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お酒の縁~第21回蔵元と日本酒を楽しむ会レポート [イベント]

ある日愛好会S嬢より、「Wさんから日本酒のイベントのお誘いがあるんですが行きませんか[わーい(嬉しい顔)]?」とのお誘い。W氏も会員である。 かくして10月5日の仙台江陽グランドホテルに愛好会の蔵巡りの名運転手H氏、と会員4人で乗り込んだ。

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第21回というからかなり息の長いイベントだ。 主催は仙台吟遊会。 ホテルの中にはえんじ色のはっぴを着た落ち着いた年齢のスタッフさんが参加者をさばいていた。 参加人数600名?! すごいね。 グラスとおつまみの折を頂きいざ出陣! 



おつまみは宮城の御馳走を詰め込んだ豪華なもの。 立食のため食べながら試飲というのはは結構技術を要する。 筆者はまず目の前にあった蔵のお酒を頂き乾杯酒とした。 福島の夢心酒造の「奈良萬」。 WOWOWの「銘酒物語」という日本酒の番組の第1回のオンエアで山形十四代、岩手南部美人と共に紹介されていた蔵。 他2つは飲んだことあるけど奈良萬だけは未体験。 テレビで見たことのあるお顔の蔵元さんより純米大吟醸を勧められる。

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純米大吟醸 奈良萬 純米生酒中垂れ無濾過生原酒 使用米:五百万石 精米歩合:55% アル:17~18% 日本酒度:+3 酸度:1.7
ひゃ~! 口の中でプチプチしてフルーティ!  初っ端から美酒だ~! 「中垂れ」一番品質が安定したおいしい所さ。 各ブースでは蔵元さんがしっかり仕込み水を用意。 イベントのサブタイトルには「仕込み水と美酒を唎き味わう集い」とある。 美味しく飲むために和らぎ水は欠かせない。

今回は宮城の蔵は全部回ろうと思っていた。 他県のお酒も捨てがたいけど、普段店に並ぶことのないお酒を知ることも、名前だけでも「宮城純米酒サポーターズ倶楽部」の会員としては欠かせない。


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大沼酒造 乾坤一 純米大吟醸 雄町 にごり   使用米:雄町100% 精米歩合:40% 中取り
「雄町しました~!!」 酒が呼ぶ・・・・ それも普段お目にかからないにごり? なんて贅沢! そして雄町ときけば捨て置けぬ。 山田錦や五百万石の親。 大吟醸なのにこのコク。


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仙台伊達伊澤家勝山酒造 勝山 鴒(れい) サファイア 袋搾り 仙台産一等ひとめぼれ使用 アル:12% 精米歩合:55% 海外を見据えた勝山さん。 ワインのようなこのお酒、ジュエリーシリーズのひとつ[ぴかぴか(新しい)]。 (ルビーもあるらしい) 今回女性のみに提供。 ドイツワインのような味わい。 食後ならいいかなぁ・・・


となりはおなじみ、一ノ蔵!
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一ノ蔵 金龍蔵 大吟醸掛搾り 山田錦100%使用 精米歩合:40% 日本酒度:+3~+5
お酒のイベントや蔵の会でも頂いた記憶がある。 あ~おいしぃ! 一番高い純米大吟醸の笙鼓もあったけど、金龍はあまり飲む機会もないから迷わずこれにした。 あとで笙鼓も注いでもらえばよかったと後悔。 すぐ無くなったからだ。 

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年季の入ったイベントからか、各蔵社長さんの顔もちらほら。 一ノ蔵もこの秋、社長に就任した鈴木氏が来場。 にこやかに写真におさまっていただく。[わーい(嬉しい顔)]


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こちらは浦霞醸造元、社長の佐浦氏。 宮城県酒造組合の組合長さんでもある。 頂いたこのお酒と共に写真撮影をお願いした。
浦霞山田錦大吟醸 25BY  使用米:山田錦 精米歩合:45% アル:16~17% 日本酒度:+2 酸度:1.5
すっきり、上品、これは着物で着て頂くようなお味だわ~・・・ もう一杯いきたいところを水を頂き、会場を出て先ほどのおつまみをここで「がっついた」 

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お腹がすく時間でもあるので、すきっ腹のお酒は非常に危ないのだ! 全部食べちゃえ! ここで同じように隣でおつまみを堪能していた方と酒談義になる。 純米酒BARで買った手拭いで作ったバッグを持っていたので「よほど宮城愛が強いんですね[ー(長音記号1)]」と言われてしまったわい

お腹に食べ物を入れたとこでさ~戻るぞ!



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千田酒造 栗駒山 大吟醸 斗瓶取り
山田錦使用 精米歩合:40% 日本酒度:+2~+4 酸度:1.1~1.3 アル:17~18%
栗駒山はすっきりした辛いイメージあるのにこれはフルーティ! 大吟醸の斗瓶取りだもの当たり前だよ。


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そして、見覚えのある懐かしいお顔。 千田酒造の社長さんだった。 個人的なことを言うと、20年前宮城県青年会館主催の「みやぎ夢クルーズ」という、今では考えられない豪華客船での国際親善訪問があった。 ロシアのウラジオストックと韓国の釜山を訪問し、10日以上も船の中で参加者が交流するという企画に参加したが、同じ班に千田社長がいらっしゃった。 その時は日本酒には興味のない筆者だったので、特に気にも留めないという罰当たりものだった。 下船してしばらくたってその時のクルーズの同じ班メンバーに「うちの蔵を見学しないか」と言われたのであった。 筆者初の蔵見学。 懐かしくなって声をかけたら「ええ~ [exclamation&question]」とそりゃまたびっくりされたよ。 昔の事はほとんど忘れていたけど、蔵で頂いたお酒の味はしっかり覚えていた。 日本酒が好きになったきっかけと言っても過言ではない。 写真もお願いしてしまった。

さ~デザートでも行こうか。 

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新澤醸造店 超濃厚ヨーグルト酒 リキュール ジャージーヨーグルト、日本酒、 糖類 アル:5~6%
伯楽星無くなってたよ~。 これもおいしい[揺れるハート] カップを洗ってまた戻る。


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平孝酒造 日高見 中取り大吟醸 山田錦使用 精米歩合:40% 日本酒度:+4 酸度1.2 アル:17%
どれもこれも自慢の一品を蔵元さんが持ってきているので、無言になってしまう・・・ そろそろ舌の記憶があいまいになってしまう。[ふらふら]

