秋の酒はまったり・・・月見カフェ2012レポート [イベント]

 今年は尋常ではない夏がいつまでも居座り、このまま秋がやってこないのかと思ったら、ちゃんと月見カフェには秋らしい寒ーい風が吹きました…寒すぎる!! 

 1日目、同時開催の塩竈神社の「神々の月灯り」は悪天候のため中止になりました[もうやだ~(悲しい顔)] さて、「花より団子」のお客がどれだけ亀井邸を訪れてくれるでしょうか・・・・

 そこは、ここ近年の定番となりつつある、「月見カフェ」[満月] 初日は、70名ほどのお客様にカフェを訪れていただきました。\(^o^)/ 

 主役の3蔵元の一ノ蔵・浦霞・阿部勘も準備OK!
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 正式名称、旧亀井邸は宮城の方なら誰でも知っている(?)総合商社カメイの創業者の方の生家であり、大正時代の建築様式を色濃く反映した雰囲気ピッタリの場所です。 現在は管理を塩竃のNPO団体に任せており、観光客の目を楽しませています。 亀井邸に関してはコチラをクリックしていただくと詳しい情報がわかります。 カフェ開館時は昭和初期の塩竃の町の様子を再現したジオラマが飾られていました。 当時を知る人には懐かしいでしょう。
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中庭のライトアップも情緒豊か。

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 また、お酒を楽しむだけではなく草月流の素晴らしい秋らしい生け花や、一ノ蔵ひやおろしのラベルを作成した一関恵美先生の作品も展示されて、訪れた人々の目を楽しませていました。
 
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 1日目の目玉は、地元塩竃で活躍するアサノタケフミさんとasariさんによる、ライブ「塩竃酒場」。 演奏は2回行われ、オリジナル曲を中心として場所を変えてまるで流しの歌い手さんのごとく、観客を沸かせてました。 ”しおが~まざぁ~くぅらぁ~♪”-抒情的なasariさんの「塩竃桜」は皆さんの胸を打ったことでしょう。
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 2日目は、前日の寒さが嘘のように台風[台風]が近づいている影響で蒸し暑く、夏の再来のような暑さでした。 お天気も昼間は快晴[晴れ] 夜は見てませんがきれいなお月様が顔を出していたそうです。[満月] 

 塩竃神社の月灯りイベントも開催、カフェ閉店まで多くのお客様が亀井邸に立ち寄りました。 まだ集計はしてないので正確な数字は不明ですが、 少なくとも前日の3~4倍の人出だったかと思います。

和装のお客様もちらほら、月見にふさわしいですね。

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 私もお酒のイベントにふさわしく(?) 宮城の日本酒のロゴで埋め尽くされたT-シャツを着用しました。
こちら1日目

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2日目

酒T-シャツ.jpg
 

 これらのTシャツは同じ月に仙台で行われる純米酒BARで売られています。 去年のTシャツ(紺色)の方がロゴもはっきりして好評でした。 白のシャツを見て、月見スタッフの主婦の方いわく、「じーちゃっけくて、はっきりわがんねな(訳:字が小さくてはっきりしないね)」 さて、月見カフェ登場の3蔵元のロゴはどこに書いているでしょう?

 今回のお酒は「ひやおろし」がメイン。 ここで、ひやおろしについてちょっと豆知識。 通常日本酒は瓶詰の前に1回と出荷前にもう1回低温加熱殺菌を行います。 ひやおろしは2回目の「火入れ」(加熱殺菌)を行わず、外気温が下がる秋まで大切に貯蔵したお酒です。 火入れが1回のためフルーティな味を残しつつ、熟成した柔らかい味も楽しめる、秋ならではのお酒なのです。

 月見カフェのための特製ラベルで化粧した一ノ蔵から紹介。 日本酒セミナーで味を見たときの感想です。 精米歩合55%とは思えないお米の味がよく出たホッとする味。 旨味が増していますわ。[わーい(嬉しい顔)] 一関恵美さんの手によるモノクローム主体の「秋月」の美しいこと。 会場ではいわゆる「ジャケ買い」の方も多かったです。 ササニシキ、蔵の華使用、アルコール度数16~16.9% 日本酒度+1~+3、酸度1.4~1.6
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 次なるお酒は塩竃では根強い人気の浦霞。 共催の熊久酒店さんいわく、飲んだ人80%がうまいという万人向けの酒、だそうです。 初心者さんには向いているかも。 燗酒にしたらまた味が変わるかしら?
ササニシキ使用 精米歩合60% アル16~17% 日本酒度+2 酸度1.5
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 話題をさらった、阿部勘の於茂多加(おもたか)。 通常市販は純米吟醸の秋あがり。 ところが、阿部勘さんは月見カフェのために特別純米酒を醸してくれました。 当然、カフェと熊久酒店さんでしか味見できません。 すごい!!  ラベルもきれい~[黒ハート] 純吟より精米歩合を5%落とした60% 山田錦使用。アル15~16% 3つのお酒の中で一番軽い。 これも不思議。 もっとも、純米吟醸をのんでないから比べようがないけれど。 来場の我が愛好会のH先生も、「こいづ、うまい!」と唸ってるし。 来場のお客様も「限定」に惹かれてオーダーした方も多かったです。 お燗にすると奥深い味わいだそうです。
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 カフェには久しぶりに会う友人も訪れ、お酒好きなもの同士テーブル越しに話し込んでる方もいましたねぇ(^^)
お酒は人間関係の潤滑油。 お月様を眺めながら楽しいひと時をすごせた場ではなかったでしょうか[わーい(嬉しい顔)]

 最後に、来場してくれた我が愛好会会員の方々、久しぶりに会えた友人のTさん、Fさん。 パソコン教室の生徒の方々、塩竈市内外のお客様、一緒に働いたスタッフの皆さんに「ありがとう」とこの場でお礼を申し上げます。 文責:shimainko          
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