりとした存在感。 

今月27日の愛好会の「観桜会」でみんなに味見させたいけど、その前に無くなってしまいそうだ~

さて、次回は塩釜市内のかまぼこ工場見学・試食ツアーのルポ。[soon] これも酒がほしくなるわ~。

文責:shimainko 
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こんなお酒を飲んだ~一ノ蔵純米吟醸金龍の巻+お酒イベント [日本酒]

3月は年度末とあって前回の記事からなかなか書けないでいた。(-_-;) まあ、忙しいのはある意味ありがたいことである、と思うことにしよう!

今月、新しい生徒さんを教えることにした。(本業は英語講師なのだ・・・) 塩竈市内で会社を営んでいる方なのだが、一念発起で昨年大学で改めて経営学を学ぶことにしたそうである。 ちなみに70代の方。 ・・・いや~頭が下がりますわ。 80代でエベレストに登頂した三浦雄一郎さんを尊敬されていて、「死ぬまで働く」ことを信条にされている。

最初のレッスンで、私の顔に「酒好き」と書いてあったかどうかはわからないが、キャビネットから四合瓶を取り出し、「持って行って」と差し出されたのだ[exclamation] 始めは丁重にお断りしたが、せっかくのお気持ちなのでありがたく頂くことにした。

体調を崩して以来、酒は飲まないようにしている、と寂しそうな表情[もうやだ~(悲しい顔)] もともとワイン集めが趣味で、いつか塩竈に洞窟を掘ってワインセラーを作りたかった、と冗談交じりに話していた。 面白そうなので実現してもらいたいところだが、酒を断ってからそちらこちらに「処分」している、というなんともさびしいお話。

事務所のキャビネットには、年代物と思われるワインと浦霞、一ノ蔵などの酒が並んでいた。

私が頂いたのは一ノ蔵の純米吟醸 金龍。 そう、去年蔵めぐりでお邪魔したあの金龍蔵のお酒。 何とも言えない旨味がそそる酒である。

製造年月日を見ると1年間キャビネットの中で眠っていたようだが、さてそのお味はいかに…!

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酒の色はうっすらとした黄金色―まさにGold dragon![ぴかぴか(新しい)] 味もいい具合に落ち着いている。 さすがは力のあるお酒。 いろんな食材と合わせても存在感がある。 米の旨味もしっかり。

ピッタリ、まったりとした初春の酒となった。

一ノ蔵 金龍 純米吟醸 ささろまん・蔵の華使用。 精米歩合55% 日本酒度±0~+2 アル15~16%
ちなみに、裏ラベルは6種類あるそうだが、私のは金龍蔵のたたずまい編。 なかなか粋な演出だ。

そして酒造りの季節も後半、春の到来とともに、様々な酒関係のイベント情報をキャッチ!

1つ目:恒例の一ノ蔵蔵開放! 今年は4月20日(土) 最寄りのJR東北本線 松山駅には松山の本社蔵までのシャトルバスが運行される。 エコに優しい、マイはし・マイお椀で臨みたい。 ―筆者は仕事のため今年の参加は無理!―くぅ~!![もうやだ~(悲しい顔)]  詳細は一ノ蔵のサイトを参照。

2つ目:宮城県酒造組合が「女性のための日本酒セミナー」全4回の参加者を募っている。 私も愛好会仲間と昨年参加し、地酒サポーターの称号をいただいた。 今年は浦霞の蔵見学からスタート。 リピーターは参加できないので、(T_T) 自分は女性と思う方はぜひ参加して日本酒の見聞を広めて頂きたい!
詳細はこちら

3つ目:仙台蔵の会の広報担当、K氏主催の企画。 「ビッグカメラ/ドンキホーテで売っている4合600円位の純米酒等普段絶対飲まない酒を楽しむ会」なが―!!
会の趣旨は『普段絶対飲まない様なお酒を飲む事によって日本酒の見識を高める』事。だそうです。 場所はK氏がこの頃入れ込んでいる静岡は沼津。 日時は5月19日。 会費4000円とのこと。 問い合わせはフェイスブック上にあるK氏のページにて参照。

