暑気払いに日本酒ドリンク+甘酒ブラマンジェ [日本酒]
いよいよ宮城も梅雨入り宣言 同時に食中毒に気を付ける季節となった。
過日、高知に住む筆者の親戚から青梅が大量に送られた。 普通なら、ここは「梅酒」を考えるがホワイトリカーで作るあの梅酒がちと苦手な我が家、梅を煮詰めたシロップを作って希釈して飲んでいる。 ノンアルなので、いろんな飲物と割って飲むこともできる。 もちろん、日本酒も…
ここは暑気祓いに炭酸水で割りたい。 甘いだけのドリンクよりお酒は本醸造のようなピリッと感があっても楽しい。 さ~どうやって頂こうか。 まずは冷蔵庫にあった硬度1400のドイツ産炭酸水:梅シロップ:日輪田を2:1:1で割ってみた。―苦~い! 水の硬度は中に含まれるミネラル分で決まるので、マグネシウム(苦味)が多い炭酸水では無理があったか。 ここは炭酸水でも、クラブソーダや、軟水のミネラルウォーターを買う必要がある。 ついでに本醸造も。
近くの酒のや〇やで入手のフランス産炭酸水「オジュ」。 硬度は167。 よしよし・・ お酒は一ノ蔵の無鑑査にしたかったが、小さい瓶で試すのにいまが旬の生酒「ひゃっこい」を購入。 本醸なのに、コメの旨味が活きて深いのは一ノ蔵の特徴。 これを1:1:2で割った。 「薄いなっ!」 お酒を2ぐらいにしてもよい・・・と自分好みの黄金律を探すのがまた楽しいひと時である 結局梅シロ:酒:水で1:2:2で落ち着いた。 お酒とシロップの種類を変えてもいけるね。 生姜を使ったら、まさに「ジンジャーエール」だよ!
今回は末に梅シロップと甘酒で作ったブラマンジェのレシピを載せる。 Blanc Manger 白い食べ物―そのまんまじゃ~! もともとはアーモンドを砕いたものからアーモンドミルクを抽出して牛乳や砂糖を加えて固める冷菓だが、粒々の入った甘酒でいつかブラマンジェを作りたかった。 冷蔵庫には生クリームが待機。 あとは一ノ蔵のあま酒をGet~といきたいとこだが、なじみの酒屋にはおいていない。
1件目、「なづになっと、みんなのまねっちゃわ? んだがら売ってないんだ~(訳:夏になるとみんな飲まなくなるので売っていないよ)」そんな~!! 他においているところもないだろう、と言われたが2件目の酒屋に寄ってみた。 やはりない。 代わりに勧められたのが天賞のあまさけ。 天賞は前は仙台の酒蔵だったが、現在のオーナーは加美町の「天上夢幻」のお酒で知られる中勇酒造さん。 一ノ蔵と違って瓶入り。 どろっと濃いので振って分離したのを撹拌した。 粒も大き目である。 値段も高いので期待して購入。
さっそく、ブラマンジェ作りに取り掛かる…といってもものすごく簡単なのであっという間にできるのさ~
固まるのを待って明日が楽しみ~。
ここで、梅シロップのレシピ~
①青梅は洗ってへたを串で取り、串で穴を数か所開ける。
②冷凍庫で1晩凍らす。(皮を柔らかくするため)
③冷凍庫から取り出した梅1キロに対し上白糖(できればグラニュー糖)700gをなべに入れ梅と砂糖が溶けたら火にかける。
④煮立ってきたらあくを取り、一煮立ちしたところで火を止める。
⑤煮沸消毒した瓶に梅とシロップを入れて熱が取れたらふたをして保管する。
こちら東北は寒いので砂糖は控えめにしても持つ。 心配な向きは砂糖を1キロにして作るのをおススメする。
お次、甘酒ブラマンジェ
①粉ゼラチン5gを25ccの水に入れてふやかす。
②甘酒150ccに砂糖を30~40g加減して加え、火にかけて溶かす。 焦がさぬこと!