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蔵王酒造さんは大吟醸のアイスクリームを用意していた。 ブースの前は長蛇の列。男性の姿も多い。 老若男女よろこぶ、あいすくり~む~! クリームの味がしっかり出ているアイス。 みりんか、日本酒をかけて、と蔵では勧めていた。


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山和酒造さんはかつて七ヶ浜でも見学に行った蔵元さん。 妙に二杯目行きたくなるお酒だったなぁ・・・・
山和酒造 山和 純米大吟醸 雫搾り斗瓶取り山田錦40 東北清酒鑑評会出品のお酒。 プロフわかりません・・・あしからずで。 とにかく名前が示す通り、おいしい! てわかるよ。


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阿部勘の若旦那は熱心なファンにつかまって歓談中[かわいい]。 女性のための日本酒セミナーでたびたびお目にかかっていた。 月見カフェでよく見るラベルのお酒ではなく、めったに飲めない逸品を頂いた。
阿部勘酒造店 阿部勘 純米大吟醸 原酒 山田錦
これもプロフないです。 原酒でふら~[ふらふら]!美味しかった~ 宮城の蔵は以上。



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阿部勘さんの隣は山形の出羽桜さん。 そこに「山廃」の文字を目ざとく見つけて頂く。 美酒も良いけど、ホッとする味(山廃だって一つ一つ違うが…)で口中をクリアにする。[いい気分(温泉)]
出羽桜 山廃 特別純米酒 精米歩合:55% アル:16% 酸度:1.6  日本酒度:+2
毎日飲むなら特純ぐらいがイイね。



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阿部勘さんの反対隣は話題の秋田の新政だった。 いろいろお洒落な雑誌にも取り上げられている蔵。 ラベルも洒落ているねぇ~ 頒布会で出しているお酒だそうだ。 上品な味がした。
新政酒造 古式生もと 
あきたこまち:100%使用 麹米:40% 掛け米:60% アル:15% 昔ながらの製法で醸した「古式生もと」

終了時間も迫ってきた。最後はやっぱり雄町を使ったのがいい。

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南部美人 純米雄町 雄三スペシャル 雄町のお酒ってあまり高くて削らないと聞いているので、旨味が残ってるのが多いのだが、(これも60%) えっ!? 辛い! 甘さを残さない作りのお酒だそうだ。
しかし、この締めが心地よい。 燗酒で頂いた。
精米歩合:60% アル:15-16% 日本酒度:+12(!) 酸度:1.9 プロフ見てびっくり。超and超and超辛口だね。でも思ったより辛くないのはどうしてだろ? 酸度1.9で大分酸味残しているからだろか。 おもしろ~い!

宴も終わり。お酒もだいぶなくなったみたい。 千田社長の中締めで無事終了~! いや~、豪華なイベントでした~。 嬉しい再会もあったし、満足の筆者なのであった。 日本酒バンザイ!

文責:shimainko




  


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純米酒BAR2014~秋ののん兵衛の祭典? [イベント]

ブログも今回で101号となり、かなりまた更新しないまま時が過ぎ・・・ 「もうやめだんでねぇべが?」 と思っている御購読者の方々、申し訳ないッ! 日本酒もあまり飲んでないことから禁断症状の出始めた筆者である。 ネタがなきゃ(飲めなきゃ)書けぬ![あせあせ(飛び散る汗)]   ・・・・ 酔っぱらいの戯言はこのぐらいにして・・・・

毎年秋になると、宮城では音楽の祭典、仙台定禅寺ジャズストリートフェスティバルが行われる[るんるん] そして日本酒愛好の諸氏には、めざすところは一つ! 錦町公園の一角である。 音楽や屋台も賑やかなのにも脇目もふらず、500円玉を握りしめ、青い看板のあるテントに向かうのだ[ダッシュ(走り出すさま)] 

「純・米・酒・B・a・r」。 500円で3つの宮城の普段飲めない逸品の酒を飲めるとあっては見逃せないではないか。

今年で7年目という息の長いイベントは、普段日本酒を提供する小売店や蔵元ではなく、飲み手が自分たちの愛する宮城の酒を来場者に提供するものである。 なので、蔵元さんもテントの中で提供するのではなく、一般客に交じって列に並ぶという、全国でも珍しいイベントなのだ。 スタッフはすべてボランティア。 みずから愛する宮城の酒をより多くの人に知ってほしい。 酒に対する情熱は並々ならぬものがある。


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テント前には大勢の客の列・・・・ 写真は用意された酒を受け取るところなので、閑散としているわけではない。
参加蔵元23。 これらを1日目・2日目と分けて提供する。 テント脇には簡単なベンチが設けられ、「さ~飲み続けるぞ~!」という覚悟のものにはうってつけの場所である。 ここで初対面の客同士も酒が入るとあら不思議。 まるで10年来の知己のように話に花が咲きまくっている[かわいい]

さて、この2日目の提供酒は17種類。 後から登場する酒もあり、全て飲み干すには朝から晩までいないと不可能である。

筆者も酒瓶の写真を撮らせてもらったがこれがすべてではない。


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テント前の酒瓶オブジェ? 売り切れの札もあり、人気の高さをうかがわせる。

テント内では、客として来場の蔵元も紹介された。 筆者のいた時間帯も、萩野酒造さんから佐藤氏、浦霞の醸造元で宮城県酒造組合長の佐浦氏、女性のための日本酒セミナーでも講師を務められた宮城県産業技術総合センターの橋本氏が来場。 場を盛り上げた。


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後半登場の限定酒、萩の鶴の亀岡ひやおろしをPRする佐藤氏。


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マジシャンのように、手拭いで4合瓶のラッピングの実演をする橋本氏。

さて、お酒じゃ!写真があるものだけ紹介しよう。


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ZAO Inspiration 蔵の華 特別純米酒 (蔵王酒造)
きりっとかつさらりとした喉越し。 あなたはこれを飲んでどんなインスピレーション(直感)を感じるか。 筆者(ホタルイカの燻製ほし~)
蔵の華100%使用。 精米歩合50% アル15~16% 日本酒度+5 酸度1.3 アミノ酸度0.9 
特純でありながらコメを50%も削ってる・・・・ さらっとしているわけである。 蔵王酒蔵の若手社員が企画したとのこと。 にしてはいぶし銀の貫録がある。 きりりと辛い日本酒度はプラスの5


