ささのはさらさら 七夕酒+塩竈祭りの季節への巻 [日本酒]

♪さ~さ~の~は~さ~らさら~♪ 突然歌で始まり失礼。 何ともメルヘンチックな名前を持つこのお酒、先日予約した浦霞の「厳選初呑み切り酒」のことを調べていたらこの名前にたどり着いた。

「ささのはさらさら 七夕酒」は日本名門酒会主催で蔵元の一大行事として行われる「初呑み切り」を七夕限定酒として、日本名門酒会加盟の店でしか買うことができない酒である。

さて、では「呑み切り」とは?  タンクで貯蔵したお酒を抜き取り、品質チェックを行う行事である。 タンクの呑み口を切る(開く)ことからこう呼ばれた。 その年初めての「呑み切り」は5月末から6月に行われここでの評価がその後出荷するお酒に大いに影響するという、蔵にとっては気をつかう行事である。 酒のプロたちによって七夕頃に程よく熟して美味しくなるお酒のタンクを厳選した一品。 本当に超限定品だ~! 今年浦霞は「初呑み切り」に初参加。
(以上、日本名門酒会サイトから抜粋した情報をまとめたもの。詳しくはブログ最後の名前をクリックされたし。)
値段も1575円というとてもリーズナブルなものである。 このお酒の存在は愛好会で毎年一ノ蔵の立春初搾りで大変お世話になっている、塩竈市の佐精さんから知らされた。 塩竈でただ一つの日本名門酒会加盟店である。

「蔵元で一番旨い酒を選んで参ります!」(初呑み切り」チラシより) いや~! 選んでもらおうじゃありませんか!![わーい(嬉しい顔)]

発売解禁の7月4日、仕事帰りの遅い時間にもかかわらず予約した日よりも前に取りに行ってしまった。塩竈の繁華街、尾島町の中にあるお店の前をお化粧をきれいに施したおねえさんがさっそうと歩いていた。[ぴかぴか(新しい)] 

翌日開封~。 浦霞らしい上品な香り。 日本酒度は結構高いから超辛口と思いきや、飲みやすさにびっくり[exclamation]
当日は七ヶ浜産アサリの味噌汁、たこの刺身、野菜炒めと一緒に楽しんだ。 
DSC_0007.jpg

魚貝と一緒だと旨味が感じられて美味しい! 野菜炒めを食べると辛い。 やはり+8の成せる味だ。(宮城酒造好適米蔵の華使用 精米歩合65% 日本酒度+8 アル17.5% 酸度1.7)

その週は塩釜港で本マグロの初水揚げがあった。 知り合いから仲卸で魚屋をしている方からお裾分け。 ―本マグロのほし(心臓)。 初めはその余りにもグロテスクな恰好に思わず身を引いた。[がく~(落胆した顔)] (ごめんなさい、マグロさん) さ~どうやって頂こう… レシピをいろいろ調べ、まずはスライスして血抜きをすることにした。 漬け汁は浦霞初呑み切り酒、醤油、しょうが汁を同量。 みりん、砂糖少々に30分漬けこんだ。 あとはグリルで焼くだけ。 生姜・酒の効果か全く臭みがない。 見た目はレバーのようなのだが、レバーより食べやすい(と思う。 レバーは食べないのでわからん) 心臓によさそうだなこれは!
DSC_0014.jpg


心臓を漬け込んでる間、塩竈の本町にある、御釜神社に行ってみた。 当日は藻塩焼き神事の最終日。 藻塩焼き神事は鹽竃神社の末社であり、例祭に先立って古来の方法にのっとって3日かけて行われる神事であり、宮城県の無形民俗文化財に指定されている。 藻塩造りに使われる海草のホンダワラは七ヶ浜の花渕浜沖で採取されるので、七ヶ浜と神社の深いつながりが見て取れる。 (毎年御座船が来てるしね[るんるん]
最終日のこの日は報道陣も詰めかけ、神事をおごそかに見守っていた。
DSC_0009.jpg


塩竈は来週みなと祭という一大イベントにむけて着々と準備中である。 7月からお盆前までは東北は祭り一色に染まる。 皆さんもぜひ短い夏の東北を満喫してもらいたい。

最後にささのはさらさら七夕酒についての情報、塩竈の藻塩神事についての情報は下記の名前をクリックされたし。
日本名門酒会
志波彦神社・鹽竃神社

文責:shimainko
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。