お酒の縁~第21回蔵元と日本酒を楽しむ会レポート [イベント]
ある日愛好会S嬢より、「Wさんから日本酒のイベントのお誘いがあるんですが行きませんか?」とのお誘い。W氏も会員である。 かくして10月5日の仙台江陽グランドホテルに愛好会の蔵巡りの名運転手H氏、と会員4人で乗り込んだ。
第21回というからかなり息の長いイベントだ。 主催は仙台吟遊会。 ホテルの中にはえんじ色のはっぴを着た落ち着いた年齢のスタッフさんが参加者をさばいていた。 参加人数600名?! すごいね。 グラスとおつまみの折を頂きいざ出陣!
おつまみは宮城の御馳走を詰め込んだ豪華なもの。 立食のため食べながら試飲というのはは結構技術を要する。 筆者はまず目の前にあった蔵のお酒を頂き乾杯酒とした。 福島の夢心酒造の「奈良萬」。 WOWOWの「銘酒物語」という日本酒の番組の第1回のオンエアで山形十四代、岩手南部美人と共に紹介されていた蔵。 他2つは飲んだことあるけど奈良萬だけは未体験。 テレビで見たことのあるお顔の蔵元さんより純米大吟醸を勧められる。
純米大吟醸 奈良萬 純米生酒中垂れ無濾過生原酒 使用米:五百万石 精米歩合:55% アル:17~18% 日本酒度:+3 酸度:1.7
ひゃ~! 口の中でプチプチしてフルーティ! 初っ端から美酒だ~! 「中垂れ」一番品質が安定したおいしい所さ。 各ブースでは蔵元さんがしっかり仕込み水を用意。 イベントのサブタイトルには「仕込み水と美酒を唎き味わう集い」とある。 美味しく飲むために和らぎ水は欠かせない。
今回は宮城の蔵は全部回ろうと思っていた。 他県のお酒も捨てがたいけど、普段店に並ぶことのないお酒を知ることも、名前だけでも「宮城純米酒サポーターズ倶楽部」の会員としては欠かせない。
大沼酒造 乾坤一 純米大吟醸 雄町 にごり 使用米:雄町100% 精米歩合:40% 中取り
「雄町しました~!!」 酒が呼ぶ・・・・ それも普段お目にかからないにごり? なんて贅沢! そして雄町ときけば捨て置けぬ。 山田錦や五百万石の親。 大吟醸なのにこのコク。
仙台伊達伊澤家勝山酒造 勝山 鴒(れい) サファイア 袋搾り 仙台産一等ひとめぼれ使用 アル:12% 精米歩合:55% 海外を見据えた勝山さん。 ワインのようなこのお酒、ジュエリーシリーズのひとつ。 (ルビーもあるらしい) 今回女性のみに提供。 ドイツワインのような味わい。 食後ならいいかなぁ・・・
となりはおなじみ、一ノ蔵!
一ノ蔵 金龍蔵 大吟醸掛搾り 山田錦100%使用 精米歩合:40% 日本酒度:+3~+5
お酒のイベントや蔵の会でも頂いた記憶がある。 あ~おいしぃ! 一番高い純米大吟醸の笙鼓もあったけど、金龍はあまり飲む機会もないから迷わずこれにした。 あとで笙鼓も注いでもらえばよかったと後悔。 すぐ無くなったからだ。
年季の入ったイベントからか、各蔵社長さんの顔もちらほら。 一ノ蔵もこの秋、社長に就任した鈴木氏が来場。 にこやかに写真におさまっていただく。
こちらは浦霞醸造元、社長の佐浦氏。 宮城県酒造組合の組合長さんでもある。 頂いたこのお酒と共に写真撮影をお願いした。
浦霞山田錦大吟醸 25BY 使用米:山田錦 精米歩合:45% アル:16~17% 日本酒度:+2 酸度:1.5
すっきり、上品、これは着物で着て頂くようなお味だわ~・・・ もう一杯いきたいところを水を頂き、会場を出て先ほどのおつまみをここで「がっついた」
お腹がすく時間でもあるので、すきっ腹のお酒は非常に危ないのだ! 全部食べちゃえ! ここで同じように隣でおつまみを堪能していた方と酒談義になる。 純米酒BARで買った手拭いで作ったバッグを持っていたので「よほど宮城愛が強いんですね」と言われてしまったわい
お腹に食べ物を入れたとこでさ~戻るぞ!