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宮寒梅 純米吟醸 45% ひやおろし (寒梅酒造)
おなじみ宮寒梅の純吟45%。 そして筆者今年初のひやおろし。 夏を越したきれいな味のお酒は旨味を増している。 ウマ~! 美山錦100%使用 精米歩合45% アル:16~17% 日本酒度+3 酸度1.5


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浦霞 蔵の華 芳香辛口純米 (佐浦)
去年その味わい深いうまさにう~んと唸った一品。 辛口だけど、旨味との調和抜群。 塩竈市内の酒屋または仙台では限られたところしか売っていないレアな代物。 蔵の華100%使用 精米歩合65% アル:15~16% 


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金紋両国 特別純米 船尾灯(ともしび) (角星)
今年3月の蔵巡りでお世話になった、角星さんのお酒。 さんまやイカとあう、漁師町らしいお酒。 蔵で試飲も何度も試飲(とはいわないねぇ・・・) のテーブルを回ったのであった。 一緒に試飲した方からは、「クラッシックな味」 でも癖になる。 そ~でしょ~!  精米歩合:60% アル:15.5% 日本酒度+3 酸度:1.3

他に3回目の列に並ぼうとして売り切れた酒。 飲みたかった~!



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勝山 献 純米吟醸 (勝山酒造)
これは甘辛のバランスとれておいしい! と記憶していたお酒。 たしか女性のための日本酒セミナーでも登場した・・・かな? (忘れた) 山田錦100%使用 精米歩合50% アル:16% 旨口がこんなにおいしいとはと感動したお酒。

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澤乃泉 純米大吟醸 つや姫100% (石越醸造)
あ~これ飲んでみたかった!! 大吟醸だもの特別な味がするっちゃね~! つや姫とはお隣山形のお米。使っているのはしかし、宮城産のつや姫。 精米歩合50% アル:15~16% 売り切れて猫も泣いている…

あと 筆者試飲のお酒は・・・・真鶴 山廃辛口 特別純米酒 (田中酒造店) 山廃らしくないフルーティな旨味。癖になる。 +7でも全然辛さを感じない。 蔵の華100%使用 精米歩合:60% アル15~16% 日本酒度:+7 酸度:1.5

萩の鶴 特別純米 (萩野酒造) あ~うまい! つまみがいらないような旨味の酒はつい飲みすぎてしまうので、危険だ~。 美山錦使用 アル:15% 精米歩合:60%

萩の鶴 亀岡 ひやおろし 中取り純米吟醸 (萩野酒造)
ひやおろしをもう一つ頂いた。 ちょうど特純の切り替えで萩の鶴の佐藤専務も紹介していた亀岡。 仙台市のとある酒屋さんのプライベートブランド。 そりゃ~一番おいしい「中取り」だもん,おいし~さ~! 中取りとはお酒を搾る工程で中ほどの一番品質の安定したところである。 


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さて、純米酒BARでは列に並んだお客の番号が切りのいい数字でパンパカパ~ン[ぴかぴか(新しい)] と祝福を受ける。 にこちゃんマークのお猪口のうれしいプレゼント。 なんと筆者のところで当たってしまったので、何が何だかわからなくて、ぼけ~っと間抜け面で記念写真を撮られた筆者である。 何を勘違いしたか、お酒もう一杯もらえるのかと若きスタッフ嬢を大いに困惑させた(^_^;) その節は失礼しました!

スコールがつきものの純米酒BAR。ことしも突然ざ~っと来てしまった[雨] 強者どもはそれでも酒を飲み続ける。 そして、真摯なまでに宮城の酒を愛し知名度を上げようと努力している宮城純米酒サポーターズ倶楽部(筆者もだった)に乾杯!

文責:shimainko






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やっと訪れた北国の春~2014一ノ蔵蔵開放の巻~ [イベント]

4月も末の土曜日と言えば、毎年一ノ蔵で蔵開放が行われる時期である。 筆者、2年ぶりの参加とあってワクワク感を持って松山駅を目指した。[るんるん] 列車の中は一目で「酒を飲みに行くぞ!」的な雰囲気を醸し出した人々でいっぱいである。[電車] ―案の定、皆は松山駅で降りた。[次項有]

北国の春は遅い。 一ノ蔵の構内の桜も4月が終わろうという頃美しい色で来場者を迎えてくれた。[かわいい]
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構内に停められている、「ひめぜん号」2台。 ピンクと黒のコントラストが可愛い。[わーい(嬉しい顔)]
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入り口はおなじみのすず音の巨大看板。 「ようこそ~!」 「来たぞ~!」
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いつものことながらちょっぴりプレゼント。 今年は太っ腹[exclamation]本醸造の180ml瓶とおなじみのmyチョコ。首から下げるケニア発のお猪口入れも可愛い。[黒ハート]
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お酒のイベントだが、家族連れには嬉しい、子どもゲームコーナー。[わーい(嬉しい顔)]
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筆者、会場の時間より遅れて到着したので、会場ではすでに人・人・人であふれかえっていた。
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今年からひょんなことで一ノ蔵のスタッフさんと酒友になったのだが、陣中見舞いのつもりで試飲・販売コーナーに向かったが、人に圧倒される~!! 軽く会釈をしていざ人込みの中へ!

