改題「七ヶ浜の味覚をくらふ会」藤はいずこ・・・?の巻 [食べ物]

桜の季節が終わったら、次の季節は。 「藤観る会?」と銘打って企画したが、花が咲かない! [あせあせ(飛び散る汗)]予定地の君ヶ岡公園は枝が枯れた藤の残骸?が棚からつり下がっている。

ならば、と会長が「すらうおどあさりあんだげっと、なんぬんくんのや?(訳:白魚とあさりがあるが何人来るのか?)」と訊いてきた。 では、会長宅で改題「七ヶ浜の味覚をくらふ会」を行うことになった。 

参加者は6名。 しかし、だだっ広い会長宅なので10畳×2の大広間で宴会。 のびのびとできた。

 
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白魚は七ヶ浜の海で捕れる春の味覚。 1キロ浜値で5000円という超高級魚だ。 町民は根三つ葉といっしょにてんぷらにしたり、かき玉汁にして楽しむ。 今回あさりがあるので、てんぷらにした。


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こちらあさりの味噌汁。 あさりでかっ! 七ヶ浜産は代ヶ崎浜のものが有名だが、こちら東宮浜産。地元の人だけが取るのを許される、という商業ベースには乗らない超レアもの。 冷凍保存されたものでも美味しい。
ちなみに代ヶ崎浜産は5月15日、ブランド化されることになり、築地の料亭でもあじわえるそうだ。 値段が高くなるだろうなぁ… 


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このほか参加者が各々持ち寄った食べ物で花より団子! [わーい(嬉しい顔)]誰か知らぬがどこからかとってきた藤の花が花瓶に添えられていた。


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こちら一ノ蔵のあま酒と豆乳にパンを漬けこんだフレンチトースト。 あま酒のほのかな甘みだけで楽しむ以外とさらっと食べられるもの。

さて、お酒の登場~。



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1: 秋田 日の丸醸造 まんさくの花 純米吟醸 おりがらみ生原酒 持ち込んだA氏によると、蔵見学の際、純吟とは思えぬ超安値で入手できたとのこと。 使用米:秋田県産吟の精  精米歩合:55%
アル:17.0~18.0% 日本酒度:+5 酸度:1.8 アミノ酸度:1.4 日本酒などのプロフは日の丸酒造のHPから おそらく季節限定の槽しずくと思われる。 酸の強さで辛みの中にもフルーティさが残る。(飲んだ人評)



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2:山口 澄川酒造場 東洋美人 純米吟醸 FIFAボトル 精米歩合:55% ワールドカップの企画もの。東京のはせがわ酒店さんが9種類の日本酒、焼酎などをFIFA公認のラベルを貼って全国に売り出したもの。 筆者も近所の酒のディスカウント店で入手した。是非、皆さんも見つけた際はお試しあれ。 東北ではめったにお目にかからない、東洋美人は女性杜氏の蔵。 昨年の台風でだいぶ蔵は被害を受けたようである。 酸が効いている旨口のお酒。 美味~



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3:宮城 一ノ蔵 萩丸 特別純米酒
  日本酒度: -0.5  アル:15.3%  酸度:1.15 アミノ酸度:1.12 
  一ノ蔵と東北大学が共同で醸したお酒。お米は環境保全米の蔵の華さ! 当日開封せず、井戸に吊るして次回まで寝かせるそうな…



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4:岩手 あさ開 あさ開 南部寒作造り 純米吟醸
  アル15-16% 精米歩合55% 日本酒度+1 一昨年蔵めぐりにお邪魔した蔵。 上品な味だったなぁ…



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5:富山 成政 純米しぼりたて (生酒)
「成政がお届けする季節便りの白眉…その通り、うっすら白く濁っている新酒です。瓶の中に酵母が封入され、いわゆる「後発酵」をさせますので、微炭酸のシュワッとした風味が持ち味。」成政HPより抜粋。
 富山県南砺市産雄山錦使用 アルコール度数 16~17% 精米歩合60% 
・・・実は1,2のお持ち帰りした酒以外訳あって当日は飲んでいないので味の感覚がつかめず。 プロフとみんなの反応のみで判断してこのブログを書いている無謀な筆者である。(・_・;) S嬢が思いっきり振って微炭酸が強炭酸になってしまった・・・・



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6:東鶴 特別純米 雄町 荒走り生
  原材料: 米、米麹、水 原料米: 麹米/雄町、掛け米/雄町 精米歩合: 60% アルコール度数: 16.5度 
「雄町」していた筆者大好きな雄町を使ったお酒! しかも搾りの最初、たら~りとでてくる「あらばしり」の部分! う~ん! これも飲めないか~! 会長がこれも「井戸さつるすっとぐがら」 次回まであるか?



