こんなお酒を飲んだ―魔法の一滴本みりんの巻

さて、今回の「こんなお酒を飲んだ」は本みりん。　「みりんなんて調味料じゃないか」と思ったそこのアナタ！　これは飲むみりんである。そう言い切ってよい。　私はみりんに対する概念が変わった。

　

この本みりん、東京に住む酒友が２月の厳冬、これまた厳冬の北海道へ旅をした折に酒蔵見学で入手したものをおすそ分けしてもらったシロモノである。　ありがとう友よ！

　さて、日本酒講座で以前酒蔵の作るみりんと言えば、三河のみりんが有名と習った。　これは小樽。　そして北海道のもち米１００％使用の本格的なみりんである。しかものめる！（しつこい）

　おちょこに一口・・・　えっリキュール？　ウイスキー？　口の中で、「なめるなよ」とばかり、どっしりとしたアルコール分を感じた。　アルコール分12.5％。　ワインくらいではないか。　母が興味を持ったので、お湯割りをして再度いっしょに味見。　あ～！！　メープルシロップの味だよ！　おいし～　ホットケーキにかければ、オトナの味になるではないか！！　　逆に料理にはもったいない！　箱書きによればいろいろ活用法がありそうである。　しかも、煮崩れしないとある。　珍しくておいしいものに再度友に感謝した夜であった。

製造元の田中酒造についてはこちらをクリック。　建物も趣のある酒蔵である。

文責：shimainko

宮城利き酒チョコをgetしました！

　明日は、バレンタインデー。　わが日本では、女性から男性にチョコレートをあげる日とされております。　（諸外国では、反対だそうな。日本の男性の皆さん、よかったね）

　バレンタイン前最後の日曜日、仙台の某デパートで普段買うことのないチョコを買おうと思ったのは、新聞広告に「宮城利き酒チョコ」とあったから。　なぬ～！こいづぁいがねくてね～な！！(訳：これは行かなくてはいけないな！)　というわけで、人でごった返す売り場に向かいました。　なんと、あまりの人気に予約制。あららっ　それでも、午後に入荷と聞き、宮城版と東北版を予約しました。

　しかし、お昼の連絡で「東北版の方があまりの人気で生産が追い付かず、１３日の入荷です。」との答え。　一箱酒友にあげようと思った私は、「そんなぁ～！！」と落胆の色を隠せませんでした・・・　ごめん！友よ。　しかし、宮城版はさすが豪華。　もったいなくてまだ食してないが、名だたる蔵元さんのお酒が使われています。

　チョコを作ったのは東京の有名チョコレートシェフ、三枝俊介氏。　震災で痛手を受けた宮城の蔵元を力づける目的で作った、いわば「復興チョコ」　ネットでも販売するそうなので、ほしい方はコチラをクリックしてね

　さて、写真だと分かりづらいので、使用のお酒は阿部勘(Fデパートさん、漢字間違ってたよ！)　於茂多加、川敬商店　黄金澤、勝山酒造　ライトニングⅡ、内ヶ崎酒造店　鳳陽、一ノ蔵　アガイン、角星　別格　・・・以上のラインナップです。　1575円これを高いとみるか、妥当とみるかはそれぞれに任せましょう。

　ちなみに、東北版では浦霞と萩の鶴が入ってました。　あとの二つは田七と、あとは…忘れちゃった！　４つはいって１２６０円でした。　こっちは、ネットにのってませんでした　ある意味貴重だったわけだ。

文責：shimainko

　

sakeシフォン by カフェナツメ

　本日、職場の上司からシフォンケーキをいただきました。　まだ、発売前という試作品に近いものだが…
原料に酒粕が使われているのがミソでございます。　カフェナツメは塩竈市役所から、仙石線の高架下方面に向かう先にある、おしゃれで小さなケーキ屋さん。　　塩竈の有名な〇〇の酒粕と藻塩が使われてます。　（うちの酒粕とは、宣伝しないでほしい、と蔵元さんの希望で、原料にはただの「酒粕」としかありませんでした）
パッケージもおしゃれ。
　
　さて、肝心の味は・・・包装を開けると、ミソのような香り。　一口食べると・・・カルーイ　口の中溶けてなくなっちゃった　そして、食べた後にほわ～っと日本酒のかぐわしい香りが口の中に…　　これはうまい！　シフォンケーキとは、じみ～なケーキだけど、作るのが難しいのだよ。　これは、甘いもの苦手な人にも受けるかも。