「すみませ~ん、写真撮らせてください~(お酒の)」
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こちらは定番の辛口と山廃の円融が仲良く並ぶブース。

無料の試飲コーナーではちょっと変わったお酒も並んだ。
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こ・・・これは?  「すず音wabi(わび)です。海外輸出向けの。」 お~、さすがすず音は海外でも認知されてきたか。 話によれば濁りがないとのこと。 レギュラーのすず音は澱がたまっているような感じだが。 名前もいかにも外国人が好きそうだね。
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今回は変わったすず音がもう一つ。 すず音GALA(ガラ)とその名を言う。GALAといえば、お祭りのこと。駅の名前にもあるが、どちらかというと音楽祭などのオペラのイメージがある。 まぁ~おっされ~!!
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今度新発売、というのでアンケート用紙も用意されていた。 まず一口。 辛口のシャンパンという感じ。 甘いのが苦手な人にはいいのでは。 レギュラーと違って料理を楽しみながらもイケるかも。 ボトルもワインみたいだ。


数か所試飲したうち、「これおいしい!」というお酒を1本購入。 舌にねっとりとからみつくような味の濃さでいわゆる筆者好み。 一ノ蔵らしくない。 涌谷さんのササニシキで醸した原酒だそうで、これはツボじゃ!  家に持って帰ろうかとも思ったが、愛好会有志と、先日の蔵巡りに参加した方々が見えていたので、美味しいお酒はみんなで飲もう、というモットーのもと、早速開封だ~!
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隣には愛好会のI氏が提供した特別純米酒大和伝も開封済。 こちらはすっきりとして味の対比が面白い。最近プロフをのせるのをさぼっているがこちらもチェックするのを忘れてなんだったか忘れてしまった。 確か、大和伝は蔵の華原料のはず。 この二つは宮城にしか売っていないので、ぜひ来県して入手してもらいたい!

一ノ蔵と言えば仕込み水のおいしさにも定評がある。 タンクの中に仕込み水を詰めて来場者がのどを潤せるようにされていた。 どこでも行列じゃ~。[あせあせ(飛び散る汗)]
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また、広い構内にはおなじみのトラックのステージショーもあり、ローカルヒーロー、アイドルから三味線、歌謡ショーまであり、老若男女楽しめるようになっていた。
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もっとも我らは盛り上がったところで、「いぇ~い!」とてきとーに拍手をする「花より団子」派なのだが(^_^;)
天気にも恵まれ、桜の花の下で飲む昼のお酒は最高じゃ~ ということで記念撮影パシャ!
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さて、そろそろ花見をせねば。な~に、桜が終わってもいろんな「華」があるではないか! ということで、七ヶ浜で5月10日「藤観る会?」という花見をする。 一年中お酒が楽しめるってし・あ・わ・せ・[るんるん]

文責:shimainko












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一ノ蔵2014年立春朝搾り~おめでとうの巻 [イベント]

むか~しむかしの暦で立春は新年。 日本酒で立春を祝う酒といえば、「立春朝搾り」である。 筆者は2年ぶりの参加。 塩竈の取扱酒販店さん、佐精さんのスタッフとしてラベル貼りのお手伝いに参加した。

ここで、もう一度おさらい。 日本名門酒会加盟の蔵元から全国の39蔵が立春を祝い、朝に搾ったお酒をその日のうちに消費者に届ける、という縁起物のお酒。 宮城県では一ノ蔵が朝搾りを実施。日本一の出荷数をも誇っている。 今年はなんと18000本超え! 立春朝搾りに参加して10周年という今年は節目の年でもある。 テレビ局のクルーもたくさん現場に訪れていた。

我が愛好会からは有志4名が途中ナビのいたずらで遠回りをしながらもぎりぎりで到着。[あせあせ(飛び散る汗)]

松本社長のあいさつではじまり~[ぴかぴか(新しい)]
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そして、ぐぁ~・・・・・恒例のうめき声があちこちにこだまする一ノ蔵体操(?) 事故防止の大事なものだ。
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勇壮な松山太鼓の演奏で景気づけ![わーい(嬉しい顔)]
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さて、今年のお酒の味はどんなもんだ? 冬の空気のようにきりりと辛い。
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さて、作業開始。 参加者は怒涛の勢いで酒を取りにわれ先へとフォークリフトに駆け寄る[ダッシュ(走り出すさま)] まるで戦争だ~!
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おかげでラベルを貼る手も早い早い[次項有][exclamation×2]
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18000本をものともせず、作業は早めに終わり、お待ちかねの朝食。[黒ハート]

一ノ蔵農社で育ったエコな素材をたっぷり使ったおかず~。
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宮城県松山産環境保全米ひとめぼれ 三平汁(味噌・酒粕は蔵のもの) タラのホイル焼き(みそ味) ひじきの煮物 しそ巻 (宮城の郷土料理。中にクルミが入った甘い味噌を紫蘇でくるんで油で揚げたご飯にピッタリの品) カブ・ヤーコン(酒粕からし漬け) ヤーコンの麹あま酒漬け 酒粕ケーキ あま酒(ノンアル) 

どんぶりごはん完食してしまった・・・おいし~んだもん!

会員宅の夕飯でも早速おかずと乾杯! 謎の魚の揚げ物と豚汁で舌鼓。
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雪が降っていたがものともせず楽しいイベントだったわ~。[るんるん][わーい(嬉しい顔)]

お酒プロフ:一ノ蔵 特別純米生原酒 平成二十六年甲午二月四日 (立春朝搾り)
蔵の華(環境保全米)100%使用 精米歩合:50% 日本酒度+2~+4 酸度:1.6~1.8 アミノ酸度1.5~1.7 

最後に告知。 今年も我が七ヶ浜日本酒愛好会では3月22,23日に蔵めぐりツアーを行います。 行先は気仙沼(男山本店、角星)~一関の蔵(世嬉の一、両磐酒造)。 費用は20000円前後。 集合場所はJR多賀城駅予定 あと5人ほどの追加募集のため、行きたい!という方は愛好会までお問い合わせ下さい。 アドレスは ichinokuraaikoukai@gmail.com です。

今年もおいしいお酒との出会いを楽しみに待つ我々会員だった…[soon]

文責:shimainko





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月見カフェ2013~十六夜と立待月と秋の酒、ひやおろしの巻 [イベント]

今年も塩竈に月見カフェと月見の夜がやってきた。[夜] 鹽竃神社の「しおがまさま神々の月灯り」のお休み処として始めて今年で5年目のイベントである。 今年は9月20日と21日。 日本の暦には月齢の美しい言葉があるので、あえて「いざよい・たちまちづき」の言葉を使用したい。[満月] 起源については古式ゆかしい説明があるので興味のある人は調べてみると良い。