千田酒造 栗駒山 大吟醸 斗瓶取り
山田錦使用 精米歩合:40% 日本酒度:+2~+4 酸度:1.1~1.3 アル:17~18%
栗駒山はすっきりした辛いイメージあるのにこれはフルーティ! 大吟醸の斗瓶取りだもの当たり前だよ。
そして、見覚えのある懐かしいお顔。 千田酒造の社長さんだった。 個人的なことを言うと、20年前宮城県青年会館主催の「みやぎ夢クルーズ」という、今では考えられない豪華客船での国際親善訪問があった。 ロシアのウラジオストックと韓国の釜山を訪問し、10日以上も船の中で参加者が交流するという企画に参加したが、同じ班に千田社長がいらっしゃった。 その時は日本酒には興味のない筆者だったので、特に気にも留めないという罰当たりものだった。 下船してしばらくたってその時のクルーズの同じ班メンバーに「うちの蔵を見学しないか」と言われたのであった。 筆者初の蔵見学。 懐かしくなって声をかけたら「ええ~ 」とそりゃまたびっくりされたよ。 昔の事はほとんど忘れていたけど、蔵で頂いたお酒の味はしっかり覚えていた。 日本酒が好きになったきっかけと言っても過言ではない。 写真もお願いしてしまった。
さ~デザートでも行こうか。
新澤醸造店 超濃厚ヨーグルト酒 リキュール ジャージーヨーグルト、日本酒、 糖類 アル:5~6%
伯楽星無くなってたよ~。 これもおいしい カップを洗ってまた戻る。
平孝酒造 日高見 中取り大吟醸 山田錦使用 精米歩合:40% 日本酒度:+4 酸度1.2 アル:17%
どれもこれも自慢の一品を蔵元さんが持ってきているので、無言になってしまう・・・ そろそろ舌の記憶があいまいになってしまう。
蔵王酒造さんは大吟醸のアイスクリームを用意していた。 ブースの前は長蛇の列。男性の姿も多い。 老若男女よろこぶ、あいすくり~む~! クリームの味がしっかり出ているアイス。 みりんか、日本酒をかけて、と蔵では勧めていた。
山和酒造さんはかつて七ヶ浜でも見学に行った蔵元さん。 妙に二杯目行きたくなるお酒だったなぁ・・・・
山和酒造 山和 純米大吟醸 雫搾り斗瓶取り山田錦40 東北清酒鑑評会出品のお酒。 プロフわかりません・・・あしからずで。 とにかく名前が示す通り、おいしい! てわかるよ。
阿部勘の若旦那は熱心なファンにつかまって歓談中。 女性のための日本酒セミナーでたびたびお目にかかっていた。 月見カフェでよく見るラベルのお酒ではなく、めったに飲めない逸品を頂いた。
阿部勘酒造店 阿部勘 純米大吟醸 原酒 山田錦
これもプロフないです。 原酒でふら~!美味しかった~ 宮城の蔵は以上。
阿部勘さんの隣は山形の出羽桜さん。 そこに「山廃」の文字を目ざとく見つけて頂く。 美酒も良いけど、ホッとする味(山廃だって一つ一つ違うが…)で口中をクリアにする。
出羽桜 山廃 特別純米酒 精米歩合:55% アル:16% 酸度:1.6 日本酒度:+2
毎日飲むなら特純ぐらいがイイね。
阿部勘さんの反対隣は話題の秋田の新政だった。 いろいろお洒落な雑誌にも取り上げられている蔵。 ラベルも洒落ているねぇ~ 頒布会で出しているお酒だそうだ。 上品な味がした。
新政酒造 古式生もと
あきたこまち:100%使用 麹米:40% 掛け米:60% アル:15% 昔ながらの製法で醸した「古式生もと」
終了時間も迫ってきた。最後はやっぱり雄町を使ったのがいい。
南部美人 純米雄町 雄三スペシャル 雄町のお酒ってあまり高くて削らないと聞いているので、旨味が残ってるのが多いのだが、(これも60%) えっ!? 辛い! 甘さを残さない作りのお酒だそうだ。
しかし、この締めが心地よい。 燗酒で頂いた。
精米歩合:60% アル:15-16% 日本酒度:+12(!) 酸度:1.9 プロフ見てびっくり。超and超and超辛口だね。でも思ったより辛くないのはどうしてだろ? 酸度1.9で大分酸味残しているからだろか。 おもしろ~い!
