愛好会蔵めぐりツアーその2 宮城後編 [旅行記]
道路をひた走る、一行のバス。 次の金の井酒造のお約束時間は午後3時。 愛好会の名運転手H氏の安全運転によって、時間より30分早く栗原市一迫町内へ入ることができました。
前回のブログで「登米市」と書きましたが、ご指摘を受け訂正です。すみません! 筆者の地理オンチを平にご容赦を
先に一ノ蔵の金龍蔵を回ろう、ということで金の井さんには約束時間を3時半にずらしていただくことに…再度すみません…
一ノ蔵金龍蔵は昔ながらの建物が敷地内に点在する、どこか懐かしい雰囲気…
昨年一ノ蔵を退職された先生も、「懐かしい」を連発していました。
これなんか、「まんが日本昔話」に出てきそうなお蔵でしょ?
仕込み蔵の入口で金龍蔵の杜氏の照井氏、本社蔵杜氏の門脇氏がお出迎え。
照井さんは「おじいちゃん」のような穏やかな口調で、醸すお酒もお人柄を表すのだろうなぁ・・と勝手に想像してました(^^)
短い時間でしたが蔵の中を丁寧に案内して頂けました
水に漬けられた(浸漬)お米。 真珠のようにきれい。
浦霞でも見た泡もこもこの醪。 張り紙に11月18日の文字。 ということは6日目? お酒は金龍になります。
麹室の中にも案内されて、おふとんがかけられた麹。温度計は30度。
手間暇をかけたお仕事から金龍のような銘酒が生まれるのですね~
最期に売店で試飲&お買いもの。 江戸時代の店先のようなたたずまいの建物。 いい雰囲気じゃぁありませんか~
試飲の金龍(写真がなくてスミマセン)純米吟醸。どこかほのかな甘さが感じられて、ウマ~イ
本社蔵のとはまた違う味わいです。 もう一つは「栗原の米で仕込んだ特別純米酒」お土産に買ったのでプロフィールは下記に。 飲みあきないお味。
なごりおしつつ、時間が迫る! 最期の目的地「綿屋」醸造元、金の井酒造へ! といっても、徒歩5分ほどの近さ! ご近所さんだわ(・_・;)
蔵の駐車場ではセミナーでもお世話になった、関東氏がお出迎えしてくれました。
栗原市は実は昨年の震災では震度7を記録したところ。 あちこちといたんだ蔵が痛々しい・・・ きけば、あの揺れを経験してからというもの、震度3くらいでは何ともなくなったとのこと。 確かに、津波を経験した私達七ヶ浜の人たちも3の揺れでは「あら、地震?」てなもんですわ。
綿屋さんのお酒造りは小さいながらもバリエーションが豊か。
木蓋を開けるとフルーツのような芳香。 いいにほひ
綿屋さんではタンクに貯蔵せず、瓶詰したものを火入れして冷蔵庫に貯蔵するそうです。 こちら冷蔵庫の一つ。 地震で崩れなかったのか不思議でしたが、当時は天井までお酒がぎっしり入ってたので、1本も割れずに済んだとか。
2階に案内された先に待っていたものは…
きゃ~!!
すごいすごい!! 一同またまた驚愕の声。 瓶にお酒のプロフの紙を貼っただけのそっけなさが逆に「これはうまいぞ!」と言っているようではありませんか!
いや~何から手つけよう? 傍らでは、またまたお預けを食らった運転手H氏が恨めしげな顔をしておりました
では、試飲お酒のリスト。
1.特別純米山田錦65%精米 アル15.4% 日本酒度+2
2.特別純米山田錦60%精米 アル15.4% 日本酒度+9
3.特別純米 院伝ひとめぼれ55%精米 アル15.5% 日本酒度+3
4.特別純米美山錦55%精米 アル15.5% 日本酒度+6
5.特別純米門伝ひとめぼれ55%精米 アル15.4% 日本酒度+3
6.純米吟醸山田錦55%精米 アル15.5% 日本酒度+4
7.純米吟醸雄町55%精米 アル15.4% 日本酒度+5
8.純米吟醸佐藤農場産山田錦55% アル15.5% 日本酒度+4
9.純米大吟醸雄町50%精米 アル15.5% 日本酒度+1.5
10.純米大吟醸美山錦40%精米 アル16.5% 日本酒度+3.5
11.純米大吟醸黒澤米山田錦45%精米 アル15.5% 日本酒度-0.5
12.アペリティフ純米酒 ひとめぼれ55%精米 アル8.4% 日本酒度-52 -日本酒セミナーでも一部の人が飲んだ隠し酒。
こんなに立て続けにいいお酒飲んだら、口が肥えてしょ~がない! 綿屋さんのお酒はとても繊細で、他銘柄と比べるとあまり目立たないのだけれど、やさしいお味で私、ファンになりました!