　一ノ蔵の大和伝使用のカステラは、ずしっとした感じだが、またまた違う魅力があってよろし。　塩竈のほう、なんで、蔵元明かさないかなあ？

　ちなみにカフェナツメさん、HPないので、情報ないですが・・地図はこちらでどーぞ。　日曜はお休みだそうです。

文責：shimainko　

焦げてしまった酒粕ケーキ

　先週、萩野酒造を見学の折に、購入の「萩の鶴吟醸粕」で、酒粕ケーキを作りました。　蔵見学の時は必ず、酒粕を買うようにしています。　目的は、このチーズケーキに似た酒粕ケーキを作るためなのですが、昨今の酒粕ブームのためか、売り切れとなることもしばしばのようです。

　前回、小麦粉を入れ忘れ、（それは、それでおいしかったのですが）今度は、リベンジ！とばかり張り切って、３つ作っちゃった
　で、この写真なのですが、あ～あ、焦げちゃった！砂糖が入ってるから、焦げやすいのだけど、「これは人にあげられん！」ということで、哀れケーキは我が家の胃袋に…　しかし、使ったのが練り粕。じゅくじゅくと、アルコール分が染み出しそうな粕でした。　　チーズケーキの硬さを求めるのなら、板粕がよかったのですねえ。　小麦粉余分に入れたのに、・・・　　中が、プリン状態。　でも味はサイコ~　こりゃ、１月まで待たないとだめか。　

　　本日は一日中料理三昧。　近所から、ごみ袋の大きさの袋に巨大セロリがいっぱい。角田からの贈り物。
さ～、これをどーしよーか、と頼りのcookpadでこちら２品を仕上げました。　サラダと、つくだ煮。　萩の鶴山廃ひやおろしと賞味してみたけど、セロリって洋風野菜だから、どんな食材も負かしてしまうのがすごかった。　ワインのほうがいけてたかな？

インカレッド

先週、会員のメンバーさんの一人から、変わったお芋をもらいました。　皮も中身も。　調べてみたら、「インカレッド」というそうです。　「なじょしてくったらいいが、りょうりしてみだらっちゃ」(訳：どんなふうに食べたらおいしいか、料理してみたら？)　　う～ん。　困ったときのcookpad。　ちょうど、インカ三兄弟なる、「インカの目覚め、インカレッド、インカパープル」を使った、3色シチューなるレシピが載っていたので、インカレッドのみでを作ってみました。

　肉質はメイクイーンに似てます。　全然煮崩れしないので、カレーやシチューにはぴったりですね。でも、色を活かすためには、ホワイトシチューで正解でした。　あとは、ポテトサラダを作ったのですが、今回はシチューの写真のみ。　あとはこの日の夕食です。　日本酒より、ワインが合うかな？　実は、職場の上司からワインをもらったのですが、それは今度の「こんなお酒を飲んだ」コーナーで。

寒天喫茶10月

お酒だけじゃない、おいしいものも網羅するこの「一ノ蔵愛好会」。　本日は、会員の一人と、仙台市一番町のアクテデュースが運営する「寒天喫茶」に行ってきました。　先月も、「月」をテーマにしたお菓子を紹介しましたが、今回は、「秋色ピクニック」。

コースの初めはちょっと苦めの大人のココア

お次は、「紅葉」をイメージしたサツマイモのお菓子。


お口直しのお抹茶に・・・

　メインのパフェはかぼちゃと煮りんご

おしまいは有機栽培のほうじ茶。


お土産まで付きました。




次回の寒天喫茶は、11月20日と21日だそうです。　テーマは「北風」。　さあ、どんなお菓子になるのでしょう…

失敗酒粕ケーキ

職場の上司から、酒粕をもらったので、(たぶん、浦霞か、阿部勘）酒粕ケーキを作りました。　もうマスターしてるつもりで、ふんふん♪と作っていたら、どーもいつまでたっても、オーブンの中ぐちゅぐちゅ・・・・「あっ！！」と気づいたときはもう遅し…　小麦粉を入れ忘れたのです。ばかばかばか・・・・　

できたのは、見た目「焼きプリン」。　まあ、不味くはない。　友人にあげようと二つも焼いたのに・・・・ぱあ　それに、粕が練り粕で、熟成が進んでいました。　

このケーキ、「ちょっとチーズケーキみたい」・・・こういうのが好きな人はさむ～いころにできた板粕がおすすめ。　今回作ったのは、ケースにアルコール分がじゅくじゅくにじみ出ているのだよ…　そして、まだまだレシピを見なければ！こう思った今回の失敗作でした。　(恥ずかしいので、写真はナシ）