会場の海商の館、旧亀井邸は宮城の商社カメイの創業者が大正時代に建てた邸宅で、当時としては珍しい洋館を備えた和洋併置式住宅の様式を備えた建物である。

亀井邸の庭に蝋燭の明かりが灯り雰囲気はばっちりである。
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筆者も例年通り、酒蔵の名前がずらっと並んだTシャツを着ておもてなしに一役買おうとやる気満々だ。[パンチ]
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今回も塩竈にゆかりのある3つの蔵~浦霞・阿部勘・一ノ蔵~の秋の酒、「ひやおろし」(阿部勘はあきあがり)と塩竈の名産かまぼこを肴に月を愛でてもらおうという企画。
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日本酒ファンなら「ひやおろし」について今さら説明は不要と思うが、軽くおさらい。 酒造りは通常「火入れ」と呼ばれる加熱殺菌を2回(搾って貯蔵する前と瓶詰め前)行うが、ひやおろしは春先の1回目の火入れの後、夏を越し、秋まで熟成させたお酒を火入れをしないで瓶詰めする酒である。 そのため味わいがまろやかになり秋の味覚との食べ合わせも楽しめるのである。



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さて、こちら月見カフェのおつまみ、揚げかまぼこ。 スーパーで比較的手に入りやすく、沿岸部の人にとってはおなじみの食材だ。 塩竈市の基幹産業のひとつでもある。 カップにつめて1品200円以上の募金制とした。
両日とも閉店30分前には品切れするほどの大人気[グッド(上向き矢印)]

アルコールを嗜まない人にも楽しめるようにソフトドリンクも用意。 ゆず風味の「しおがまジンジャー」はお子ちゃま中心に大人気[るんるん]

十六夜には月見ライブ、「塩竈酒場」として、地元アーティストのアサノタケフミさんのライブも随時行われた[るんるん] 写真がなく失礼!

さて、「主役」の日本酒だよ~ん!!

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まずは浦霞 特別純米酒ひやおろし (精米歩合:60% アル:16-17% 日本酒度:+1~+2) バランスの良い味。なんとでもあいそう。(データから判断して) 試飲はしていないので、お客さんの反応から判断。 純米酒バーで飲んだ浦霞の芳香辛口もおいしかった。 浦霞の酒はどれも「バランス」という言葉が浮かぶ。 上品な味わい。


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阿部勘 純米吟醸原酒あきあがり月見カフェ特製ラベル(精米歩合:55% アル:17~18% 日本酒度:+3) 昨年は市販されない純米酒バージョンでご提供いただいたが、今年は市販と同じ、純米吟醸原酒。 原酒にしては味わい軽く飲みやすいというが、ぐびぐび飲んじゃうとあっという間に酔っぱらっちゃうよ~! 純吟らしくすっきりした味わい。 これも試飲の機会がなかったので、データと試飲した人の感想から判断。(なんせドライバーだったもので…)


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そして、一ノ蔵 特別純米酒ひやおろし月見カフェ特製ラベル(精米歩合:55% アル:16% 日本酒度:+1~+3) ラベルは仙台在住の墨画作家一関恵美さんの手による彼岸花。 何とも風流なボトルだわ~。[かわいい]
こちらは事前に購入する機会があり、十五夜に試飲した。 お~。 まったりしてコメの旨味が活きていてんま~い!! 魚と合わせてきりっとした辛みを楽しんだり、山の幸や野菜サラダと一緒にじんわりした甘さを楽しんだりすまし汁と一緒(!)に楽しんだり何とも万能なお酒。

同日、本町~西町界隈で500円の冷酒グラスを買って3つの蔵を巡り試飲できる企画も行われており、飲み足りない方は月見カフェに立ち寄るということもできた。 何人かはマイグラスを持ち込んだり、また3ついっぺんにオーダーして利き酒に挑戦していた方もいた。 3つのお酒は似通っているのでさぞかし利き酒は難しかったであろう。[たらーっ(汗)]

2日間で入場者は500人以上。 立待月が煌々と照らす中[満月]、撤収作業も終了。 筆者は愛好会会員が月見カフェの後集う2次会会場へと向かった[ダッシュ(走り出すさま)]

海岸通の「旬舞」という店をきょろきょろ探し[目]あ~もう始めていたよ。 阿部勘の純米吟醸亀の尾1合をおいしそうにすすってたわ~。 (このお酒は貴重な酒米を使っているのでお勧め) 筆者は車で来ているので[車(セダン)]ジンジャーーエールをすすりながら刺身をつまんでいた。
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しかし、我が会員はタフだわ~。 月見カフェで結構和らぎ水なしで何杯か流し込んで利き酒までしていたではないか! S会長は「な~ぬ!いいがらびんごどたのめ~(訳:なに、いいから瓶のまま注文しなさい)」と浦霞 純米吟醸寒風沢(さぶさわ)の四合瓶をオーダー。 筆者が来たところでまたかんぱ~い[exclamation]


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この浦霞 純米吟醸寒風沢(精米歩合55% アル15~16% 日本酒度+3~+4(精米歩合55% アル15~16% 日本酒度+3~+4)は塩竈市で唯一米を栽培している浦戸諸島寒風沢島のササニシキを100%使用し、昔ながらの天水(雨水)のみで育て天日干しをして収穫したというこだわりのコメで醸している。 震災時、浦戸諸島等が津波のブロックの役目を果たし、島々に甚大な被害を与えたが、人々の努力により稲作が再開できるようになった。 このお酒は塩竃市内の酒販店で入手できるので、塩竈を訪れた際は是非味わってもらいたい。 
浦霞らしい上品かつ、食用米特有の旨味が備わっている。 ちなみにラベルは一ノ蔵ひやおろしの画を書いた一関さんが担当した。

たんまりと酒、海の幸(さんまのたたきなど)を肴にすっかりいい気分[るんるん]の会員を七ヶ浜まで送っていくことになり、ほうび(?)として寒風沢が1/4ほど残った瓶を頂くことにした。 帰ってから一杯が楽しみである。[わーい(嬉しい顔)]

帰りにS嬢が翌日I氏や他の酒仲間とオクフェス(仙台オクトーバーフェスト、ドイツビール祭り)[ビール]に行くが一緒にどうか、と誘いを受けた。 ホントにタフだわ~。 2日間働いて疲れたので休みたい、m(__)mと丁重にお断りした。

秋たけなわ、ますます日本酒がおいしい季節となる[黒ハート] 次なる銘酒との出会いに期待いっぱいの筆者であった。

文責:shimainko
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お酒イベントあれこれ [イベント]