宮城県は純米酒の比率が高く、結構県内のいろんなところでおいしいお酒が手に入りやすいので、ぜひ宮城のお酒楽しんでくださいね
綿屋さんを後にして、一路七ヶ浜へ― なんとか、レンタカーの返却時間には間に合ったようです。 2日間大好きなお酒にお預けくらった運転手のH氏本当にありがとう 的確な解説で会員を奥深い日本酒の未知へ案内してくれた浅沼先生、単身赴任の中、旅程の段取りを取ってくれた事務局長のK氏お二人にもふかくお礼申し上げます。
日本酒バンザイ!宮城バンザイ!
最期に私の戦利品。 半分以上はお土産用。 たくさんの人にこのおいしさをわかってほしいので。
左から:特別純米酒月の輪(岩手県産ぎんおとめ55%精米 アル15% 日本酒度+1) 月の輪もちっ娘(ヒメノモチ90%精米 アル15% 日本酒度-9) 綿屋純米吟醸雄町55(岡山県産雄町55%精米 アル15-16% 日本酒度+5) 特別純米酒綿屋黒(一迫産トヨニシキ55%精米 アル15-16% 日本酒度+4) 栗原の米で仕込んだ特別純米酒一ノ蔵金龍蔵仕込(ひとめぼれ60%精米 アル15-16%) 純米酒月の輪旨辛火入れ原酒(精米歩合65% アル18% 日本酒度+10) あさ開蔵出しブルーベリーそらへ(純米酒+ブルーベリー果汁 アル5-6%) あさ開純米大辛口水神(精米歩合70% アル16-17% 日本酒度+10)
月の輪の特純本日開封。 うっすら黄みがかったお酒。 何とも言えない旨味がありました♪
訪問した一ノ蔵金龍についてはこちらをクリック。
綿屋こと金の井酒造さんはHPありません。 あしからずです。
文責:shimainko
前回のブログで「登米市」と書きましたが、ご指摘を受け訂正です。すみません! 筆者の地理オンチを平にご容赦を
先に一ノ蔵の金龍蔵を回ろう、ということで金の井さんには約束時間を3時半にずらしていただくことに…再度すみません…
一ノ蔵金龍蔵は昔ながらの建物が敷地内に点在する、どこか懐かしい雰囲気…
昨年一ノ蔵を退職された先生も、「懐かしい」を連発していました。
これなんか、「まんが日本昔話」に出てきそうなお蔵でしょ?
仕込み蔵の入口で金龍蔵の杜氏の照井氏、本社蔵杜氏の門脇氏がお出迎え。
照井さんは「おじいちゃん」のような穏やかな口調で、醸すお酒もお人柄を表すのだろうなぁ・・と勝手に想像してました(^^)
短い時間でしたが蔵の中を丁寧に案内して頂けました
水に漬けられた(浸漬)お米。 真珠のようにきれい。
何とも言えないいい香りの醪。
浦霞でも見た泡もこもこの醪。 張り紙に11月18日の文字。 ということは6日目? お酒は金龍になります。
麹室の中にも案内されて、おふとんがかけられた麹。温度計は30度。
手間暇をかけたお仕事から金龍のような銘酒が生まれるのですね~
最期に売店で試飲&お買いもの。 江戸時代の店先のようなたたずまいの建物。 いい雰囲気じゃぁありませんか~
試飲の金龍(写真がなくてスミマセン)純米吟醸。どこかほのかな甘さが感じられて、ウマ~イ
本社蔵のとはまた違う味わいです。 もう一つは「栗原の米で仕込んだ特別純米酒」お土産に買ったのでプロフィールは下記に。 飲みあきないお味。
なごりおしつつ、時間が迫る! 最期の目的地「綿屋」醸造元、金の井酒造へ! といっても、徒歩5分ほどの近さ! ご近所さんだわ(・_・;)
蔵の駐車場ではセミナーでもお世話になった、関東氏がお出迎えしてくれました。
栗原市は実は昨年の震災では震度7を記録したところ。 あちこちといたんだ蔵が痛々しい・・・ きけば、あの揺れを経験してからというもの、震度3くらいでは何ともなくなったとのこと。 確かに、津波を経験した私達七ヶ浜の人たちも3の揺れでは「あら、地震?」てなもんですわ。
綿屋さんのお酒造りは小さいながらもバリエーションが豊か。
木蓋を開けるとフルーツのような芳香。 いいにほひ
まるでパンだねみたい。
大吟醸などの高級酒を発酵させる部屋。
綿屋さんではタンクに貯蔵せず、瓶詰したものを火入れして冷蔵庫に貯蔵するそうです。 こちら冷蔵庫の一つ。 地震で崩れなかったのか不思議でしたが、当時は天井までお酒がぎっしり入ってたので、1本も割れずに済んだとか。
2階に案内された先に待っていたものは…
きゃ~!!