注:のちの試食で甘酒でかなり甘かったのでこの工程は甘酒を温めるだけでもよい。
③火を止めてふやかしたゼラチンを入れて溶かす。
④粗熱が取れたら、生クリーム200ccを入れて混ぜる。
⑤型に流し込み、冷蔵庫で冷やし固める。 これだけ。 まぁ~簡単!
利き猪口に流し込み酒好きをアピールしてみた
ちょっとシロップが欲しいので、明日日本酒のシロップを作ろう…
さて、翌日。 ブラマンジェはうまく固まった。 萩の鶴の利き猪口に流したのとは別に普通のタッパーに流し込んだもので味を見る。 ミルキーでウマ~
天賞のあまさけは粒が大きいので下に沈んでまるでライスプリンのようである。 舌ですっと溶けるので邪魔にならない。 欲を出して日本酒シロップを作ったが、あとで日本酒党の筆者にはガムシロの甘さがきつい。 酒をそのままかけてもイケそうである。 アルコール分を飛ばしたくなくてガムシロに日本酒を混ぜただけにした。 アクセントでここは本醸造のひゃっこいを選ぶ。 発泡清酒や酸味の強い酒でもおいしいだろう。 もちろん、アルコールが苦手な向きはフルーツソースや、果物をトッピングしてもおしゃれな一品となる。
なんておいし~のかしらん、と自画自賛して利き猪口の菓子を完食してしまった!
ひとつの蔵で揃えたかったが、写真でご覧のように萩の鶴、一ノ蔵とばらばら。 おまけに材料は天賞の甘酒。(^_^;)
最後に、以前にも紹介したと思うが一ノ蔵生酒ひゃっこい本醸造のプロフ:精米歩合65% 日本酒度+4~+6 涼やかタイプ、とあるが他の本醸造生酒よりしっかりしたコメの旨味が活きている。 ちなみに特別純米酒バージョンもあり。 こちらは日本酒度が+1~+3で辛みがややマイルド。
甘酒を販売している「天上夢幻」の中勇酒造さんのサイトはコチラをクリック。
これから暑くなる時期、みなさんも甘酒でお体お大事にされたし!
文責:shimainko
過日、高知に住む筆者の親戚から青梅が大量に送られた。 普通なら、ここは「梅酒」を考えるがホワイトリカーで作るあの梅酒がちと苦手な我が家、梅を煮詰めたシロップを作って希釈して飲んでいる。 ノンアルなので、いろんな飲物と割って飲むこともできる。 もちろん、日本酒も…
ここは暑気祓いに炭酸水で割りたい。 甘いだけのドリンクよりお酒は本醸造のようなピリッと感があっても楽しい。 さ~どうやって頂こうか。 まずは冷蔵庫にあった硬度1400のドイツ産炭酸水:梅シロップ:日輪田を2:1:1で割ってみた。―苦~い! 水の硬度は中に含まれるミネラル分で決まるので、マグネシウム(苦味)が多い炭酸水では無理があったか。 ここは炭酸水でも、クラブソーダや、軟水のミネラルウォーターを買う必要がある。 ついでに本醸造も。
近くの酒のや〇やで入手のフランス産炭酸水「オジュ」。 硬度は167。 よしよし・・ お酒は一ノ蔵の無鑑査にしたかったが、小さい瓶で試すのにいまが旬の生酒「ひゃっこい」を購入。 本醸なのに、コメの旨味が活きて深いのは一ノ蔵の特徴。 これを1:1:2で割った。 「薄いなっ!」 お酒を2ぐらいにしてもよい・・・と自分好みの黄金律を探すのがまた楽しいひと時である 結局梅シロ:酒:水で1:2:2で落ち着いた。 お酒とシロップの種類を変えてもいけるね。 生姜を使ったら、まさに「ジンジャーエール」だよ!