残暑お見舞い申し上げます[リゾート]  毎日毎日記録続きの猛暑で、日本酒飲みの筆者には受難の暑さ。[たらーっ(汗)] いっそのこと日本酒シャーベットでもガンガン食べたい気候である。 冷蔵庫の中はビールが幅を利かせ、日本酒は隅っこでひっそり・・・ かれこれ半月以上も飲んでないよ~[もうやだ~(悲しい顔)]

ブログ更新も久々なので、ちらほら入ってきた秋にむけての日本酒イベントについて書いていきたい。 

まず、9月1日東京はベルサール原宿において「第12回 いざ!日本酒新時代!!若手の夜明け2013」が行われる。 文字通りの若手の蔵元さんたち35蔵が結集して開くイベントは、毎回好評を博している様子。 試飲会(前売り1500円)の他、蔵元との交流会(前売り2800円)と3部に分かれている様子。 参加希望はファミリーマートのFamiポートで「若手の夜明け」で検索すると良いとのこと。 宮城からは「萩の鶴」と「山和」が参加。

9月4日は東京ビッグサイトで「日本全国美酒コーナー・第12回、日本全国美酒鑑評会」が見本市のグルメ・ダイニングスタイルショーの中で行われる。 純米吟醸酒を1回火入れと2回火入れに分類して20~30種類ずつ試飲していくというもの、20歳以上の女性限定。 要申込ということで詳しくはこちらのサイトを参照。

お次は9月7、8日 仙台市内で恒例の定禅寺Jazzフェスティバルが行われるに合わせて、こちらも恒例の「純米酒BAR」が開催される。 錦町公園会場内11時~18時まで。 県内22蔵のお酒が提供される。 詳しくは宮城純米酒SCブログを参照。

同日の9月8日、仙台法華クラブにて酒のかわしまさん主催の仙台日本酒フェスト2013が開催予定。 全国31蔵のお酒がど~ん! と参加。 残念ながらこちらはチケット完売とのこと。 詳細はこちらのPDFファイルを参照。

9月21日と28日は岩手県盛岡市にて「第13回世界南部杜氏サミット」が開催予定。 21日は利き酒大会と表彰式パーティ、28日は19の会場で門外不出の秘蔵のお酒が飲めるという、「日本酒夜学」が開催。 南部杜氏の里ならではの中身の濃いイベントのようだ。 詳細は主催の「世界南部杜氏サミット実行委員会」のサイトを参照。

9月20日と21日は塩竈市旧亀井邸で恒例の「月見カフェ」開催予定。 あまり情報が出ていないが塩竈にゆかりの3蔵(浦霞・阿部勘・一ノ蔵)のひやおろしを月を眺めながら楽しめる、というもの。 20日はライブがある。 最寄りの鹽竃神社では「しおがまさま神々の月灯り」を同時開催。 雅楽の音色響く神社がライトアップされるという、荘厳な雰囲気を味わいながらひやおろしを楽しむのもおつなものである。 月灯りの情報のみ「宮城まるごと探訪」のサイトにアップされているので詳細はこちらを参照。

9月26日は宮城県酒造組合主催で初めての試み、「出会いは宮城の純米酒で 宮城の酒コン」が東京八芳園で開催される。参加費5000円。宮城の25蔵が日本酒を通して「出会い」を応援するという企画。 チラシを見る限りずいぶん気合が入っているようである。 詳細はこちらのPDFファイルを参照されたし。

なんだか、イベントのまとめサイトのような今回。 最期はいよいよ8月25日に我が愛好会の「冷やガーデン」開催が決定したの告知。 今回は一般の方約8名が加わり賑やかに海鮮バーベキューを楽しむというもの。 お酒は各自持ち込むことになっているので、どんなお酒と出会えるか今から楽しみである~[るんるん]
筆者は一ノ蔵のメルマガプレゼントで頂いた一ノ蔵本醸造生酒と職場の上司からの土産、福島の「自然郷しぜんごう 山廃 特別栽培米」を持参予定。 今回の記事は写真がなくてさびしいので、このお酒の写真をアップ!
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今回のブログは期間が空きすぎてしまったことにお詫びします。m(__)m (書くネタにも困ったこともあったので)次回更新も「冷やガーデン」後となる予定。 こうご期待。

文責:shimainko


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久々七ヶ浜の話題で祝!3年ぶりの青空市の巻 [イベント]

お酒のブログなら酒の話題がメインなのも当然なのだが、我が会の発祥は七ヶ浜! ということでたまには町の話題も取り上げたい!

年に一度我が町では青空市を開催している。 ところが震災の影響で2年間中止を余儀なくされた。 いままで市が行われてきた町民グラウンドは現在仮設住宅が立ち並んでいる・・・・

さて、この青空市は町で水揚げされた新鮮な海産物が市価よりも安く買えるとあって町民ならびに町外からも広く買い物客を集めている。 今年は会場が七ヶ浜町役場駐車場で狭い!しかしながらそれだけに賑わいを感じられた市であった。[手(チョキ)]

会場ではムード歌謡や演歌がスピーカーから大音量で流れ、[カラオケ]町のじいちゃんばあちゃんも特設ステージで行われた、アトラクションを楽しんでいた。

当日、仕事で行かない予定だったのだが、突然のキャンセルで運よく?青空市に出かけた。
お目当ては1キロ1000円の代ヶ崎浜産のあさり。 我が家はあさりが大好きで、椀に2-3枚とちゃちい盛りではなく豪快にてんこ盛りで食べるので消費量は半端ではない。  この値段なら、客への土産用に買ってもよいということで2つGet。 


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こちら、前の日に町の仮設魚屋さんから青空市に出すあさりを買って味噌汁にしたもの。 身が縁まで入っていてウマ~イ!!  日本酒と一緒に楽しんだぞ~![わーい(嬉しい顔)]


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この魚屋さん、三陸沖のカツオも仕入れていたので町の特産シャコエビと一緒に購入。 たたきと茹でシャコエビで前日の夕飯は豪華![ぴかぴか(新しい)]

市では七ヶ浜のゆるキャラ、ぼっけのボーちゃんの顔出し看板がおかれ、玄関前ではぼーちゃんのマシュマロも売られていた。 
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こちらは仙台でも同日のイベントで売られたそうだが、街の中だと七ヶ浜のPRになってよいだろう。 七ヶ浜で爆発的人気・・・・となるかは購買層が違うため微妙… ちなみにぼっけとは別名ケムシカジカ。11月ごろの旬な魚。見た目はオコゼのようにこわもてだが、身がおいしい。



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また、市で売られているいろんな商品を詰め込んだ袋を釣竿で釣り上げるというゲームもあり、なかなかの盛り上がりようである。

浜(七ヶ浜のことを町内外の人はこう呼ぶ)ではまた、漁協による大きな真ガレイやワタリガニも売られていて、我が家ではカレイを購入。 今朝の水揚げで活きが良すぎるので、一日置いたくらいで調理すると身がいごくない(かたくない)とは、元漁師の父の言葉。

青空市は年に1回だが、月一の「七の市」(中央公民館前仮設商店街)も月末の日曜日に行われるので、新鮮な海の幸を味わいたい方は我が町に来られたし。 んめものくえっと~!!(訳:おいしいものが食べられるぞ~!)