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7:福井 黒龍 二左衛門 純米大吟醸斗瓶囲い
 日本酒度 +5 酸度 1.0 使用米 山田錦 精米歩合 35% 使用酵母 蔵内保存酵母
会長秘蔵のお酒。 ある会社社長からの贈り物と言っていた。朱塗りの木箱にうやうやしい。 一滴残らず飲まれたのでどんな酒かと思って調べたら… 4合瓶で一万円![ぴかぴか(新しい)] ネットでは7~8万円の高値がついている!うそでしょ~(T_T) 飲めないなんて! いや、今回は皆をもてなす酒宴。 この酒どもは縁がなかったのだ、ときっぱりあきらめることにした。 ちなみに二左衛門とは初代蔵元の名前とか。 これも蔵元いわく、「燗で飲める大吟醸」なのだろうか・・・・ 



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8:レー・ケンダーマン・ツェラー・シュバルツ・カッツQ.b.A 2007
  使用ブドウ: ミュラートゥルガウ種、リースリング種
  これは筆者があるところから2011年の震災被害にあった酒屋が海から救い出した、という頂き物のワイン。 中身の品質が心配されたが、皆の反応を見ると上々のようである。 持ち帰っているがまだ自分で飲んでいない―

・・・・とお酒のプロフはこんなところ。 最後に番外編として会長宅の骨董品? 「鳳山」と書かれた大徳利と仙台藩御用達酒発祥の地の碑文を紹介。



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調べたら、昔は仙台市若林区染師町にあったという、蔵。今は存在しない。 みやぎにはその昔、77もの酒蔵が存在したというそうなので、これもその一つか。 横に電話番号が書かれた味のある大徳利である。



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こちらは、筆者があるツアーに参加して仙台城跡を訪れた際、山を徒歩で下ったら山道にひっそりと建っていた碑文。 仙台藩御用酒発祥の地という、日本酒ファンには見逃せない碑。 仙台市博物館側からだとちょっと山道を登る。 近くを訪れた際は是非。疲れるが…

さて、もう一つでブログ100号となるのだが、若干禁酒期間に入らねばならないので、次回何を書けるか思案中である。 記念すべき100号の際はまた皆さんにお気楽ブログを読んでいただきたいものである。 また、会員~!!自分ばかりで楽しまないで、たまには飲酒の感想でも述べよ~!

最後にHPある蔵のリンクは名前をクリックで情報出ます。
日の丸醸造
澄川酒造場
成政
黒龍
東鶴
あさ開
萩丸


文責:shimainko

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七ヶ浜の豊かな食材で新年のカンパイ!の巻 [食べ物]

新年あけましておめでとうございます[ぴかぴか(新しい)]」というには遅すぎる?[end] どんと祭がまだ終わってないからセーフ? (残念! 七ヶ浜のどんと祭は終わってしまった) 更新回数は少なくなり気味だが、今年も日本酒のよさ、七ヶ浜周辺の食文化紹介のため情報発信を続けていくつもりであるので、よろしくお願いします。[わーい(嬉しい顔)]

去年暮れの「ひるぼう!」より1週間後、年も開けて約1週間、愛好会の料理講師、H先生宅の新築のささやかなるお祝いにお招きされた。 先生の自宅があった菖蒲田浜は壊滅的な打撃を受けており、先生も津波の濁流の中を泳いで九死に一生を得た方である。 土地が少ない七ヶ浜だが移転先の高台の造成地にやっと家を建てられることができた。

「ひるぼう!」参加者の中から数人がお招きにあずかることにした。 

「な~にも用意してねんだ~。 あるものさ。」と言いつつこの豪華さ。 筆者も七ヶ浜の食材の豊かさは当たり前のように思いがちだが、改めてこの地に住んで感謝したい気持ちである。

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最初に出てきた先付のおせち料理。 松前漬け、なます、栗きんとん、そして黒豆の金箔がけ、ちょろぎの赤ワイン煮添え。 ―お酒進みます!


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和牛のローストビーフ。 ・・・これが「あるもの」だろうか。 中央の野菜は町内産の珍しい野菜。ぴりっと、辛みのある味がお肉を引きたてる。


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きゅうりの醤油漬けに豚の軟骨のスライス和え。 これは絶品!軟骨のコリコリ感がたまらない!


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参加者絶賛の骨付き鶏の唐揚げ。 衣にマヨネーズを使っているらしい。 美味。


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懐かしの「みそやぎめす(味噌焼き飯)」と塩竈産さつま揚げのゆずコショウ添え。 練り物会社が多い隣町の塩竈。それぞれお気に入りのさつま揚げがある。


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七ヶ浜町 花渕浜産のわかめのお浸し削り節ぞえ。 花渕産は柔らかいワカメが取れる。


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前回の「ひるぼう!」で残ったお酒を先生に保管して頂き、先生からもあさ開の一升瓶ご提供。


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会員のS嬢が恒例の元旦、塩竈市内の一ノ蔵新春初蔵出しで購入した 「特別純米生原酒 にごり酒」 精米歩合:55% アル:18% 日本酒度-1~+1
一ノ蔵らしい、しつこくなくすっきりの旨味のある濁り酒。飲みすぎ注意~!