4つ目:七ヶ浜一ノ蔵愛好会もそろそろ総会の季節。 総会=飲み会? いやいや・・会の趣旨を確認する立派な行事である。 ^_^ 別名「観桜会」ともいう。[かわいい] しかし、桜をめでたことはかつてない。[わーい(嬉しい顔)] 日時は4月27日(土)予定。 場所は多賀城(予定)  この機会に我々の仲間入りたいという方は会のメルアド、ichinokuraaikoukai@gmail.com か このブログにコメントされたし。

いろいろ忙しい季節だが、みなさんお体(肝臓)ご自愛されたし!

文責:shimainko
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ここはカフェか?え~!?酒屋?~港町塩竃のオシャレな酒屋さんの巻 [日本酒]

塩竈の早春のイベント、「塩竃deひなめぐり」も今年で5回目を迎えたその最終日、スタッフとして会場の一つ浦霞本社蔵で初めてのライブのお手伝いを終えた私。 帰りのバスまでぷらぷらと本塩釜駅周辺を歩いていたら、ふと思い出した。 「萩野酒造さんがツイートしていた塩竈の酒屋さんはここいらだな~」 

酒屋とは思えないくらいおしゃれなところだと聞いていたので、いつかは行ってみようと思っていたのだ。 塩竈には珍しい、萩の鶴の珍しいのが置いてるかもしれない[exclamation]

場所は海にそそぐ川べり。 隣は小さいときに通った皮膚科の医院がある。 途中、カモメさんが目の前をビュン!! お~さすが港町だぜ! (私の住む七ヶ浜にはこのカモメさんびゅん!があまりないのだ。なぜだろ?)


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お~。なんだかオシャレな外観。 お店の名前は「門脇酒店」 結構地元では知る人ぞ知るお店で、この2月に震災以来の再開となった。

店内に入るとワインセラーのような雰囲気のインテリア[バー] 壁のディスプレイもおしゃれ! え~っ! ホントにここは酒屋さん?
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まるで、カフェのような雰囲気なのでお店のご主人に「写真撮ってもいいですか?」とお願い。 快く承諾してくれた。 できればご主人もご一緒に写真に・・・といったのだが、「いえ・・・私は」と影武者のごとくカメラの先からよけるご主人。[人影] 東北人らしく、奥ゆかしい。

置いているお酒もご覧の通り。 
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浦霞・阿部勘はもちろん、日高見、綿屋、蔵以外では仙台に行かないと買えない宮寒梅、山和、乾坤一、そして日輪田があった![ぴかぴか(新しい)] 萩の鶴さんの第2ブランドで特約している酒屋しか売っていないお酒。 これにしようかしら、でもこの間のkappoの会で飲んだし・・・ とあれこれ迷うこと10分あまり。

結局買ったのは「伯楽星」。 これだって、塩竈で見かけることは本当に珍しい。  宮城の名だたる地酒が揃っているとは…地酒サポーターとしてうれしい限りではないか!

さて、この伯楽星。 個人的にはちょっと苦手な部類だった。 あまり日本酒会では名前が売れすぎているから? いや、私は味の濃い目の酒が好きなので「究極の食中酒」と言われるこのお酒が得意ではなかった。
しかし、前回のブログで書いた通り伯楽星の純米大吟醸を試飲してから、その先入観を捨てた。

こんなにバランスの良いお酒、食材を引き立てるお酒はめったにない。 あの時のお酒も売っていたが四合瓶で3500円余り…ここは懐と相談して蔵の華の純米吟醸をGET。1590円。 値段もリーズナブル[黒ハート] 酸度1.8というのが気になったのだ。 結構高めの酸。 味はどうだろうか? ワクワクしながら一路家路へ。[次項有]