文責:shimainko


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2013年一ノ蔵立春朝搾りルポ~参加したかった!! [イベント]

今年もやってきました! 一ノ蔵の立春朝搾り。 毎年スタッフとして参加させて頂いている塩竈市の佐精酒店さんが、1週間前から「ぜひ、おいし~く試飲してテレビに映ってくださいね~」と笑顔満面[わーい(嬉しい顔)]で言っているそばから、参加を心待ちにしていた筆者であった。  しか~し!! 今冬のインフルエンザにあっけなくかかり、不参加を余儀なくされてしまった。く、くやし~い!![もうやだ~(悲しい顔)]

罹患して1週間。 皆さんにご迷惑をかけてもいけないので、大事を取って後で佐精さんにお酒を取りに行くことで我慢した。

今年の朝搾りはそんなわけでビターなバースデイさっ・・・・

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参加した愛好会有志に写真データの提供を依頼したが、みな忙しかったのか朝ごはんの写真のみ。 (提供してくれたO嬢、感謝!)
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朝搾りの後にラベル貼りに従事した参加者に供される朝ごはんはオーガニックなメニューでとてもおいしい[るんるん] 写真からもおいしさが伝わるだろうか。

朝搾り体験のエピソードとして、O嬢から「機械が上手く動かず、作業が滞りがちで待ち疲れました~」とのコメントが寄せられた。 待ち疲れた後の一杯はさぞかしおいしかったことであろう。[ぴかぴか(新しい)]

写真使用の頼みを快く受けて頂いた一ノ蔵さんにも感謝!m(__)m
当日の雰囲気が生き生きと映し出されている。

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搾ったばかりのお酒。 ダイブしたい!!


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「うぁ~」とうめき声が聞こえてきそうな作業前の準備体操。 事故防止には重要。

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朝搾りを祝う松山太鼓。 そう、2月4日は旧い日本の暦で新年でもあるのだ。

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各酒販店さんたちによるてきぱきとしたラベル貼り作業。 ラベルの裏には「大吉」の文字が…

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ラベル貼りをしたお酒はお祓いをしてから届けられる。


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恒例、参加者一同の集合写真。



さて、肝心の今年の朝搾りのお味。 ピリッとしたガスが残る心地よい感触。 フルーツの香りがかすかにする。 クリアなお味。 去年よりも辛く感じたのは気のせいか。

一ノ蔵 特別純米生原酒 平成二十五年癸巳二月四日(立春朝搾り) 環境保全米宮城県産蔵の華100%使用。 精米歩合50%―純米吟醸並みである。 アルコール18%

次回は宮城で発行している雑誌と居酒屋のコラボイベントに参加予定。 こちらのレポートになるかな? こうご期待。

文責:shimainko


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塩竃と多賀城2つの食のイベント~どっと祭&多賀城月の市 [イベント]

 天高く「人」肥ゆる秋。 久々のブログ更新は食欲の秋にふさわしい、食のイベント2つ[イベント]

 お天気に恵まれた中、まずは塩竃市の塩釜水産物仲卸市場で開催の魚の祭典どっと祭に向かった。 どっととは、魚のこと。 これ、宮城の方言かいな?[猫] 他の地域でも「とと」「どっと」という地域があったら、教えてほしい。

朝9時のスタートにもかかわらず、すでに人の行列。
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 仲卸は日曜朝市も朝6時にやっているので、観光客やら朝市目当ての客もいっぱい。 カニ汁やカサゴ揚げなどを期待していたのだが、限定物は1時間以内でみな完売。 
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   塩竃の朝は早い。 9時半到着では遅かったか―![ふらふら] 

 場内は、アトラクションのいそやまあかり太鼓やマグロの鉄火巻きを自分で作るコーナーなど、大いににぎわっていた。 マグロの解体ショーまでいたかったが、この後多賀城に向かうため、あと1時間待ってられない! 
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塩竃のお酒、阿部勘(ショット売り300円、ビン売り1700円 純米酒かな?)と浦霞(ひやおろしのショット300円、ビン売り1500円)。 あ~のみた~い[たらーっ(汗)] しかし、本日車移動のためやむなく場を後にする。[車(セダン)]

 次に向かったのは多賀城長崎屋跡地で行われた「たがじょう月の市」 
 8月はねぶたが参戦。 今月はB級グルメのそろい踏み。 勤務先のパソコン教室の生徒さんも「塩竃藻塩焼きそば」として出店予定なので、期待が膨らむ[るんるん] 普通の屋台の食べ物の盛りを3/2~半分にして、値段を200~300にそろえたことから、屋台の食べ比べができるというもの。 

 さっそく藻塩焼きそばコーナーに向かう。 
ガテンなノボリ。
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白い恋人ならぬ、白い焼きそばはソース味を普通とする中、異色なのであるがやさしい藻塩の風味とにんにく、黒コショウの香ばしい風味が溶け合って美味。 皆さんも、塩竈を訪れたら、ぜひ新しいB級グルメを味わってもらいたい!
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 被災地のグルメも石巻焼きそばをはじめとして、気仙沼ホルモン、多賀城バジルチキン焼きそばなど、気合が入っている。 多賀城やかもち鍋は出ないのか、と一瞬疑問。 あれもB級グルメのはずだが。
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宮城のゆるキャラむすび丸、祭りに登場。
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多賀城の新しいヒーローだろうか、多賀城ブルー。 マントに絆の文字を背負っていた。
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 ちょっと人込みが苦手な私はお目当ての食べ物をテイクアウトして家でゆっくり食べた。 お皿にあけると結構な盛り。 これで300円は安いのだ。
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 さて、次回は「女性のための日本酒セミナー最終回」のルポ。 舞台を塩竈に移し、蔵見学+グルメ。 はい、浦霞ですね。 こうご期待。

文責:shimainko
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秋の酒はまったり・・・月見カフェ2012レポート [イベント]

 今年は尋常ではない夏がいつまでも居座り、このまま秋がやってこないのかと思ったら、ちゃんと月見カフェには秋らしい寒ーい風が吹きました…寒すぎる!! 