宴も終わり。お酒もだいぶなくなったみたい。 千田社長の中締めで無事終了~! いや~、豪華なイベントでした~。 嬉しい再会もあったし、満足の筆者なのであった。 日本酒バンザイ!
文責:shimainko
第21回というからかなり息の長いイベントだ。 主催は仙台吟遊会。 ホテルの中にはえんじ色のはっぴを着た落ち着いた年齢のスタッフさんが参加者をさばいていた。 参加人数600名?! すごいね。 グラスとおつまみの折を頂きいざ出陣!
おつまみは宮城の御馳走を詰め込んだ豪華なもの。 立食のため食べながら試飲というのはは結構技術を要する。 筆者はまず目の前にあった蔵のお酒を頂き乾杯酒とした。 福島の夢心酒造の「奈良萬」。 WOWOWの「銘酒物語」という日本酒の番組の第1回のオンエアで山形十四代、岩手南部美人と共に紹介されていた蔵。 他2つは飲んだことあるけど奈良萬だけは未体験。 テレビで見たことのあるお顔の蔵元さんより純米大吟醸を勧められる。
純米大吟醸 奈良萬 純米生酒中垂れ無濾過生原酒 使用米:五百万石 精米歩合:55% アル:17~18% 日本酒度:+3 酸度:1.7
ひゃ~! 口の中でプチプチしてフルーティ! 初っ端から美酒だ~! 「中垂れ」一番品質が安定したおいしい所さ。 各ブースでは蔵元さんがしっかり仕込み水を用意。 イベントのサブタイトルには「仕込み水と美酒を唎き味わう集い」とある。 美味しく飲むために和らぎ水は欠かせない。
今回は宮城の蔵は全部回ろうと思っていた。 他県のお酒も捨てがたいけど、普段店に並ぶことのないお酒を知ることも、名前だけでも「宮城純米酒サポーターズ倶楽部」の会員としては欠かせない。
大沼酒造 乾坤一 純米大吟醸 雄町 にごり 使用米:雄町100% 精米歩合:40% 中取り
「雄町しました~!!」 酒が呼ぶ・・・・ それも普段お目にかからないにごり? なんて贅沢! そして雄町ときけば捨て置けぬ。 山田錦や五百万石の親。 大吟醸なのにこのコク。
仙台伊達伊澤家勝山酒造 勝山 鴒(れい) サファイア 袋搾り 仙台産一等ひとめぼれ使用 アル:12% 精米歩合:55% 海外を見据えた勝山さん。 ワインのようなこのお酒、ジュエリーシリーズのひとつ。 (ルビーもあるらしい) 今回女性のみに提供。 ドイツワインのような味わい。 食後ならいいかなぁ・・・
となりはおなじみ、一ノ蔵!
一ノ蔵 金龍蔵 大吟醸掛搾り 山田錦100%使用 精米歩合:40% 日本酒度:+3~+5
お酒のイベントや蔵の会でも頂いた記憶がある。 あ~おいしぃ! 一番高い純米大吟醸の笙鼓もあったけど、金龍はあまり飲む機会もないから迷わずこれにした。 あとで笙鼓も注いでもらえばよかったと後悔。 すぐ無くなったからだ。
年季の入ったイベントからか、各蔵社長さんの顔もちらほら。 一ノ蔵もこの秋、社長に就任した鈴木氏が来場。 にこやかに写真におさまっていただく。
こちらは浦霞醸造元、社長の佐浦氏。 宮城県酒造組合の組合長さんでもある。 頂いたこのお酒と共に写真撮影をお願いした。
浦霞山田錦大吟醸 25BY 使用米:山田錦 精米歩合:45% アル:16~17% 日本酒度:+2 酸度:1.5
すっきり、上品、これは着物で着て頂くようなお味だわ~・・・ もう一杯いきたいところを水を頂き、会場を出て先ほどのおつまみをここで「がっついた」
お腹がすく時間でもあるので、すきっ腹のお酒は非常に危ないのだ! 全部食べちゃえ! ここで同じように隣でおつまみを堪能していた方と酒談義になる。 純米酒BARで買った手拭いで作ったバッグを持っていたので「よほど宮城愛が強いんですね」と言われてしまったわい
お腹に食べ物を入れたとこでさ~戻るぞ!