先生のいろんなお話を聞きつつ、おいしい料理に舌鼓を打った。 先生の新居は暖かく、参加者の1人がふと目に止めた、昔懐かしいストーブが佇んでいた。
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さて、次回は会員有志の「新年会」の巻。 いろんなお酒が登場したので こちらもこうご期待。

文責:shimainko

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大好き酒粕ケーキ♡ の巻 [食べ物]

前回のブログよりちょっと古めのネタになる。 フェイスブック上に「酒粕」というファンページがある。 文字通り世の中の酒粕ファンが集う場所だ。

先月、このページで「酒粕ケーキのモニタープレゼント」を募集、初めはなかなか応募者がなかったらしく(もったいない話だ)応募者全員が当選するかも・・・という管理人のつぶやきに私はすぐさま応募した[exclamation×2] 

まもなく、当選の知らせ[ぴかぴか(新しい)]。 くじ運があまり良くない筆者だが、ここは品物が家に届くまで心躍る毎日だった。[黒ハート]

途中、「酒粕」ページに発送の準備の写真と共に、「さかすけフロマージュ」の文字がアップされた。
「ん? さかすけ? 酒粕の間違いではないのか?」と筆者と同じ思いをした人がいるらしく、「酒粕」ページでは「酒粕を乳酸発酵してアルコール分を抜いた新しい酒粕」と説明があった。 新潟醸造試験場の特許らしい。

アルコール分を抜いたものなら子どもでも大丈夫だ。 当選者からは続々と「子供がペロッと食べた、おいしい、」などのコメントが投稿されている。

夜遅く帰宅した私もさっそく包装を解いてみた。 直径10cmほどのこじんまりとしたケーキ。 あら~!!かわいい[ハートたち(複数ハート)] 夜中にもかかわらずたまらず一切れ食べた!
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見た目、味ともベークドチーズケーキ。 モロゾフのチーズケーキを柔らかくした感じ。酸味がなく、食べやすい。アルコールを感じない(当たり前である)。 食べた後にふわっと酒粕のような風味がかすかに残る。 んま~っ! 個人的にもう少し酒粕の風味があればよい、とモニター用紙に書いて投函した。  もっとも、わが母は「あんだはさげのみだがら、まひしてんだっちゃ! さげかすのにおいすっぺ? このくれでいい。 うまい」とのたまった。 ちなみに訳は「あんたは酒飲みだから感覚がマヒしてるのよ。 酒粕のにおいするでしょ? このくらいがいいわ。 おいしい」
ははは・・・確かにマヒしてるかも・・・(^_^;)

もったいないので、母と半分づつちびちびと食べたがそれでも、2日目でなくなってしまった
また食べたい。  ということで、前からよく作っている酒粕ケーキを久しぶりに作った。 

酒粕は、ひなめぐりのガイド研修の折、目をつけていたもの。 塩竈の阿部勘酒造の蔵の道路向かいに「熊久商店」という酒屋さんがある。 毎度おなじみのところ。 古いお店で享保雛を代々受け継いでいる提携会場の一つである。 常ではないが、向かいが阿部勘ということで新鮮な酒粕を売っている。

研修中お店に立ち寄り、真っ白なバラ粕発見! ビニール袋に無造作に入れてあるところが良い。 1kで400円なり。 薄茶色の練り粕も同じ値段。
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バラ粕と板粕ってどう違う?とフェイスブックの一ノ蔵愛好会ページで尋ねたところ、愛好会顧問の浅沼先生から、さっそくコメントが寄せられた。

「板粕」と「バラ粕」の違いは、基本的には一定の大きさの一枚の板状の酒粕を何枚か袋に詰めて販売しているものが「板粕」。酒粕をはがす時に大きめの板状には剥ぎ取るが、一定の大きさに揃えずバラバラなのが「バラ粕」。板粕でも重さの調整で板粕の間にバラ粕を入れて商品化しているものもあります。中身は同じ。

なるほど~ 先生、ありがとうございます。 

このいかにもカッテージチーズのようなバラ粕を使い、作ったケーキは今までにない良い出来で、こちらもペロッと平らげてしまった。 
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作っているそばからアルコールのにおいがプンプンなので、こちらは念のため未成年はお断りのケーキである。 チーズケーキのような食感を出すには板粕・バラ粕などの水分の少なめの粕を使った方が良い。 練り粕で…という方。 私も試したけどケーキが固まらなくて、生カステラのような食感になる。(こっちの方が良いという諸氏もいた)