すごいすごい!! 一同またまた驚愕の声。 瓶にお酒のプロフの紙を貼っただけのそっけなさが逆に「これはうまいぞ!」と言っているようではありませんか!
いや~何から手つけよう? 傍らでは、またまたお預けを食らった運転手H氏が恨めしげな顔をしておりました
では、試飲お酒のリスト。
1.特別純米山田錦65%精米 アル15.4% 日本酒度+2
2.特別純米山田錦60%精米 アル15.4% 日本酒度+9
3.特別純米 院伝ひとめぼれ55%精米 アル15.5% 日本酒度+3
4.特別純米美山錦55%精米 アル15.5% 日本酒度+6
5.特別純米門伝ひとめぼれ55%精米 アル15.4% 日本酒度+3
6.純米吟醸山田錦55%精米 アル15.5% 日本酒度+4
7.純米吟醸雄町55%精米 アル15.4% 日本酒度+5
8.純米吟醸佐藤農場産山田錦55% アル15.5% 日本酒度+4
9.純米大吟醸雄町50%精米 アル15.5% 日本酒度+1.5
10.純米大吟醸美山錦40%精米 アル16.5% 日本酒度+3.5
11.純米大吟醸黒澤米山田錦45%精米 アル15.5% 日本酒度-0.5
12.アペリティフ純米酒 ひとめぼれ55%精米 アル8.4% 日本酒度-52 -日本酒セミナーでも一部の人が飲んだ隠し酒。
こんなに立て続けにいいお酒飲んだら、口が肥えてしょ~がない! 綿屋さんのお酒はとても繊細で、他銘柄と比べるとあまり目立たないのだけれど、やさしいお味で私、ファンになりました!
宮城県は純米酒の比率が高く、結構県内のいろんなところでおいしいお酒が手に入りやすいので、ぜひ宮城のお酒楽しんでくださいね
綿屋さんを後にして、一路七ヶ浜へ― なんとか、レンタカーの返却時間には間に合ったようです。 2日間大好きなお酒にお預けくらった運転手のH氏本当にありがとう 的確な解説で会員を奥深い日本酒の未知へ案内してくれた浅沼先生、単身赴任の中、旅程の段取りを取ってくれた事務局長のK氏お二人にもふかくお礼申し上げます。
日本酒バンザイ!宮城バンザイ!
最期に私の戦利品。 半分以上はお土産用。 たくさんの人にこのおいしさをわかってほしいので。
左から:特別純米酒月の輪(岩手県産ぎんおとめ55%精米 アル15% 日本酒度+1) 月の輪もちっ娘(ヒメノモチ90%精米 アル15% 日本酒度-9) 綿屋純米吟醸雄町55(岡山県産雄町55%精米 アル15-16% 日本酒度+5) 特別純米酒綿屋黒(一迫産トヨニシキ55%精米 アル15-16% 日本酒度+4) 栗原の米で仕込んだ特別純米酒一ノ蔵金龍蔵仕込(ひとめぼれ60%精米 アル15-16%) 純米酒月の輪旨辛火入れ原酒(精米歩合65% アル18% 日本酒度+10) あさ開蔵出しブルーベリーそらへ(純米酒+ブルーベリー果汁 アル5-6%) あさ開純米大辛口水神(精米歩合70% アル16-17% 日本酒度+10)
月の輪の特純本日開封。 うっすら黄みがかったお酒。 何とも言えない旨味がありました♪
訪問した一ノ蔵金龍についてはこちらをクリック。
綿屋こと金の井酒造さんはHPありません。 あしからずです。
文責:shimainko
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