 1日目、同時開催の塩竈神社の「神々の月灯り」は悪天候のため中止になりました[もうやだ~(悲しい顔)] さて、「花より団子」のお客がどれだけ亀井邸を訪れてくれるでしょうか・・・・

 そこは、ここ近年の定番となりつつある、「月見カフェ」[満月] 初日は、70名ほどのお客様にカフェを訪れていただきました。\(^o^)/ 

 主役の3蔵元の一ノ蔵・浦霞・阿部勘も準備OK!
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 正式名称、旧亀井邸は宮城の方なら誰でも知っている(?)総合商社カメイの創業者の方の生家であり、大正時代の建築様式を色濃く反映した雰囲気ピッタリの場所です。 現在は管理を塩竃のNPO団体に任せており、観光客の目を楽しませています。 亀井邸に関してはコチラをクリックしていただくと詳しい情報がわかります。 カフェ開館時は昭和初期の塩竃の町の様子を再現したジオラマが飾られていました。 当時を知る人には懐かしいでしょう。
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中庭のライトアップも情緒豊か。

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 また、お酒を楽しむだけではなく草月流の素晴らしい秋らしい生け花や、一ノ蔵ひやおろしのラベルを作成した一関恵美先生の作品も展示されて、訪れた人々の目を楽しませていました。
 
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 1日目の目玉は、地元塩竃で活躍するアサノタケフミさんとasariさんによる、ライブ「塩竃酒場」。 演奏は2回行われ、オリジナル曲を中心として場所を変えてまるで流しの歌い手さんのごとく、観客を沸かせてました。 ”しおが~まざぁ~くぅらぁ~♪”-抒情的なasariさんの「塩竃桜」は皆さんの胸を打ったことでしょう。
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 2日目は、前日の寒さが嘘のように台風[台風]が近づいている影響で蒸し暑く、夏の再来のような暑さでした。 お天気も昼間は快晴[晴れ] 夜は見てませんがきれいなお月様が顔を出していたそうです。[満月] 

 塩竃神社の月灯りイベントも開催、カフェ閉店まで多くのお客様が亀井邸に立ち寄りました。 まだ集計はしてないので正確な数字は不明ですが、 少なくとも前日の3~4倍の人出だったかと思います。

和装のお客様もちらほら、月見にふさわしいですね。

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 私もお酒のイベントにふさわしく(?) 宮城の日本酒のロゴで埋め尽くされたT-シャツを着用しました。
こちら1日目

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2日目

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 これらのTシャツは同じ月に仙台で行われる純米酒BARで売られています。 去年のTシャツ(紺色)の方がロゴもはっきりして好評でした。 白のシャツを見て、月見スタッフの主婦の方いわく、「じーちゃっけくて、はっきりわがんねな(訳:字が小さくてはっきりしないね)」 さて、月見カフェ登場の3蔵元のロゴはどこに書いているでしょう?

 今回のお酒は「ひやおろし」がメイン。 ここで、ひやおろしについてちょっと豆知識。 通常日本酒は瓶詰の前に1回と出荷前にもう1回低温加熱殺菌を行います。 ひやおろしは2回目の「火入れ」(加熱殺菌)を行わず、外気温が下がる秋まで大切に貯蔵したお酒です。 火入れが1回のためフルーティな味を残しつつ、熟成した柔らかい味も楽しめる、秋ならではのお酒なのです。

 月見カフェのための特製ラベルで化粧した一ノ蔵から紹介。 日本酒セミナーで味を見たときの感想です。 精米歩合55%とは思えないお米の味がよく出たホッとする味。 旨味が増していますわ。[わーい(嬉しい顔)] 一関恵美さんの手によるモノクローム主体の「秋月」の美しいこと。 会場ではいわゆる「ジャケ買い」の方も多かったです。 ササニシキ、蔵の華使用、アルコール度数16~16.9% 日本酒度+1~+3、酸度1.4~1.6
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 次なるお酒は塩竃では根強い人気の浦霞。 共催の熊久酒店さんいわく、飲んだ人80%がうまいという万人向けの酒、だそうです。 初心者さんには向いているかも。 燗酒にしたらまた味が変わるかしら?
ササニシキ使用 精米歩合60% アル16~17% 日本酒度+2 酸度1.5
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 話題をさらった、阿部勘の於茂多加(おもたか)。 通常市販は純米吟醸の秋あがり。 ところが、阿部勘さんは月見カフェのために特別純米酒を醸してくれました。 当然、カフェと熊久酒店さんでしか味見できません。 すごい!!  ラベルもきれい~[黒ハート] 純吟より精米歩合を5%落とした60% 山田錦使用。アル15~16% 3つのお酒の中で一番軽い。 これも不思議。 もっとも、純米吟醸をのんでないから比べようがないけれど。 来場の我が愛好会のH先生も、「こいづ、うまい!」と唸ってるし。 来場のお客様も「限定」に惹かれてオーダーした方も多かったです。 お燗にすると奥深い味わいだそうです。
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 カフェには久しぶりに会う友人も訪れ、お酒好きなもの同士テーブル越しに話し込んでる方もいましたねぇ(^^)
お酒は人間関係の潤滑油。 お月様を眺めながら楽しいひと時をすごせた場ではなかったでしょうか[わーい(嬉しい顔)]

 最後に、来場してくれた我が愛好会会員の方々、久しぶりに会えた友人のTさん、Fさん。 パソコン教室の生徒の方々、塩竈市内外のお客様、一緒に働いたスタッフの皆さんに「ありがとう」とこの場でお礼を申し上げます。 文責:shimainko          
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