私が作ったケーキのレシピは、教えてもらった知人によればcookpadのもの。 こちらの方のレシピらしいので参考までに… 酒粕のベークドケーキ

酒造りが最盛期の今、旬の酒粕を皆さんも味わってみてはいかがだろうか。


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お酒とスイーツ~この至福の時・・・ [食べ物]

よく、「お酒を飲む人は甘いものは食べない」と言われるがはたしてそうだろうか??  けっこう「どっちも好き」という方は多いのではないだろうか? 私もその中の一人[わーい(嬉しい顔)] 酒(特に日本酒)にあうお菓子が食べたいな~と、チョコからケーキまでいろいろ試しているのである。 先日も知り合いの和菓子職人の方に「日本酒にあう和菓子を作ってくださいっ!」とお願いしてしまった。 創作菓子が得意な彼女のこと、いづれは披露してくれると信じている[exclamation]

今回のブログはお酒の会の前に菓子と甘いお酒の話題を一つ。

先日、ど~にも小腹がすいてしまいどうせなら酒粕を使った菓子はないかな? と常日頃から参考にしているCOOKPAD(クックパッド)を開いてみた。

なになに・・・ゴマと酒粕のスコーン? スコーンとはイギリスのお菓子でちょっとした軽食にもなるパンとクッキーの中間のような菓子だ。 以前にもスコーンは作ったことがあるので、大きく作れば朝食のパン代わりになるではないか! さっそく作ったのがこれ。 レシピは小鳥@ことりさんの手によるもの。 こちらをクリックでレシピが出るよ。
ホットケーキミックスでも作れる優れものだ。

レシピでは板粕を使っているが練り粕しかない。 しかし、柔らかめに仕上がりこちらもなかなかのもの。 ゴマも黒がなくて白ゴマだ。

オーブンからいい匂いが…焼き上がり~!! 
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試食をちょっとするつもりが、まぁ~うまいこと! こりゃつまみ食いの手が止まらんわ~!! これは小っちゃく作ればおやつにもよいし、大きめに作れば朝食代わりになるなる!
時間がたつと固くなるので、レンジでチンすると中がほわっと柔らかくなる! お勧めの一品である。

さて、最近物々交換でたまご酒を頂いた。 たまご酒というと、幼少のときは病気の時に作ってもらって飲んだ記憶があるが、卵の生くささが好きになれなかった。 これは宮城の蔵元「勝山」で出している。 
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あらっ?原材料に純米酒? ちょっとだけ飲んでみるね~。 プリンみたいだぁ!! カスタードのような感触、お味。なんてお上品なぁ~!! たまご酒に対する概念がよいほうに崩れたわ! これならデザートにもいける!!
ちなみに、アルは10-11%。 お子様は飲んではダメだよ[猫]

宮城では酒のディスカウントストア「や〇や」でも入手可能だが、他県ではどうかわからん。 勝山のサイトはコチラをクリック

そして、2月23日から筆者の勤務先で「塩竃deひなめぐり」というイベントが開催されるに当たり、会場セッティングの手伝いをした。 お手伝いさんにご苦労様のドリンク? で一ノ蔵のあま酒と浦霞の特別純米酒生一本 1合瓶をもらった。 
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こちらは提携会場の一つ熊久酒店さんでセット500円で販売予定である。 生一本は浦霞の看板酒なのでぜひ試飲されたし。 ちなみにササニシキ100%を使った精米歩合60%、日本酒度0~+1度、アル15-16%の飲みやすい酒である。

日本酒と菓子は私にとって切っては切れないものだ。 これからイベントを控えて何かと忙しい毎日、スタミナつけてがんばるぞ[パンチ]

文責:shimainko



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グラタン食べよ~!寒い夜には酒粕グラタンね♪の巻 [食べ物]

 雪が解けてホッとしたのもつかの間の宮城に、またまた雪が襲い掛かった1月16日。[雪] 冬はクリーム物がよく似合う。 てわけで、グラタンが食べたくなった。 私はホワイトソースから手作りする派なのだが、こんなに寒い日には酒粕で作ったら心がホッカホカだよ![いい気分(温泉)] と勝手に思い込んだ私は、今日の夕飯はグラタン!と決めてしまった。 材料の酒粕は酒蔵のうまい粕が良いぞ!と所要で仙台市内に出かけた私。 

 地酒を売る店では有名な2店を見たけど、入手できず[あせあせ(飛び散る汗)] ずらっと並んだ日本酒をレジに持っていきそうになったのだが、来週、一ノ蔵の立春朝搾りでカネを使うのでここは我慢[ちっ(怒った顔)]

 あ~やっぱり、今がブームの酒粕は都会では入手困難か・・・とディスカウント酒屋に向かった。 いまや全国チェーンのやまや。 数年前に倒産した酒蔵を買い、雪の松島ブランドの酒を製造販売している。 1キロ袋の練り粕を見つけたので、これで良しとした。 ついでにお酒を買おう。 ここは合わせて「雪の松島」が良いよね。