振り返ると夕暮れに映えるお店の雰囲気がこれまたいい。[ハートたち(複数ハート)] またごひいきの店が増えてしまった。

さて、お酒のレビュー。
この時の夕食メニューはタラの芽の天ぷら、ホタテの貝焼、ポテトサラダ、赤魚の煮つけ、いちご、酒粕ケーキ。お酒自体は目立たないが、食材の良さを引き出してくれるという点で「究極の食中酒」の由来がわかったような気がした。 中には合わない食べ物もあるのだが・・・ 一番お酒をおいしく感じたのは酒粕ケーキ…って・・・[猫]
酸自体はほとんど感じない。 ある意味不思議なお酒である。

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伯楽星 純米吟醸 精米歩合蔵の華55% 日本酒度+4 アル16% 酸度1.8

さて、今度は何を飲もうかな♪

文責:shimainko
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宮城・気鋭の若手四蔵 新酒飲み比べ会レポート~がんばる宮城の日本酒だ! [日本酒]

2月中旬、私がフォローしている宮城のとある酒蔵さんのツイートで魅力的なイベントを発見した。 

雑誌kappoと居酒屋おはなとのコラボ、「宮城・気鋭の若手四蔵 新酒飲み比べ会」 

kappoは仙台圏の飲食店やイベントなどを紹介したローカルな雑誌である。 飲み食いやイベントの情報を知りたい時には格好の雑誌だ。 居酒屋おはなは宮城の地酒をずらっと取り揃えた、酒マニア垂涎の店。店長は利き酒師の資格も持っているそうで、居酒屋としては珍しい会報誌まで出している、気合の入った店だ。

さっそく、愛好会会員の連絡網で告知。いつものようにS嬢が参加表明。 元日本酒講座受講生のO嬢も同行することになった。 

雑誌のイベントということで、先着60名枠はすぐに埋まるだろう、と予想はされたがなんと雑誌発売3日間で定員がいっぱいになったそうである。恐るべし![どんっ(衝撃)]

参加の蔵は、萩野酒造・山和酒造店・寒梅酒造・新澤醸造店の4蔵。 宮城でも若い蔵人が作る酒としてイベントなどでもよく名前を聞く。 

愛好会にもなじみが深い。 去年萩野酒造さんにはお世話になったばかり。 それより数年前、有志で山和さん、寒梅さんにもお邪魔したことがある。

我々酒友3人は、店の前で待ち合わせ。 店内に入るとあらあら・・・見知った顔がちらほら。 そう、我々は「女性のための日本酒セミナー」修了生[ぴかぴか(新しい)] その時のお仲間がやはり参加していた。 日本酒好きのアンテナは侮れないぞ![猫]

各テーブルには各蔵の仕込み水の入った四合瓶がセット。 瓶にまでおしゃれさを感じる。
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まずはおはな特製のおちょこに注がれたお酒4種でスタート。 
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各蔵のあいさつで会場内がワクワクした熱気に包まれた。[黒ハート]
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始めの4つのお酒のプロフは・・・
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じゃ~ん!! 伯楽星 純米大吟醸 本生 おりがらみ (精米歩合雄町40% 日本酒度+5 酸度1.6)
ちょっとぉ!! はじめっからこんな上等すぎるお酒飲まされては、あとど~すんの! しかも「雄町」だし。
すべてにバランスよく、究極の食中酒のブランドの伯楽星にしては、これはつまみがいらない酒ではないか!フルーツを感じさせるこのお酒! (蔵人の万膳さんはライチの香りと称していた)


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宮寒梅 純米吟醸 袋吊るし 生酒 (精米歩合美山錦45% 日本酒度+2 酸度1.4)
うっすらとにごったお酒。袋からぽたぽたお酒が滴り落ちるのが目に見えるようだ。 旨味が凝縮されてこれもイイ![わーい(嬉しい顔)] ちなみに宮寒梅はS嬢の愛飲蔵。 いうまでもなく、至福の表情いっぱいの彼女であった。


