宮城・気鋭の若手四蔵 新酒飲み比べ会レポート~がんばる宮城の日本酒だ! [日本酒]
2月中旬、私がフォローしている宮城のとある酒蔵さんのツイートで魅力的なイベントを発見した。
雑誌kappoと居酒屋おはなとのコラボ、「宮城・気鋭の若手四蔵 新酒飲み比べ会」
kappoは仙台圏の飲食店やイベントなどを紹介したローカルな雑誌である。 飲み食いやイベントの情報を知りたい時には格好の雑誌だ。 居酒屋おはなは宮城の地酒をずらっと取り揃えた、酒マニア垂涎の店。店長は利き酒師の資格も持っているそうで、居酒屋としては珍しい会報誌まで出している、気合の入った店だ。
さっそく、愛好会会員の連絡網で告知。いつものようにS嬢が参加表明。 元日本酒講座受講生のO嬢も同行することになった。
雑誌のイベントということで、先着60名枠はすぐに埋まるだろう、と予想はされたがなんと雑誌発売3日間で定員がいっぱいになったそうである。恐るべし!
参加の蔵は、萩野酒造・山和酒造店・寒梅酒造・新澤醸造店の4蔵。 宮城でも若い蔵人が作る酒としてイベントなどでもよく名前を聞く。
愛好会にもなじみが深い。 去年萩野酒造さんにはお世話になったばかり。 それより数年前、有志で山和さん、寒梅さんにもお邪魔したことがある。
我々酒友3人は、店の前で待ち合わせ。 店内に入るとあらあら・・・見知った顔がちらほら。 そう、我々は「女性のための日本酒セミナー」修了生 その時のお仲間がやはり参加していた。 日本酒好きのアンテナは侮れないぞ!
各テーブルには各蔵の仕込み水の入った四合瓶がセット。 瓶にまでおしゃれさを感じる。
まずはおはな特製のおちょこに注がれたお酒4種でスタート。
各蔵のあいさつで会場内がワクワクした熱気に包まれた。
始めの4つのお酒のプロフは・・・
じゃ~ん!! 伯楽星 純米大吟醸 本生 おりがらみ (精米歩合雄町40% 日本酒度+5 酸度1.6)
ちょっとぉ!! はじめっからこんな上等すぎるお酒飲まされては、あとど~すんの! しかも「雄町」だし。
すべてにバランスよく、究極の食中酒のブランドの伯楽星にしては、これはつまみがいらない酒ではないか!フルーツを感じさせるこのお酒! (蔵人の万膳さんはライチの香りと称していた)
宮寒梅 純米吟醸 袋吊るし 生酒 (精米歩合美山錦45% 日本酒度+2 酸度1.4)
うっすらとにごったお酒。袋からぽたぽたお酒が滴り落ちるのが目に見えるようだ。 旨味が凝縮されてこれもイイ! ちなみに宮寒梅はS嬢の愛飲蔵。 いうまでもなく、至福の表情いっぱいの彼女であった。
日輪田 純米生原酒 (精米歩合美山錦 60% 日本酒度+2 酸度1.9)
こういう味がしっかりしているお酒たまりませんわ。 (酸が強い酒が好きな筆者である) 気が付くと何回かお変わりしているのはこの酒だったりする。
山和 純米吟醸 無濾過 生原酒(精米歩合美山錦50% 日本酒度+1 酸度1.7)
う~っ! これも捨てがたい! おちょこに注いだらうっすら上品な黄みを帯びた色。 やはり酸の強さが好み。
途中、懐石料理のような上品な食事が出された。後々後悔することになるのだが、食事の前にお代りなどでお酒を胃に放り込んでしまった。 結果は後半に書いたとおりである。 生原酒が多いということはアルコール度数もそれなりに高いということである。(17~19%)
酒の肴にふさわしい食事・・・
料理の間に2種目の酒が用意された。
あたごのまつ 特別純米 (精米歩合60% 日本酒度+3 酸度1.6) 新澤さんのもう一つのライン。 普段飲みによいかな。
鶯咲(おおさき) 純米酒 (精米歩合ひとめぼれ65% 日本酒度+1 酸度1.4) 名前の通り大崎地方限定。晩酌用に気軽に飲める酒というのが宮寒梅さんの言。
萩の鶴 手造り純米酒 (精米歩合県産米60% 日本酒度+3 酸度1.6) 佐藤専務いわく、これだけ前の年のお酒と言った。 これも普段使いにいいね。
山和 特別純米酒 (精米歩合蔵の華60% 日本酒度+3 酸度1.8)
2番目のお酒ではこれが一番好きだわ~。 (そう、酸があるから)
店には、蔵の前掛けで作った「おさけかばん」が展示されていた。 か~っこい~!! 持ち込みでオーダーメイドもできるそうなので、気になる方はチェックしてみると良い。
さて、コース料理のためか胃に食べ物が入る前にお酒をたんまりと頂いてしまった私は、案の定具合が悪くなってしまった。 あ~れ~っ!! 仕込み水いっぱい飲んだのに! 皆さんはこんな飲み方をしてはいけない。 お酒を飲むときはあらかじめ何かを食べる、これが鉄則である。
翌朝、ガスター10を2回飲んでやっと回復した私であった。 とほほ・・・
それぞれの蔵や、お店についてのサイトは名前をクリックで参照されたし。
寒梅酒造
萩野酒造
山和酒造店
はくさん (お酒提供の酒屋さん)
おさけかばん工房
文責:shimainko
雑誌kappoと居酒屋おはなとのコラボ、「宮城・気鋭の若手四蔵 新酒飲み比べ会」
kappoは仙台圏の飲食店やイベントなどを紹介したローカルな雑誌である。 飲み食いやイベントの情報を知りたい時には格好の雑誌だ。 居酒屋おはなは宮城の地酒をずらっと取り揃えた、酒マニア垂涎の店。店長は利き酒師の資格も持っているそうで、居酒屋としては珍しい会報誌まで出している、気合の入った店だ。
さっそく、愛好会会員の連絡網で告知。いつものようにS嬢が参加表明。 元日本酒講座受講生のO嬢も同行することになった。
雑誌のイベントということで、先着60名枠はすぐに埋まるだろう、と予想はされたがなんと雑誌発売3日間で定員がいっぱいになったそうである。恐るべし!