 実は来週酒をたくさん買う予定あるのであまり散財できず、300ミリボトルのを一つだけにした。 このサイズ、最近は大吟醸など結構いいお酒が入ってたりする。売っている酒屋さんは少ないけど、あれこれ飲んでみたいときはこのサイズおススメである。

 さて、やっと作れる酒粕グラタン! 分量忘れたのでおそらく80gくらい? バター2かけ、小麦粉大4炒めたところに投入。 焦げるので水をこれもテキトーに固めのペースト状になるまでまぜまぜ・・

 牛乳を2カップ。 あとで考えたらゆるかったので、1カップ半でいいね。 塩、こしょう、あればナツメグ少々で味を調えとろみがつくまで煮る。 ソースがゆるければ、グラタンの具にマカロニを加えると良い。 本日はシーフードミックス使用。 シメジ、玉ねぎも入っている。 トッピングにやまやで買ったセールのパルミジャーノチーズのかたまりを手でちぎり、パン粉とバターをちょっとのっけて、オーブントースターで焼き目がつけば出来上がり。 オーブンだと20分+グリルで5分。 時間があればこちらをお勧めする。

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 酒粕の旨味が出てあ~しゃ~わせ~[黒ハート]

 酒を片手に一心不乱に食してしまった! 「雪の松島」特純 生貯蔵は油っこい料理をさっぱりさせてくれる、お酒。 プロフがわからんかったので、300ミリならお試しでいけるわ。

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 さて、「生貯蔵酒」とは、殺菌をしないまま低温で貯蔵した酒を瓶詰時に火入れをして出荷するもの。 落ち着いた味。 

 詳しいプロフ、別サイトで発見。 
「雪の松島 特別純米酒生貯蔵酒」 精米歩合60% アル14.5% 日本酒度+3 酸度1.5  
 今度は和食で合わせてみよう。

 さて、次回は今年もやってきた一ノ蔵の立春朝搾りのルポ。 今年は月曜日だが、愛好会のS氏のご好意により早朝の本社蔵へ向かえそうである。 こうご期待!

文責:shimainko

 
 

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薬の前にこれを飲む!~体にやさしい一ノ蔵あま酒の巻 [食べ物]

 寒い!寒いぞ~!![雪] 東北とはいえ宮城県は沿岸部に属している我が七ヶ浜。 海風は強いが割と温暖な方である。 もっと北国の人には申し訳ないが、超寒がりの私には耐えられぬ! 風邪も腹具合も悪い時、まず薬を飲むがその前にこれ一杯。[喫茶店] 一ノ蔵のあま酒である。 

 あま酒には酒粕から作るものと、米麹から作るものと2タイプあるが、こちらは後者。 パッケージにも「アルコールは一切含まれておりません」と書いてある。 酒だが子供が飲める酒だ。

 素材も宮城の環境保全米なので、地球にも優しい。 アルミパウチ入りが人によってはぎょっとするかも。 (ツイッターでつぶやいていた人がいた) しかし、お鍋にぽんと入れれば手軽に温められるし携帯にも便利。私はなかなか優れものと見た。

 数年前、ゆず風味とごま風味も駅の物産展で見たが、最近はこのプレーンしか見ない。 しかしいろいろとアレンジがきくのはこのプレーン。 夏に凍らせてシャーベット。(とろっと溶けたところがんまい~!) 冬はあっためて風邪薬代わり。 何せ栄養分豊富な「飲む点滴」である。 私もちょっと風邪引いたかな、というときはまずこれを飲む。 翌朝がすがすがしい気持ちになれるのだ。

 去年愛好会の料理担当、H先生から頂いた酒粕から作った甘酒をヒントに、ノンアルバージョンでドリンクを再現してみた! 題して、「女性にやさしいあま酒」

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 作り方は簡単! マグカップ大にあま酒を入れ、倍量の豆乳、生姜すりおろし汁、塩(藻塩がいい)を一つまみ入れて、レンジでチン! (ふきこぼれに注意) あま酒の米粒をかき混ぜ、ふーふー言いながら飲むと、も~体調悪いのも吹っ飛んじゃうさ~![グッド(上向き矢印)][いい気分(温泉)] 筆者は店にあったカロリーオフの豆乳を使ったが、コクのほしい人は無調整の濃い豆乳にしたり、生クリームをスプーンで1つ加えてもいいだろう。 ゼラチン入れてそのまま固めたら、プリンなんかも作れそう。

 イソフラボンたっぷりのこのあま酒、皆さんもお試しあれ!