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日輪田 純米生原酒 (精米歩合美山錦 60% 日本酒度+2 酸度1.9) 
こういう味がしっかりしているお酒たまりませんわ。[揺れるハート] (酸が強い酒が好きな筆者である) 気が付くと何回かお変わりしているのはこの酒だったりする。[わーい(嬉しい顔)]


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山和 純米吟醸 無濾過 生原酒(精米歩合美山錦50% 日本酒度+1 酸度1.7)
う~っ! これも捨てがたい! おちょこに注いだらうっすら上品な黄みを帯びた色。 やはり酸の強さが好み[黒ハート]

途中、懐石料理のような上品な食事が出された。後々後悔することになるのだが、食事の前にお代りなどでお酒を胃に放り込んでしまった。 結果は後半に書いたとおりである。 生原酒が多いということはアルコール度数もそれなりに高いということである。(17~19%)

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酒の肴にふさわしい食事・・・

料理の間に2種目の酒が用意された。


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あたごのまつ 特別純米 (精米歩合60% 日本酒度+3 酸度1.6) 新澤さんのもう一つのライン。 普段飲みによいかな。

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鶯咲(おおさき) 純米酒 (精米歩合ひとめぼれ65% 日本酒度+1 酸度1.4) 名前の通り大崎地方限定。晩酌用に気軽に飲める酒というのが宮寒梅さんの言。

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萩の鶴 手造り純米酒 (精米歩合県産米60% 日本酒度+3 酸度1.6) 佐藤専務いわく、これだけ前の年のお酒と言った。 これも普段使いにいいね。

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山和 特別純米酒 (精米歩合蔵の華60% 日本酒度+3 酸度1.8)
2番目のお酒ではこれが一番好きだわ~。 (そう、酸があるから)

店には、蔵の前掛けで作った「おさけかばん」が展示されていた。 か~っこい~!! 持ち込みでオーダーメイドもできるそうなので、気になる方はチェックしてみると良い。
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さて、コース料理のためか胃に食べ物が入る前にお酒をたんまりと頂いてしまった私は、案の定具合が悪くなってしまった。[がく~(落胆した顔)] あ~れ~っ!! 仕込み水いっぱい飲んだのに![ふらふら] 皆さんはこんな飲み方をしてはいけない。 お酒を飲むときはあらかじめ何かを食べる、これが鉄則である。

翌朝、ガスター10を2回飲んでやっと回復した私であった。 とほほ・・・[バッド(下向き矢印)] 

それぞれの蔵や、お店についてのサイトは名前をクリックで参照されたし。
寒梅酒造
萩野酒造
山和酒造店
はくさん (お酒提供の酒屋さん)
おさけかばん工房

文責:shimainko

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こんなお酒を飲んだ~角星 水鳥記第1章 [日本酒]

 本格的な日本酒が飲みた~い[ー(長音記号1)] 甘酸っぱいお酒に飽きてきた私。 沿岸部には珍しい積雪の寒い日、久々の夕方の仕事あがりに酒屋に向かった。 行きつけの熊久酒店は水曜日が定休日。 前々から気になっていた酒屋に車を走らせた[車(セダン)] 

 東塩釜駅手前徒歩5分ほどのところに、「相原酒店」がある。 入口前に阿部勘のこも樽がで~ん! なかなか雰囲気のある店である。
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壁一面の冷蔵ケースには宮城の地酒がずら~り[exclamation] 塩竈だから、阿部勘や浦霞が豊富なのは納得だが、綿屋の種類が多い~!! そういえば綿屋のチョコレートボンボン、七ヶ浜近辺ならこのお店においてある、と綿屋さんが言ってた。 そういう知る人ぞ知る商品が置いてあるということは種類も豊富ということ[るんるん]

 やはり、阿部勘と綿屋の種類がすごい[黒ハート]  
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あら~!!日高見の山田錦純米が1200円台?! 天上夢幻や船尾灯、金龍もある!! しばらく、うっとりとガラスケースの前で立ち止まった私はさぞかし気味が悪かったであろう[モバQ] 酒好きだとわかったのか、お店の方があれこれ説明してくれた。 その中、目に留まった「水鳥記」。 なに、これ? 知らない。 しかも第1章。 ということは続編もあるのか?

