純米酒BAR2014~秋ののん兵衛の祭典? [イベント]

ブログも今回で101号となり、かなりまた更新しないまま時が過ぎ・・・ 「もうやめだんでねぇべが?」 と思っている御購読者の方々、申し訳ないッ! 日本酒もあまり飲んでないことから禁断症状の出始めた筆者である。 ネタがなきゃ(飲めなきゃ)書けぬ![あせあせ(飛び散る汗)]   ・・・・ 酔っぱらいの戯言はこのぐらいにして・・・・

毎年秋になると、宮城では音楽の祭典、仙台定禅寺ジャズストリートフェスティバルが行われる[るんるん] そして日本酒愛好の諸氏には、めざすところは一つ! 錦町公園の一角である。 音楽や屋台も賑やかなのにも脇目もふらず、500円玉を握りしめ、青い看板のあるテントに向かうのだ[ダッシュ(走り出すさま)] 

「純・米・酒・B・a・r」。 500円で3つの宮城の普段飲めない逸品の酒を飲めるとあっては見逃せないではないか。

今年で7年目という息の長いイベントは、普段日本酒を提供する小売店や蔵元ではなく、飲み手が自分たちの愛する宮城の酒を来場者に提供するものである。 なので、蔵元さんもテントの中で提供するのではなく、一般客に交じって列に並ぶという、全国でも珍しいイベントなのだ。 スタッフはすべてボランティア。 みずから愛する宮城の酒をより多くの人に知ってほしい。 酒に対する情熱は並々ならぬものがある。


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テント前には大勢の客の列・・・・ 写真は用意された酒を受け取るところなので、閑散としているわけではない。
参加蔵元23。 これらを1日目・2日目と分けて提供する。 テント脇には簡単なベンチが設けられ、「さ~飲み続けるぞ~!」という覚悟のものにはうってつけの場所である。 ここで初対面の客同士も酒が入るとあら不思議。 まるで10年来の知己のように話に花が咲きまくっている[かわいい]

さて、この2日目の提供酒は17種類。 後から登場する酒もあり、全て飲み干すには朝から晩までいないと不可能である。

筆者も酒瓶の写真を撮らせてもらったがこれがすべてではない。


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テント前の酒瓶オブジェ? 売り切れの札もあり、人気の高さをうかがわせる。

テント内では、客として来場の蔵元も紹介された。 筆者のいた時間帯も、萩野酒造さんから佐藤氏、浦霞の醸造元で宮城県酒造組合長の佐浦氏、女性のための日本酒セミナーでも講師を務められた宮城県産業技術総合センターの橋本氏が来場。 場を盛り上げた。


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後半登場の限定酒、萩の鶴の亀岡ひやおろしをPRする佐藤氏。


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マジシャンのように、手拭いで4合瓶のラッピングの実演をする橋本氏。

さて、お酒じゃ!写真があるものだけ紹介しよう。


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ZAO Inspiration 蔵の華 特別純米酒 (蔵王酒造)
きりっとかつさらりとした喉越し。 あなたはこれを飲んでどんなインスピレーション(直感)を感じるか。 筆者(ホタルイカの燻製ほし~)
蔵の華100%使用。 精米歩合50% アル15~16% 日本酒度+5 酸度1.3 アミノ酸度0.9 
特純でありながらコメを50%も削ってる・・・・ さらっとしているわけである。 蔵王酒蔵の若手社員が企画したとのこと。 にしてはいぶし銀の貫録がある。 きりりと辛い日本酒度はプラスの5


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宮寒梅 純米吟醸 45% ひやおろし (寒梅酒造)
おなじみ宮寒梅の純吟45%。 そして筆者今年初のひやおろし。 夏を越したきれいな味のお酒は旨味を増している。 ウマ~! 美山錦100%使用 精米歩合45% アル:16~17% 日本酒度+3 酸度1.5


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浦霞 蔵の華 芳香辛口純米 (佐浦)
去年その味わい深いうまさにう~んと唸った一品。 辛口だけど、旨味との調和抜群。 塩竈市内の酒屋または仙台では限られたところしか売っていないレアな代物。 蔵の華100%使用 精米歩合65% アル:15~16% 


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金紋両国 特別純米 船尾灯(ともしび) (角星)
今年3月の蔵巡りでお世話になった、角星さんのお酒。 さんまやイカとあう、漁師町らしいお酒。 蔵で試飲も何度も試飲(とはいわないねぇ・・・) のテーブルを回ったのであった。 一緒に試飲した方からは、「クラッシックな味」 でも癖になる。 そ~でしょ~!  精米歩合:60% アル:15.5% 日本酒度+3 酸度:1.3

他に3回目の列に並ぼうとして売り切れた酒。 飲みたかった~!



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勝山 献 純米吟醸 (勝山酒造)
これは甘辛のバランスとれておいしい! と記憶していたお酒。 たしか女性のための日本酒セミナーでも登場した・・・かな? (忘れた) 山田錦100%使用 精米歩合50% アル:16% 旨口がこんなにおいしいとはと感動したお酒。

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澤乃泉 純米大吟醸 つや姫100% (石越醸造)
あ~これ飲んでみたかった!! 大吟醸だもの特別な味がするっちゃね~! つや姫とはお隣山形のお米。使っているのはしかし、宮城産のつや姫。 精米歩合50% アル:15~16% 売り切れて猫も泣いている…

あと 筆者試飲のお酒は・・・・真鶴 山廃辛口 特別純米酒 (田中酒造店) 山廃らしくないフルーティな旨味。癖になる。 +7でも全然辛さを感じない。 蔵の華100%使用 精米歩合:60% アル15~16% 日本酒度:+7 酸度:1.5

萩の鶴 特別純米 (萩野酒造) あ~うまい! つまみがいらないような旨味の酒はつい飲みすぎてしまうので、危険だ~。 美山錦使用 アル:15% 精米歩合:60%

萩の鶴 亀岡 ひやおろし 中取り純米吟醸 (萩野酒造)
ひやおろしをもう一つ頂いた。 ちょうど特純の切り替えで萩の鶴の佐藤専務も紹介していた亀岡。 仙台市のとある酒屋さんのプライベートブランド。 そりゃ~一番おいしい「中取り」だもん,おいし~さ~! 中取りとはお酒を搾る工程で中ほどの一番品質の安定したところである。 


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さて、純米酒BARでは列に並んだお客の番号が切りのいい数字でパンパカパ~ン[ぴかぴか(新しい)] と祝福を受ける。 にこちゃんマークのお猪口のうれしいプレゼント。 なんと筆者のところで当たってしまったので、何が何だかわからなくて、ぼけ~っと間抜け面で記念写真を撮られた筆者である。 何を勘違いしたか、お酒もう一杯もらえるのかと若きスタッフ嬢を大いに困惑させた(^_^;) その節は失礼しました!

スコールがつきものの純米酒BAR。ことしも突然ざ~っと来てしまった[雨] 強者どもはそれでも酒を飲み続ける。 そして、真摯なまでに宮城の酒を愛し知名度を上げようと努力している宮城純米酒サポーターズ倶楽部(筆者もだった)に乾杯!

文責:shimainko






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