 *前回のブログの「水鳥記」の名前の由来について、ラベルに面白いことが書いてありました。 「酒」という漢字はさんずいに酉(とり) 古代、お酒を注ぐ酒器が鳥の形をしていることに由来するのだそうです。 中国だか、韓国の時代劇で鶏の形をした酒器を見て「あっ!」と思いました。 「水鳥記」は「お酒物語」なのですね~ 勉強になった!

*豆乳入り甘酒の分量について訂正ですm(__)m あま酒と豆乳同量で!倍にしたら薄くなりますね(^_^;) まあ、それも好み!

文責:shimainko 
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七ヶ浜的年越し料理~さらば2012年 レシピ付きだよん! [食べ物]

 一ノ蔵のお酒カンパイで幕を開けた2012年ももうすぐ終わる。[end] みなさんの2012年はどのような一年だったろうか。
 今年最後の記事に何を書こうか迷っていたが、久々に地元料理ネタを取り上げたいと思う。

 我が家では毎年12月31日に夕食に食べるものがある。 それは「おくずかけ」と言われる郷土料理だ。 愛好会の面々に「おくずかけ」を果たして年越しから正月に食する物なのか訊ねたところ、「あだりめだっちゃ(訳:あたりまえだろ)」の答えが帰ってきた。 この「おくずかけ」は里芋を中心とした、野菜(仙台せり、ごぼう)にかまぼこ、豆腐を加えた具をすまし汁風に味をつけた汁を片栗粉でとろみをつけたものである。

 しかし、このおくずかけを自宅で作って食する家庭は今や少数派だと聞き、毎年、年越し料理を作るにあたって家族からいろいろ指図されるのが面倒だった、このマイナー料理を何かの形で残しておくのも大事だと思うようになった。

 さて、今回はレシピ付き。 分量が適当なのはご容赦あれ(^_^;) 
「おくずかけ」(4~5人分)中くらいの鍋 ①とろろ芋(長芋)は皮をむき、一口大に乱切りしたものをこぶと一緒に水から火にかける。水はかぶるくらい。 同時にあくを抜いたごぼうの千切り、水に戻した干しシイタケ、高野豆腐を鍋に入れる。 ②沸騰する前に昆布は取り出す。 鶏肉を一口大に切ったものを加え、火が通るまで煮る。③酒と薄口しょうゆをそれぞれお玉1加え味を調える。しょうが1かけのしぼり汁も加える。 ④なるとの薄切りを加え、片栗こ大さじ1を水50ccでといたものでとろみをつける。 ⑤せりを散らしてできあがり。
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 我が家の年越しはこのおくずかけを代々作ってきた。 これに今年は尾長まぐろのとろろかけ、赤魚煮つけ、数の子と青豆の和え物、大豆もやしのナムル、亘理産仙台いちごを神棚と外の氏神様にお供えしてから夕飯の開始となる。
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 さて、年越しなので酒は欠かせない。 今回は先日購入した浦霞のゆず酒を開封! 酒のプロフは以前のブログで書いた通り。 これに、ずわいがにが食卓に並んだ。 カニ―柑橘とあうではないか! と利き猪口(萩の鶴さんありがと!)の中のゆず酒をカニにディップ! あら~!! ゆずの苦みがない、カニの生くささもない!お上品~!! 
酒本体の味は気仙沼大島産のゆずの本格的な果汁のうまさが感じられ、ほんのりとした苦味がある。 しかし甘い。日本酒度でいえばもちろんマイナス(甘口) いろんな食材と合わせても面白いだろう。デザート的お酒。
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 ここで、父がレンジでチン!してた酒を盗み酒。(^^) 11月の蔵めぐりで購入の綿屋の純米酒。一迫産のトヨニシキ使用。 まぁ~繊細なお米の味が出ている! 綿屋さんは小さい酒蔵ならではのきめの細かい酒造りをしていて、種類も多い。父よ、レンジでチン!はなかろうに…
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 綿屋のくわしいプロフも以前のブログに書いたので参照されたし。

 さて、2012年もいよいよ終わりを迎え、ブログをお読みいただいた皆様に深く感謝!するとともに、ますます日本酒がメジャーなお酒になるように、よさを来年も伝えていきたい。

 次回は新年第一回。 塩竈の一ノ蔵勝来蔵跡での新春初蔵出しと神社参拝レポート。 みなさま、よいお年を!
文責:shimainko
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宮城の夏のスイーツ~ずんだもち(レシピ込) [食べ物]

 お盆シーズン真っただ中。 多くの人々が東西南北と民族大移動で、それぞれのふるさとを訪ねているに違いない。 私のふるさとはここ、七ヶ浜なのでお盆中の大移動は昔から縁がない。 ある意味、他の人がうらやましくもある。[猫]