今回は末に梅シロップと甘酒で作ったブラマンジェのレシピを載せる。 Blanc Manger 白い食べ物―そのまんまじゃ~! もともとはアーモンドを砕いたものからアーモンドミルクを抽出して牛乳や砂糖を加えて固める冷菓だが、粒々の入った甘酒でいつかブラマンジェを作りたかった。 冷蔵庫には生クリームが待機。 あとは一ノ蔵のあま酒をGet~といきたいとこだが、なじみの酒屋にはおいていない。
1件目、「なづになっと、みんなのまねっちゃわ? んだがら売ってないんだ~(訳:夏になるとみんな飲まなくなるので売っていないよ)」そんな~!! 他においているところもないだろう、と言われたが2件目の酒屋に寄ってみた。 やはりない。 代わりに勧められたのが天賞のあまさけ。 天賞は前は仙台の酒蔵だったが、現在のオーナーは加美町の「天上夢幻」のお酒で知られる中勇酒造さん。 一ノ蔵と違って瓶入り。 どろっと濃いので振って分離したのを撹拌した。 粒も大き目である。 値段も高いので期待して購入。
さっそく、ブラマンジェ作りに取り掛かる…といってもものすごく簡単なのであっという間にできるのさ~
固まるのを待って明日が楽しみ~。
ここで、梅シロップのレシピ~
①青梅は洗ってへたを串で取り、串で穴を数か所開ける。
②冷凍庫で1晩凍らす。(皮を柔らかくするため)
③冷凍庫から取り出した梅1キロに対し上白糖(できればグラニュー糖)700gをなべに入れ梅と砂糖が溶けたら火にかける。
④煮立ってきたらあくを取り、一煮立ちしたところで火を止める。
⑤煮沸消毒した瓶に梅とシロップを入れて熱が取れたらふたをして保管する。
こちら東北は寒いので砂糖は控えめにしても持つ。 心配な向きは砂糖を1キロにして作るのをおススメする。
お次、甘酒ブラマンジェ
①粉ゼラチン5gを25ccの水に入れてふやかす。
②甘酒150ccに砂糖を30~40g加減して加え、火にかけて溶かす。 焦がさぬこと!
注:のちの試食で甘酒でかなり甘かったのでこの工程は甘酒を温めるだけでもよい。
③火を止めてふやかしたゼラチンを入れて溶かす。
④粗熱が取れたら、生クリーム200ccを入れて混ぜる。
⑤型に流し込み、冷蔵庫で冷やし固める。 これだけ。 まぁ~簡単!
利き猪口に流し込み酒好きをアピールしてみた
ちょっとシロップが欲しいので、明日日本酒のシロップを作ろう…
さて、翌日。 ブラマンジェはうまく固まった。 萩の鶴の利き猪口に流したのとは別に普通のタッパーに流し込んだもので味を見る。 ミルキーでウマ~
天賞のあまさけは粒が大きいので下に沈んでまるでライスプリンのようである。 舌ですっと溶けるので邪魔にならない。 欲を出して日本酒シロップを作ったが、あとで日本酒党の筆者にはガムシロの甘さがきつい。 酒をそのままかけてもイケそうである。 アルコール分を飛ばしたくなくてガムシロに日本酒を混ぜただけにした。 アクセントでここは本醸造のひゃっこいを選ぶ。 発泡清酒や酸味の強い酒でもおいしいだろう。 もちろん、アルコールが苦手な向きはフルーツソースや、果物をトッピングしてもおしゃれな一品となる。
なんておいし~のかしらん、と自画自賛して利き猪口の菓子を完食してしまった!
ひとつの蔵で揃えたかったが、写真でご覧のように萩の鶴、一ノ蔵とばらばら。 おまけに材料は天賞の甘酒。(^_^;)
最後に、以前にも紹介したと思うが一ノ蔵生酒ひゃっこい本醸造のプロフ:精米歩合65% 日本酒度+4~+6 涼やかタイプ、とあるが他の本醸造生酒よりしっかりしたコメの旨味が活きている。 ちなみに特別純米酒バージョンもあり。 こちらは日本酒度が+1~+3で辛みがややマイルド。
甘酒を販売している「天上夢幻」の中勇酒造さんのサイトはコチラをクリック。
これから暑くなる時期、みなさんも甘酒でお体お大事にされたし!
文責:shimainko
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