 続編は第2章の名前で吟醸酒が隣に控えていた。 

 今年の飲み初めは何にしようか、これ!特純の第1章に決まり! 「宮城独自の酵母をつかっている」と、相原さんの言葉。 それぞれのお酒の瓶にはプロフィールのラベルがかけられていて、お酒ファンにはうれしい心遣い[黒ハート]

 お酒の話にあれこれ花が咲いている中[かわいい]、阿部勘の若旦那がお酒の配送でやってきた。 あらまぁこんなところで、ということでごあいさつ。 そういえば、3月11日の津波でこのお店も被害を受けたが、阿部勘さんが片づけに来てくれたことが、ブログに書いてあった。 

 仙台に行かないとなかなか、地酒揃っているところが近くでないのかと思っていたけど、このお店気に入った! 綿屋のボンボン買いにまた来よう[るんるん]

 さて、購入の酒は気仙沼の角星で出している、「特別純米酒 水鳥記 第1章」 なんと兵庫県産山田錦100%使用で1470円とリーズナブルなお値段。 「氷温貯蔵瓶囲い」とこだわりのお酒。 
きゃ~お・い・し・い~[黒ハート] フルーティでかつまろやか。 食材によって変化する面白さ! 今夜の食事はサバの味噌煮、ナムル、小豆かぼちゃ、いちごなど。 寒さ厳しい今日、しっかりあったまったよ~[いい気分(温泉)]
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 お酒の楽しみこれでまた増えた! 
 相原酒店さんのHPはこちらをクリック

 最期に、お酒のプロフ。 角星 特別純米酒 水鳥記 第1章 兵庫県産山田錦55%精米 アル17% 日本酒度+3

 今年もいろんなお酒との出会いに期待!

文責:shimainko

 
 
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2013お酒はじめ~一ノ蔵新春初蔵出しと新春カフェ。仙台雑煮のレシピ付き。 [日本酒]

 みなさま、あけましておめでとうございます。 当七ヶ浜一ノ蔵愛好会は今年も日本酒を熱く語り、サポーターとして日本酒と地域の食文化を大いに応援していきます!

 新春第一回目は1月元旦~2日まで隣町塩竈で行われたイベントレポート+仙台雑煮のレシピをご紹介、という盛りだくさんの内容。 アップするまで時間差あるのはご容赦くださいませm(__)m

 雑煮のレシピはブログ後半。レシピ先に知りたい!という方は前半をすっ飛ばしてください。

 今年の元旦はお天気が良い![晴れ] 人もどっとと繰り出し、集合時間の10時半には一ノ蔵の旧勝来蔵は一杯ひっかけたい人でごった返してました。
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 今年の元旦~2日まで七ヶ浜と塩竃を結ぶバスが運休のため(なんだってぇ~[がく~(落胆した顔)])足を失った私達会員は、筆者が運転手となり皆さんを塩竈までお連れしました。  とほほ・・・今日はあま酒で我慢だよ…