 さて七ヶ浜、いや当地宮城では夏になるときまって食べる旬の甘いものがある。 それは「ずんだもち」というおもち。 今や全国的に有名(だと思う)で仙台駅や松島などの観光地に行けば年がら年中手に入る。 しかし、昔から農家や家庭菜園で枝豆を栽培しているところでは、お盆シーズンになると畑から収穫した枝豆でずんだもちを作り、来客に振る舞ったものである。 今では手作りずんだもちなど作るところは少ないが、私の家は昔の伝統を愚直なほどに守っているので、毎年夏になると年中行事のごとくもちを作る。

 今回のブログは、酒がらみじゃないが愛好会の忘年会でよく使う七ヶ浜の「麻屋旅館」さんでは、宴席に必ずずんだもちがつくのだ。 繊細なずんだの味は純米酒にあう。 そう思うのは私だけか[exclamation&question]

 今年もずんだもち作りに駆り出されたので、県外の人にも人気の高いこの「ずんだもち」の作り方をこの場で披露しようではないか[exclamation×2]

 材料は、枝豆1kg、砂糖200~300g(甘さはお好みで) 塩適宜 もち 好きなだけ。 どうだ~おおざっぱだろう!! 枝豆は出来れば、仙台茶豆、だだちゃ豆などの黒豆系が味が良い。 これを水からゆでる。ビールのつまみ用に茹でたいときは塩を手のひらでさらっと一盛り入れてもよい。 その時は後で枝豆あんに加える塩はなし、又は味を見て入れる。 味見してちょうど良いかたさになったら、ざるに開け冷ます。 決して水はかけずに、うちわであおぐこと。

 冷めたら、さやから出して薄皮を除く。 家族総出で作るときはこの工程は子どもの役割だった。 よく豆のつまみ食いをしたものである。 手がかゆくなるので、結構いやな仕事だったわ~。 
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皮をむいた豆をフードプロセッサーやミキサーでつぶす。 
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現在はこの手抜きでも許される。 昔私の祖母は「きけ~のはでつぶすど、んめぐねぇんだど!」(訳:機械の歯で潰すとおいしくないのよ!)といって、すり鉢とすりこぎでひたすら丁寧に潰した。 確かにうまいのだが、これも大変な仕事。 伝統を守るのって難しいわん[犬] 

 つぶしたものに砂糖を加え、味を見ながら引きたて役に塩を適宜加えてずんだ餡の出来上がり。 これにモチを絡めて出来上がり。 昔は餅もわざわざついた。 つきたての餅がずんだに絡んでよく合うからだ。 切り餅を焼いて入れてはうまさが半減する。 現在それも大手間なので、今年は白玉粉で作った団子を絡めた。
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 白玉餅は粉に水を加え、耳たぶの固さに練り上げたら、整型・熱湯に入れて浮き上がったら、ざるにとって水で冷やす。 これも、ずんだあんによく合う。 

 できあがったずんだもちは日持ちがしないのでまさに「旬」の味となる。 冷凍保存はずんだの食感が悪くなるのでお勧めしない。 冷蔵庫で保管しても1日が限度か。(もちが固くなるから) 
ずんだあんは、半分融けたバニラアイスクリームと混ぜると、おいしいずんだアイスにもなる。 ホイップクリームとも相性が良いので、ケーキのクリームにしてもよい。

 昔から食べて、「もう飽きた」感のあるずんだもちだが、夏が来るとやっぱり食べたくなる。 酒好きの男性客も好んで食べてくれる。 しかし、昨日から今日一日ずんだもちを始め料理作りで台所に立ちっぱなしだったが、男は座って酒を飲むのが許されてうらやまし~ね~。 私もただ座ってお酒のみたいわ~[ー(長音記号1)]

文責:shimainko
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一ノ蔵「バトン」飲み納め+七ヶ浜グルメ [食べ物]

4月の一ノ蔵蔵開放で購入した「一ノ蔵3.11未来へつなぐバトン」を開封したのがGW中。 (酒蔵見学がおじゃんになった日だ[もうやだ~(悲しい顔)]) ちびちびと飲んだり、ある時は料理酒としてお役を果たしてきた酒だが、瓶に残るはあとわずか[ー(長音記号1)]日本酒のストックはもうないぞ~[たらーっ(汗)] 今回は、おいしい食材が満載の夕食の御前と合わせてみました[ー(長音記号1)]さらばじゃ、「バトン」よ[手(パー)]

 数日前、一ノ蔵のフェイスブックで、このお酒の売上金685万円[exclamation]をハタチ基金へ寄付したとのニュースが舞い込んできた。 飲んで被災地のために(七ヶ浜もそうだけど)何か貢献できるって素晴らしいぢゃないか! お酒の味は若者のような味がした、わけではないがすっきりとしたコメの旨味が活きたお酒であった。 生酒なので冷蔵庫で保管しながらの消費。味が刻々と変化していくのも面白かった。

