一ノ蔵「バトン」飲み納め+七ヶ浜グルメ [食べ物]

4月の一ノ蔵蔵開放で購入した「一ノ蔵3.11未来へつなぐバトン」を開封したのがGW中。 (酒蔵見学がおじゃんになった日だ[もうやだ~(悲しい顔)]) ちびちびと飲んだり、ある時は料理酒としてお役を果たしてきた酒だが、瓶に残るはあとわずか[ー(長音記号1)]日本酒のストックはもうないぞ~[たらーっ(汗)] 今回は、おいしい食材が満載の夕食の御前と合わせてみました[ー(長音記号1)]さらばじゃ、「バトン」よ[手(パー)]

 数日前、一ノ蔵のフェイスブックで、このお酒の売上金685万円[exclamation]をハタチ基金へ寄付したとのニュースが舞い込んできた。 飲んで被災地のために(七ヶ浜もそうだけど)何か貢献できるって素晴らしいぢゃないか! お酒の味は若者のような味がした、わけではないがすっきりとしたコメの旨味が活きたお酒であった。 生酒なので冷蔵庫で保管しながらの消費。味が刻々と変化していくのも面白かった。

 さて、夕食メニュー。 
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七ヶ浜産のアサリの味噌汁。 5cmほどもあるでっかいアサリ[黒ハート]―幼少のみぎりはよくアサリ掻きをしたもんだ。 ここで父からワンポイント。「みずがらでねぐ、50どくれのぬるまゆでにろ」(訳:水からではなく、50度くらいのぬるま湯で煮なさい)-あらら?? やわらか~い[るんるん]アサリ汁はぐつぐつ煮てはいけない。 身が固くなってしまうから、貝の口が開きかけたと同時に味噌を投入して火を止めるのである。 貝の旨味もしっかり出てお酒の良い友だわ~ ぬるま湯からなので、火の通りも最小限である。 

 そして塩釜仲卸でも食べた私にはおなじみのイカのボイル。 
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ぷっくり膨れて見るからにうまい、そして柔らかい。 「バトン」との相性はこれが一番(私の意見)。市場でも傾向の似た浦霞のしぼりたて純米とイカのボイルはよい組み合わせだった。 酒が甘く感じるのだ。 不思議だわ~(安上がりだし)[わーい(嬉しい顔)] 

 また、食卓には今季「初物」のとうもろこし。 茹でであら塩をさっと振り、ぱくっ! 
他にキャベツとマッシュルームの炒め物。 震災直後、大きくへこんだマッシュルーム業務用缶3kが格安で売られていた。 消費方法に困り、1L瓶3本分に水気を取ったキノコをいれ、エクストラバージンオリーブオイルとスパイスで漬けておいた。 
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余った分はこの野菜炒め行き。 オイル漬けのキノコをどう食したかはまた改めて。

 私は生マグロが好きじゃないので食べないが、家族は中落ちこの辺では「ほねはだぎ」と呼ばれるものを食した。 1パック500円ほどでこれも安い。 

 これらの食材は七ヶ浜の仮設商店街、通称「七の市商店街」で購入した。(マッシュルームを除く) 津波で被災し店を失った人たちの再起の場である。 ものは新鮮、そして安い! 毎月最終日曜日に特設売り場をプラスして「七の市」が開催されるので、七ヶ浜を訪れる機会があれば覗いて行ってもらいたい。 場所は七ヶ浜生涯学習センター敷地内である。

 最期に一ノ蔵「バトン」のプロフィール。 素濾過特別純米生原酒「3.11未来へつなぐバトン」 原料米:宮城県産有機栽培ササニシキ100%使用 精米歩合60% アルコール度数17度 

 残念ながら出荷は終了したそうである。 今度は何飲もうかな~[NEW]

文責:shimainko
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