 試飲はにごり酒、特別純米生酒、本醸造勝来、あとなんだったかな…縁起が良くお酒を買った人には干支の枡がついてきます。 飲みたい気持ちをぐっとこらえ、「お酒の写真撮らせてくださ~い」 で、特製ラベルの巳年の赤いラベル。 特純の生! 会員!味はどーだー! 一同のえびす顔がすべてを物語っています![わーい(嬉しい顔)]
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 会員の3分の1ほど集まったということで、有志記念撮影!勝来のこも樽の前です。 受験シーズンにはぴったりの名前のお酒ですね!「勝来」だもん。
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 さて、次に神社に参拝だぁ~と裏坂を登り始めたのはいいが、塩竈博物館前で長蛇の列を見た! ただ今塩竈神社本殿が工事中のため、境内に入れる人数が少なく警察の規制がかかっていたのでした。 うぎゃぁ・・・人蛇だよ! 階段は危ないので、表坂から上る参拝客も途中待機。 上から見た光景はまさに「人蛇」蛇年だからなっ! 
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―結局、参拝には2時間かかりました。 新年早々疲れたわぁ…

 1月2日は私の勤務先が塩竈の旧亀井邸で「新春カフェ」を催す、ということからお手伝い。 (新春カフェ概要については前の記事ご参照ください。)

 浦霞さんから本醸造酒「本仕込浦霞」(アル15-16% 精米歩合65% 日本酒度+1~+2 酸度1.2)を1升ビンで6本提供いただきました。 これを来場者の方に無料でお振舞! 1日目が終わった段階で2升がはけました。 
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 みなさん、アルコールお手々が出ない? というのも、主役は「お菓子」 仙台の和菓子職人、豆一さんによる創作和菓子と抹茶セット、1日目限定のジャム作家「ザルツ」さんによるスイーツプレートが目玉です。 神社のある一森山の寒風吹く参拝から皆さん、ほっと一息つかれてましたねぇ~
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 ちなみに3日は塩竈で活躍のアーティスト、アサノタケフミさんとasariさんによるシークレットライブ予定です。 このブログを見て新春カフェに行ってみようという方、亀井邸にGO!

 さて、お待たせしました。 仙台雑煮のレシピです。 我が家では3が日はこのお雑煮と、お汁粉を食べるのが伝統。 こしあん汁粉は七ヶ浜の古い家ではよく食べられているようでした!(我が愛好会会長証言) 我が家も長年こしあんでしたが、つぶあん派多数の昨今、ぜんざいのような汁粉になりました。
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 では、雑煮の作り方。(4~5人前)下準備:大根・人参は千切りしたものを茹でで寒風にさらし凍らせる(引き菜)。 
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焼きハゼは2匹水(1L強ぐらい)に戻しておく。 (写真は水に戻す前)
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ごぼうは千切りにしてあく抜き、糸こんもあく抜き。ズイキ(里芋の茎。赤がらと呼ばれるものを使用)と高野豆腐は水で戻す。
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 ①中鍋に焼きハゼを戻した水を魚ごと火にかける。 ②ごぼう、ズイキ、高野豆腐、引き菜を鍋に入れる。 ③沸騰して2~3分後、魚を取りだしておく。 ④なるとの薄切りを入れ、薄口しょうゆ醤油お玉2を入れ味を調える。
⑤汁が一煮立ちしたら角切りの焼き餅を加え、火を止めてからセリをいれ、椀に盛る。 ⑥ハゼを椀に載せて出来上がり。
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 写真ではハゼがのっていません。 というのも、ハゼを食するのは家長ということになっているため、私の椀にはのっていないのです。 あしからず。 また、好みでイクラをのせる家庭もあり、「仙台雑煮」が豪華と呼ばれる所以ですが、我が家の家人はイクラを好まないため、「正調」ではないかも。

 手間のかかる雑煮だが、あっさりでかつ魚のコクが味わえるので余裕のある方は是非作ってみてください。
これが、日本酒ともよく合います。 愛好会では「仙台雑煮を食する会」も以前開催しました。

 今回はなが~いブログですが、ここまで読んで下さった方に感謝申し上げます。

 次回は筆者の懐に余裕があれば、「こんなお酒を飲んだ」シリーズがかけるか…な?

文責:shimainko




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