 さて、夕食メニュー。 
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七ヶ浜産のアサリの味噌汁。 5cmほどもあるでっかいアサリ[黒ハート]―幼少のみぎりはよくアサリ掻きをしたもんだ。 ここで父からワンポイント。「みずがらでねぐ、50どくれのぬるまゆでにろ」(訳:水からではなく、50度くらいのぬるま湯で煮なさい)-あらら?? やわらか~い[るんるん]アサリ汁はぐつぐつ煮てはいけない。 身が固くなってしまうから、貝の口が開きかけたと同時に味噌を投入して火を止めるのである。 貝の旨味もしっかり出てお酒の良い友だわ~ ぬるま湯からなので、火の通りも最小限である。 

 そして塩釜仲卸でも食べた私にはおなじみのイカのボイル。 
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ぷっくり膨れて見るからにうまい、そして柔らかい。 「バトン」との相性はこれが一番(私の意見)。市場でも傾向の似た浦霞のしぼりたて純米とイカのボイルはよい組み合わせだった。 酒が甘く感じるのだ。 不思議だわ~(安上がりだし)[わーい(嬉しい顔)] 

 また、食卓には今季「初物」のとうもろこし。 茹でであら塩をさっと振り、ぱくっ! 
他にキャベツとマッシュルームの炒め物。 震災直後、大きくへこんだマッシュルーム業務用缶3kが格安で売られていた。 消費方法に困り、1L瓶3本分に水気を取ったキノコをいれ、エクストラバージンオリーブオイルとスパイスで漬けておいた。 
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余った分はこの野菜炒め行き。 オイル漬けのキノコをどう食したかはまた改めて。

 私は生マグロが好きじゃないので食べないが、家族は中落ちこの辺では「ほねはだぎ」と呼ばれるものを食した。 1パック500円ほどでこれも安い。 

 これらの食材は七ヶ浜の仮設商店街、通称「七の市商店街」で購入した。(マッシュルームを除く) 津波で被災し店を失った人たちの再起の場である。 ものは新鮮、そして安い! 毎月最終日曜日に特設売り場をプラスして「七の市」が開催されるので、七ヶ浜を訪れる機会があれば覗いて行ってもらいたい。 場所は七ヶ浜生涯学習センター敷地内である。

 最期に一ノ蔵「バトン」のプロフィール。 素濾過特別純米生原酒「3.11未来へつなぐバトン」 原料米:宮城県産有機栽培ササニシキ100%使用 精米歩合60% アルコール度数17度 

 残念ながら出荷は終了したそうである。 今度は何飲もうかな~[NEW]

文責:shimainko
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「大人のジェラート さくらのしおがまジェラー酒」を食べた! [食べ物]

 このところ、久々に風邪をひいてしまった。[もうやだ~(悲しい顔)] 風邪をひいているとき、ムショ~に食べたくなるもの、それはアイスクリーム[るんるん] 一ノ蔵の「あま酒」(しょっちゅう飲んでいるがこれについてのレビューは後日!)も、そこを突き、塩竈deひなめぐりの期間中、酒友に購入してもらった浦霞の「大人のジェラート さくらのしおがまジェラー酒」を開封。 病み上がりの時と、健康な時では味覚が変化するだろうが、この際体が欲する物に従おうではないか。

 
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浦霞本社蔵で買ってきてもらったが、販売は期間限定。 常には塩竈市北浜の「えんふぁん」という藻塩(塩竃の海水を煮詰めて作った藻塩は塩竈の期待が込められている!)のスイーツを主に制作・通信販売しているお店で販売している。 ここのシェフ(?)は巷では「スイーツ王子」と称している。 「王子」と言われるほどのルックス(?)かどうかは、えんふぁんさんのHPで確かめるとよい。 仕事上何回かお目にかかったことはあるが、好青年ではある。

 脱線[あせあせ(飛び散る汗)] そして、製造はなぜか松島のポポロ。 ここは、松島の有名ホテル街に向かう道路の途中にある、ジェラートで有名なお店。 橋の上にお店があって、すぐ下は海。 津波の被害が心配されたが、その後お店はやっているようだ。 ポポロのジェラートはクリーミーでおいしかった! そして、浦霞の酒粕― この3つがタッグを組めば期待はおのずと高くなるというものである。

 さて、お味― ちょっと溶けかかったくらいがおいしい[黒ハート] メインの材料はジャージー牛乳。 グルメな牛乳で有名。 口に含んだとたんミルキーな味わい。 そして、酒粕とかすかな桜餅の香りがした。 のん兵衛の私はもう少し「酒」の風味がほしいところだが、苦手な人は「お酒の香りがするね」というだろう。 パッケージも、かわいい桜の色。 浦霞だから春、桜の時期に「純米吟醸生酒 春酣」と一緒に味わってみるのもオツなものであろう。

文責:shimainko

 
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