改題「七ヶ浜の味覚をくらふ会」藤はいずこ・・・?の巻 [食べ物]

桜の季節が終わったら、次の季節は。 「藤観る会?」と銘打って企画したが、花が咲かない! [あせあせ(飛び散る汗)]予定地の君ヶ岡公園は枝が枯れた藤の残骸?が棚からつり下がっている。

ならば、と会長が「すらうおどあさりあんだげっと、なんぬんくんのや?(訳:白魚とあさりがあるが何人来るのか?)」と訊いてきた。 では、会長宅で改題「七ヶ浜の味覚をくらふ会」を行うことになった。 

参加者は6名。 しかし、だだっ広い会長宅なので10畳×2の大広間で宴会。 のびのびとできた。

 
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白魚は七ヶ浜の海で捕れる春の味覚。 1キロ浜値で5000円という超高級魚だ。 町民は根三つ葉といっしょにてんぷらにしたり、かき玉汁にして楽しむ。 今回あさりがあるので、てんぷらにした。


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こちらあさりの味噌汁。 あさりでかっ! 七ヶ浜産は代ヶ崎浜のものが有名だが、こちら東宮浜産。地元の人だけが取るのを許される、という商業ベースには乗らない超レアもの。 冷凍保存されたものでも美味しい。
ちなみに代ヶ崎浜産は5月15日、ブランド化されることになり、築地の料亭でもあじわえるそうだ。 値段が高くなるだろうなぁ… 


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このほか参加者が各々持ち寄った食べ物で花より団子! [わーい(嬉しい顔)]誰か知らぬがどこからかとってきた藤の花が花瓶に添えられていた。


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こちら一ノ蔵のあま酒と豆乳にパンを漬けこんだフレンチトースト。 あま酒のほのかな甘みだけで楽しむ以外とさらっと食べられるもの。

さて、お酒の登場~。



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1: 秋田 日の丸醸造 まんさくの花 純米吟醸 おりがらみ生原酒 持ち込んだA氏によると、蔵見学の際、純吟とは思えぬ超安値で入手できたとのこと。 使用米:秋田県産吟の精  精米歩合:55%
アル:17.0~18.0% 日本酒度:+5 酸度:1.8 アミノ酸度:1.4 日本酒などのプロフは日の丸酒造のHPから おそらく季節限定の槽しずくと思われる。 酸の強さで辛みの中にもフルーティさが残る。(飲んだ人評)



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2:山口 澄川酒造場 東洋美人 純米吟醸 FIFAボトル 精米歩合:55% ワールドカップの企画もの。東京のはせがわ酒店さんが9種類の日本酒、焼酎などをFIFA公認のラベルを貼って全国に売り出したもの。 筆者も近所の酒のディスカウント店で入手した。是非、皆さんも見つけた際はお試しあれ。 東北ではめったにお目にかからない、東洋美人は女性杜氏の蔵。 昨年の台風でだいぶ蔵は被害を受けたようである。 酸が効いている旨口のお酒。 美味~



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3:宮城 一ノ蔵 萩丸 特別純米酒
  日本酒度: -0.5  アル:15.3%  酸度:1.15 アミノ酸度:1.12 
  一ノ蔵と東北大学が共同で醸したお酒。お米は環境保全米の蔵の華さ! 当日開封せず、井戸に吊るして次回まで寝かせるそうな…



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4:岩手 あさ開 あさ開 南部寒作造り 純米吟醸
  アル15-16% 精米歩合55% 日本酒度+1 一昨年蔵めぐりにお邪魔した蔵。 上品な味だったなぁ…



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5:富山 成政 純米しぼりたて (生酒)
「成政がお届けする季節便りの白眉…その通り、うっすら白く濁っている新酒です。瓶の中に酵母が封入され、いわゆる「後発酵」をさせますので、微炭酸のシュワッとした風味が持ち味。」成政HPより抜粋。
 富山県南砺市産雄山錦使用 アルコール度数 16~17% 精米歩合60% 
・・・実は1,2のお持ち帰りした酒以外訳あって当日は飲んでいないので味の感覚がつかめず。 プロフとみんなの反応のみで判断してこのブログを書いている無謀な筆者である。(・_・;) S嬢が思いっきり振って微炭酸が強炭酸になってしまった・・・・



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6:東鶴 特別純米 雄町 荒走り生
  原材料: 米、米麹、水 原料米: 麹米/雄町、掛け米/雄町 精米歩合: 60% アルコール度数: 16.5度 
「雄町」していた筆者大好きな雄町を使ったお酒! しかも搾りの最初、たら~りとでてくる「あらばしり」の部分! う~ん! これも飲めないか~! 会長がこれも「井戸さつるすっとぐがら」 次回まであるか?



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7:福井 黒龍 二左衛門 純米大吟醸斗瓶囲い
 日本酒度 +5 酸度 1.0 使用米 山田錦 精米歩合 35% 使用酵母 蔵内保存酵母
会長秘蔵のお酒。 ある会社社長からの贈り物と言っていた。朱塗りの木箱にうやうやしい。 一滴残らず飲まれたのでどんな酒かと思って調べたら… 4合瓶で一万円![ぴかぴか(新しい)] ネットでは7~8万円の高値がついている!うそでしょ~(T_T) 飲めないなんて! いや、今回は皆をもてなす酒宴。 この酒どもは縁がなかったのだ、ときっぱりあきらめることにした。 ちなみに二左衛門とは初代蔵元の名前とか。 これも蔵元いわく、「燗で飲める大吟醸」なのだろうか・・・・ 



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8:レー・ケンダーマン・ツェラー・シュバルツ・カッツQ.b.A 2007
  使用ブドウ: ミュラートゥルガウ種、リースリング種
  これは筆者があるところから2011年の震災被害にあった酒屋が海から救い出した、という頂き物のワイン。 中身の品質が心配されたが、皆の反応を見ると上々のようである。 持ち帰っているがまだ自分で飲んでいない―

・・・・とお酒のプロフはこんなところ。 最後に番外編として会長宅の骨董品? 「鳳山」と書かれた大徳利と仙台藩御用達酒発祥の地の碑文を紹介。



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調べたら、昔は仙台市若林区染師町にあったという、蔵。今は存在しない。 みやぎにはその昔、77もの酒蔵が存在したというそうなので、これもその一つか。 横に電話番号が書かれた味のある大徳利である。



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こちらは、筆者があるツアーに参加して仙台城跡を訪れた際、山を徒歩で下ったら山道にひっそりと建っていた碑文。 仙台藩御用酒発祥の地という、日本酒ファンには見逃せない碑。 仙台市博物館側からだとちょっと山道を登る。 近くを訪れた際は是非。疲れるが…

さて、もう一つでブログ100号となるのだが、若干禁酒期間に入らねばならないので、次回何を書けるか思案中である。 記念すべき100号の際はまた皆さんにお気楽ブログを読んでいただきたいものである。 また、会員~!!自分ばかりで楽しまないで、たまには飲酒の感想でも述べよ~!

最後にHPある蔵のリンクは名前をクリックで情報出ます。
日の丸醸造
澄川酒造場
成政
黒龍
東鶴
あさ開
萩丸


文責:shimainko

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