参加の蔵は、萩野酒造・山和酒造店・寒梅酒造・新澤醸造店の4蔵。 宮城でも若い蔵人が作る酒としてイベントなどでもよく名前を聞く。
愛好会にもなじみが深い。 去年萩野酒造さんにはお世話になったばかり。 それより数年前、有志で山和さん、寒梅さんにもお邪魔したことがある。
我々酒友3人は、店の前で待ち合わせ。 店内に入るとあらあら・・・見知った顔がちらほら。 そう、我々は「女性のための日本酒セミナー」修了生 その時のお仲間がやはり参加していた。 日本酒好きのアンテナは侮れないぞ!
各テーブルには各蔵の仕込み水の入った四合瓶がセット。 瓶にまでおしゃれさを感じる。
まずはおはな特製のおちょこに注がれたお酒4種でスタート。
各蔵のあいさつで会場内がワクワクした熱気に包まれた。
始めの4つのお酒のプロフは・・・
じゃ~ん!! 伯楽星 純米大吟醸 本生 おりがらみ (精米歩合雄町40% 日本酒度+5 酸度1.6)
ちょっとぉ!! はじめっからこんな上等すぎるお酒飲まされては、あとど~すんの! しかも「雄町」だし。
すべてにバランスよく、究極の食中酒のブランドの伯楽星にしては、これはつまみがいらない酒ではないか!フルーツを感じさせるこのお酒! (蔵人の万膳さんはライチの香りと称していた)
宮寒梅 純米吟醸 袋吊るし 生酒 (精米歩合美山錦45% 日本酒度+2 酸度1.4)
うっすらとにごったお酒。袋からぽたぽたお酒が滴り落ちるのが目に見えるようだ。 旨味が凝縮されてこれもイイ! ちなみに宮寒梅はS嬢の愛飲蔵。 いうまでもなく、至福の表情いっぱいの彼女であった。
日輪田 純米生原酒 (精米歩合美山錦 60% 日本酒度+2 酸度1.9)
こういう味がしっかりしているお酒たまりませんわ。 (酸が強い酒が好きな筆者である) 気が付くと何回かお変わりしているのはこの酒だったりする。
山和 純米吟醸 無濾過 生原酒(精米歩合美山錦50% 日本酒度+1 酸度1.7)
う~っ! これも捨てがたい! おちょこに注いだらうっすら上品な黄みを帯びた色。 やはり酸の強さが好み。
途中、懐石料理のような上品な食事が出された。後々後悔することになるのだが、食事の前にお代りなどでお酒を胃に放り込んでしまった。 結果は後半に書いたとおりである。 生原酒が多いということはアルコール度数もそれなりに高いということである。(17~19%)
酒の肴にふさわしい食事・・・
料理の間に2種目の酒が用意された。
あたごのまつ 特別純米 (精米歩合60% 日本酒度+3 酸度1.6) 新澤さんのもう一つのライン。 普段飲みによいかな。
鶯咲(おおさき) 純米酒 (精米歩合ひとめぼれ65% 日本酒度+1 酸度1.4) 名前の通り大崎地方限定。晩酌用に気軽に飲める酒というのが宮寒梅さんの言。
萩の鶴 手造り純米酒 (精米歩合県産米60% 日本酒度+3 酸度1.6) 佐藤専務いわく、これだけ前の年のお酒と言った。 これも普段使いにいいね。
山和 特別純米酒 (精米歩合蔵の華60% 日本酒度+3 酸度1.8)
2番目のお酒ではこれが一番好きだわ~。 (そう、酸があるから)
店には、蔵の前掛けで作った「おさけかばん」が展示されていた。 か~っこい~!! 持ち込みでオーダーメイドもできるそうなので、気になる方はチェックしてみると良い。
さて、コース料理のためか胃に食べ物が入る前にお酒をたんまりと頂いてしまった私は、案の定具合が悪くなってしまった。 あ~れ~っ!! 仕込み水いっぱい飲んだのに! 皆さんはこんな飲み方をしてはいけない。 お酒を飲むときはあらかじめ何かを食べる、これが鉄則である。
翌朝、ガスター10を2回飲んでやっと回復した私であった。 とほほ・・・
それぞれの蔵や、お店についてのサイトは名前をクリックで参照されたし。
寒梅酒造
萩野酒造
山和酒造店
はくさん (お酒提供の酒屋さん)
おさけかばん工房
文責:shimainko
当日は本当にお騒がせいたしました
そして宣伝まで本当にありがとうございます!
これからも頑張りますのでよろしくお願いします!
担当 阿部
by おさけかばん工房 (2013-02-27 14:06)
コメントありがとうございます。 実は私の勤務先でもイベントの売り物として、酒屋さんの前掛けの生地のトートを作ったことあります。 あの紐の部分が何とも言えずよいですね~。 これからもいろんな可能性を探ってあっと驚く小物作ってください。
by 一ノ蔵愛好会 (2013-02-27 18:39)