千田酒造 栗駒山 大吟醸 斗瓶取り
山田錦使用 精米歩合:40% 日本酒度:+2~+4 酸度:1.1~1.3 アル:17~18%
栗駒山はすっきりした辛いイメージあるのにこれはフルーティ! 大吟醸の斗瓶取りだもの当たり前だよ。
そして、見覚えのある懐かしいお顔。 千田酒造の社長さんだった。 個人的なことを言うと、20年前宮城県青年会館主催の「みやぎ夢クルーズ」という、今では考えられない豪華客船での国際親善訪問があった。 ロシアのウラジオストックと韓国の釜山を訪問し、10日以上も船の中で参加者が交流するという企画に参加したが、同じ班に千田社長がいらっしゃった。 その時は日本酒には興味のない筆者だったので、特に気にも留めないという罰当たりものだった。 下船してしばらくたってその時のクルーズの同じ班メンバーに「うちの蔵を見学しないか」と言われたのであった。 筆者初の蔵見学。 懐かしくなって声をかけたら「ええ~ 」とそりゃまたびっくりされたよ。 昔の事はほとんど忘れていたけど、蔵で頂いたお酒の味はしっかり覚えていた。 日本酒が好きになったきっかけと言っても過言ではない。 写真もお願いしてしまった。
さ~デザートでも行こうか。
新澤醸造店 超濃厚ヨーグルト酒 リキュール ジャージーヨーグルト、日本酒、 糖類 アル:5~6%
伯楽星無くなってたよ~。 これもおいしい カップを洗ってまた戻る。
平孝酒造 日高見 中取り大吟醸 山田錦使用 精米歩合:40% 日本酒度:+4 酸度1.2 アル:17%
どれもこれも自慢の一品を蔵元さんが持ってきているので、無言になってしまう・・・ そろそろ舌の記憶があいまいになってしまう。
蔵王酒造さんは大吟醸のアイスクリームを用意していた。 ブースの前は長蛇の列。男性の姿も多い。 老若男女よろこぶ、あいすくり~む~! クリームの味がしっかり出ているアイス。 みりんか、日本酒をかけて、と蔵では勧めていた。
山和酒造さんはかつて七ヶ浜でも見学に行った蔵元さん。 妙に二杯目行きたくなるお酒だったなぁ・・・・
山和酒造 山和 純米大吟醸 雫搾り斗瓶取り山田錦40 東北清酒鑑評会出品のお酒。 プロフわかりません・・・あしからずで。 とにかく名前が示す通り、おいしい! てわかるよ。
阿部勘の若旦那は熱心なファンにつかまって歓談中。 女性のための日本酒セミナーでたびたびお目にかかっていた。 月見カフェでよく見るラベルのお酒ではなく、めったに飲めない逸品を頂いた。
阿部勘酒造店 阿部勘 純米大吟醸 原酒 山田錦
これもプロフないです。 原酒でふら~!美味しかった~ 宮城の蔵は以上。
阿部勘さんの隣は山形の出羽桜さん。 そこに「山廃」の文字を目ざとく見つけて頂く。 美酒も良いけど、ホッとする味(山廃だって一つ一つ違うが…)で口中をクリアにする。
出羽桜 山廃 特別純米酒 精米歩合:55% アル:16% 酸度:1.6 日本酒度:+2
毎日飲むなら特純ぐらいがイイね。
阿部勘さんの反対隣は話題の秋田の新政だった。 いろいろお洒落な雑誌にも取り上げられている蔵。 ラベルも洒落ているねぇ~ 頒布会で出しているお酒だそうだ。 上品な味がした。
新政酒造 古式生もと
あきたこまち:100%使用 麹米:40% 掛け米:60% アル:15% 昔ながらの製法で醸した「古式生もと」
終了時間も迫ってきた。最後はやっぱり雄町を使ったのがいい。
南部美人 純米雄町 雄三スペシャル 雄町のお酒ってあまり高くて削らないと聞いているので、旨味が残ってるのが多いのだが、(これも60%) えっ!? 辛い! 甘さを残さない作りのお酒だそうだ。
しかし、この締めが心地よい。 燗酒で頂いた。
精米歩合:60% アル:15-16% 日本酒度:+12(!) 酸度:1.9 プロフ見てびっくり。超and超and超辛口だね。でも思ったより辛くないのはどうしてだろ? 酸度1.9で大分酸味残しているからだろか。 おもしろ~い!
宴も終わり。お酒もだいぶなくなったみたい。 千田社長の中締めで無事終了~! いや~、豪華なイベントでした~。 嬉しい再会もあったし、満足の筆者なのであった。 日本酒バンザイ!
文責:shimainko
2014-10-12 19:55
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